VILLAGE DES BORIES
ボリーの村
<概要>

 その辺の地面から出てくるメタルグレーの石版。これを積み上げただけの建物がボリーというものです。この辺りの斜面に時々見かけます。古くは鉄器時代から造られ、18世紀頃まで続いたらしいのですが、その起源や利用目的は未だによく分からないそうです。ローマ人などに支配された華麗な都市文化とは異なる、記録のない土着の庶民文化なのでしょうね。

 ゴルドの近くにあるボリーの村は200〜300年前のボリーを20軒ほど集めて有料で公開している場所です。2階建てのボリー等、十分住めそうな建物があります。

 一方、リュベロン山やヴォークリューズ山地の畑の横で利用されていたり、あるいは放置されていたり、朽ち果てたりしているボリーを時々見かけます。たいていはドーム状の小さな小屋で、中には農機具が置いてあったり、空っぽだったり、煮炊きした跡があったり様々です。何に使っているんでしょうね。


ボリーの村<bories-a01>


リュベロン山中で放置されたボリー<bories-a03>


ボニュー近郊での朽ち果てたボリー<bories-a03>