一宮の春 〜138タワー〜

〜2002年3月30日〜


 一宮でお花見と言えば,2000年に行った大江川沿いが一番?かと思いますが,他にも結構スポットがあったりします。私が知らないだけかもしれませんけどね,結構あるんじゃないかなぁ〜と。そんな中で,大江川の次に知ったお花見スポットが「138タワー」です。この「138タワー」というのは一宮のシンボルみたいなもので,一宮の北,岐阜県との県境にある木曽川のほとりに建っているタワーです。ご察しの通り,この“138”ってのは“いちのみや”を表しておりまして(すなわち寒いシャレです),この138タワーは「いちのみやタワー」ではなく,「いちさんはちタワー」と呼ぶそうな,確か・・・(違ってたら誰か指摘してください)。

 前置きは長くなりましたが,今回はその138タワーへお花見に行きました。138タワー自体は秋にコスモスを見に一度行ったことがあります。でも春と秋とでは全然雰囲気が違うようで,ちょっと楽しみにしてました。

 我が家から車で15分くらいでしょうかね。一度行った所なんで,別に迷うことなく行けました。そしたら,駐車場は車・車・車。やっぱり一宮有数のお花見スポットだけあって訪れる人は多いようです。
 で,車を降りて早速桜の木を探して歩きました。そしたらこの景色!(下の写真)

なかなか画になるでしょ?

桜の間から138タワー

 へぇ〜,こうして見るとなかなか良いもんですね。138タワーの形も結構変わっていますが,桜の木を通して見ると,いつものタワーとはちょっと装いが違うみたいに見えます。タワーの周辺には木曽川沿いに桜の木が並木のように並んでいて,お花見スポットらしくなっています。全ての桜の木からこんな風にタワーが見れるって訳ではなくて,このアングルは数少ないものです。この風景を絵に描いている人もいました。そうそう,こういうアングルを絵はがきにして売っている店をたまに見かけますね。そんでもって,一宮の広報にも写真が載ることしばしばあります。

絶好のお花見日和でした

こんな乱れ咲きも

 タワーへはお金を払って上の展望フロアへ行くことが出来ます。前回秋に行ったときは展望フロアへ行きました。今回はタワーの中に入るのはやめて,周りを散策することにしました。周りを散策するのは初めてなんですよね〜。土手の上をぼちぼち歩いていくと,至る所にお花見客がいます。寝転がっている人もいれば,焼き肉焼いているグループもいました。民謡踊っている老人会みたいなのもいました。どこにでもいるお花見のシーンですね。写真にあるように土手の上は道路なんですけど,路駐の嵐でした。そんなに道幅は広くないのですが,そんなのお構いなしです。おかげで,通行する車はノロノロ渋滞してました。こっちも散策するに危ないことこの上ありません。
 仕方ないんで,タイミングを見計らって土手から下へ降りてみました。河川敷なんですが,木曽川はまだずーっと向こうで,ここから川を見ることは出来ません。お花見客の大群を縫うように歩きました。所々で桜の木の大群と言いますか何本か密集している所がありまして,乱れ咲いてました。

 そんなこんなで,よくあるお花見でしたが,逆にこういう当たり前の光景の方がほっとすると言うか安心するのは何なんでしょうね。私だけの感覚なのかな・・・。


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