CARPENTRAS
カルパントラ
<概要>

 紀元前数世紀から農産物の集荷都市として栄え、中世には司教座所在地として栄えた町です。人口約2万5千人のこの町の中心には旧サン・シフラン大聖堂(ANCIENNE CATHEDRALE ST-SIFFREIN)があり、南フランスのゴシック様式の代表例として有名です。

 この辺りでは多様な薬草が採れ、いわゆる中国の漢方薬のように薬草を調合した薬が使われていましたが、それを調合する賢者は逆に呪術使いのように恐れられたとも言われています。化学薬品を利用する近代薬学の発達とともに薬草は利用されなくなったとのことですが、大聖堂の図書室には薬草調合に関する膨大な資料が残されているそうです。ただし、それらを読解できる人はもう既にいないそうです。もしかしたら、カルパントラ名物のミントキャンデイも何かの薬草だったのかも知れません。