サントン人形の作りかた

 とても時間のかかる手作業でサントンは作られてゆきます。したがって、特に顔の部分は同じ種類でも微妙に表情が異なります。その製作過程を大雑把にご紹介します。

 − 最初に粘土でモデルを作り、型を取ります。
 − プロヴァンスで採れる赤茶けた粘土を型に入れて圧縮し、しばらく置いてから取り出します。
 − 型から取り出したサントンの縁に出ているバリ(余計なはみ出し)をヘラで削ぎ取ってゆきます。
 − 形が整ったら釜で約1000℃の温度で焼きます。
 − 焼き終えたら、油絵の具で一体一体に色つけします。
 − 布の洋服が必要な場合は別途洋服を作って着せます。


粘土をこんな型に入れます。

型から取り出したサントンのバリを取って整形します。

こんな窯に入れて焼きます(Foque氏の工房)(1999.8)

こんなふうに焼き上がる(これはFoque氏の代表作)(1999.8)

焼き終わったサントンに色を付けてゆきます。(これは洋服を着せる種類なので体には特に色をつけません。)

絵付けの場所(Foque氏の工房)(1999.8)


一体、一体、丁寧に色をつけてゆきます。

有名なサントン職人(FOUQUE夫妻)