奈良散策

〜長谷寺 編(2000.6.10)〜


 京都散策に続いて奈良散策もホームページ化してしまいました。奈良と言えば・・・,これまたまともに行ったのって高校の修学旅行以来ですかねー。あ,そういえば大学時代に法隆寺へ行った記憶があるなぁ〜。いずれにせよほとんど記憶がないほど昔のことです。
 んな訳で,今回,改めてこれから奈良散策を楽しみましょう!ということでこのホームページを更新し続けていけたらと思ってます。とりあえず第一弾は長谷寺です。

 長谷寺へは勿論まだ一度も行ったことがありません。コトの発端はと言うと,梅雨に入って梅雨でも楽しめるようなものは無いものか・・・。う〜む,梅雨と言えば紫陽花。そうだ,紫陽花を見に行こう(^o^)/ という至って安直な考えに基づいたものなんです(^o^;; そして,紫陽花は日本全国に咲いていると思われますが,紫陽花の雰囲気を充分に味わえるような場所はと考えて,考えついたのが奈良県長谷寺。先に書いたようにまだ一度も行ったことのないお寺なんですが,「紫陽花が有名らしい」との噂を聞き(^^;; 「よし,それなら紫陽花を情緒たっぷりに楽しむには長谷寺が一番だっ!」と勝手に思いこむようになり,今回行くことになったんです。

 京都からひたすら南下すること?時間・・・。2〜3時間くらいかかったような・・・。道中特に迷うことも無く,お目当ての長谷寺にたどり着きました。長谷寺には何の根拠もない先入観があったんです。斜面のない平地に小さなお寺と庭がポツンとあって,小さな庭一面に紫陽花が咲いている・・・。紫陽花に囲まれた参道を歩くと,突き当たりに本堂がある・・・。これって鎌倉の長谷寺のイメージが焼き付いているんかなぁ〜。鎌倉の長谷寺に紫陽花があったかどうかは定かじゃないんですが,一度行ったことがありますし,規模としてはその想像にあるようなものだったかな。
 でも行ってみてビックリ。まず長谷寺に近づくにつれて山々が見えてきて,その内の一つの山を登るように道を上がっていって,長谷寺に到着しました。あー,どこかで見たことがあると思ったら,山形にある山寺みたいなもんだな〜。

山門です

 山門に行くまでに早くも階段攻撃(^o^;; 木々が青々として,新緑・・・というには時期が遅いですが,そんな感じで気持ちが癒やされますな(^-^) ちなみに山門前に料金所があって・・・ってことでここは有料でした(^o^;;

山門を抜けるとそこには長い階段が・・・

結構長いです

 料金がいくらだったか忘れちゃいましたが,山門をくぐるといきなり目の前に現れたのがこの階段! 屋根が付いているんですが,その長さが半端ではありません! とはいえそんなに急な階段ではありませんので疲れる程ではありません。なかなか見事でしたよ。
 道中,所々に設置されているスピーカーから案内のテープが流れていたんですが・・・,まぁ観光地ですから仕方ないんでしょうねぇ。

上から見下ろすとこんな感じになります

 この階段をひたすら登って,やっとゴールが見えてきたかと思ったら,更にその上まで階段があって・・・。とまぁ登った登った,よく登りました(^^;; やっと山の頂上と言いますか,本堂とおぼしき建物が見える所にたどり着きました。

見えてるもの全て長谷寺ファミリーです!

 本堂から下を見下ろすと・・・,さすが,これだけ登っただけあって結構高いとこまで来たもんだ! 修行するにはもってこい!てな環境ですね(^^;; 夏真っ盛りになると蝉の鳴き声がすごいんでしょうね。まさに一句詠みたくなる山寺と同じ風景が広がってました。
 さて,本堂でお参りしたらあとは下りるだけかな・・・と思いきや,これまた私の先入観が大間違いであるってことに気づきました。長谷寺って本堂だけじゃないんですねっ! 周りを見渡すとあるわあるわ,色んな建物が! 地図を見るとこれまた広いんですねー,敷地が。ですんで,登ってきたときとは別のルートを通りながら下っていくことにしました。周りを見ると・・・ありますねぇ〜,紫陽花の木が。しかーし,何かが違う! そうです,紫陽花の木がみんなまだ緑なんですよ〜。花が咲いてないんです(;o;) うわぁー,梅雨に入ったから紫陽花の花はバリバリに咲いているのかと思っていたのにぃ〜っ(ToT) 時期尚早のようでした・・・。

うぅっ,咲いてない・・・

かろうじて咲いているのがありました

 でもかろうじて咲いているのが一つ二つ・・・ありましたのですかさずデジカメでパチリ。

 あ〜,狂喜乱舞咲き乱れている紫陽花の姿を想像していただけにガッカリでした。今度は6月下旬に行くことにしよう・・・。