［検討］
（京成杯オータムハンデキャップ）
秋競馬がスタートしてすぐにやってくるのがこのレース。マイルチャンピオンシップへの登竜門京成杯オータムハンデキャップ，そして今年からスプリンターズステークスが１０月に繰り上がったことによって益々前哨戦としての意味合いが強まったセントウルステークス。どちらも短い距離を得意とする馬が集まってます。
［検討］
まずは中山のレースから。セントウルステークスに比べちょっと出走メンバーが寂しいかな。そのなかで一際光って見えるのがやはりシンボリインディでしょうねぇ。久しく勝っていないけどＮＨＫマイルカップを勝っているＧ１馬ですからね。実力はあるはずです。なんとかここで復活してもらいたいもんです。
相手は色々といますけど，関屋記念２着のリワードニンファ。夏の好調を持続できれば良い線いくと思いますよ。同じく関屋記念５着のトロットスター。こちらは関屋記念云々というよりも安田記念５着というのがポイントですね。この馬も実力はあるはずです。あと怖い存在がハイフレンドコードかな。１着を争う存在まではいかないにせよ阪神牝馬特別を勝ってますんで軽視は禁物です。ひょっとしたら２着争いに絡んでくるかもしれません。
［レース］
（京成杯オータムハンデキャップ）
レースです。短距離のスタートは，ちょっとの出遅れが命取りになりますからすごい速いですよね。スポーンと鉄砲玉のように出ていきます。そんなかで絶妙のスタートを切ったのがヴァイタルトラック。でも先頭に出たのはエイシンキャメロン，ハイフレンドコード，サンライズタイガーでこれまた予定通りの展開です。マイネルマックスが一頭取り残された形になってましたが他は全馬一団と言って良いでしょう。展開次第で何が来てもおかしくありません。
そうこうしているうちに４コーナーをまわって直線へ入りました。エイシンキャメロンが粘っていますが最後の最後でやってきたのがトロットスター。このままゴールかと思いきやトロットスターに一歩遅れてやってきたシンボリインディがゴール前に鮮やかに差しきって勝利をさらっていきました。さすがＧ１馬！ これを機に秋のマイル戦で復活してくれる・・・かな？
［検討］
さぁ，気をよくしてお次は阪神のセントウルステークスへ。こちらは１６頭そろってますからねぇ〜。ちょっと難しいです。ここでの注目はなんといっても３連勝中のビハインドザマスクでしょうねー。夏に急成長を遂げて秋の短距離に名乗りを上げてきた馬ですが，この勢いはちょっと怖いと思いますよ。波に乗ったら止まるところを知らない・・・といいますか。重賞の実績こそありませんが，かなり期待してます。ほんで次は有名どころのマイネルラヴとブラックホークはやっぱり押さえておきましょう。実力というか格が違う馬ですから。なんだかんだ言ってこの３頭を絡めておけば良いような気がしますが，面白いところを狙うとすれば・・・，函館スプリントステークス２着のダイタクヤマト，それとブライクタイムなんかもいいかも。まー，あまり手を広げるときりがないんで，こんなところで買っておきましょうか。
［レース］
スタートはこちらもすごいですね。出遅れなし，綺麗なスタートでした。やっぱり１番のテネシーガールが鼻をとりました。そして何故かジョーディシラオキが続いて，ロードアヘッドも行きましたっけ。ブラックホークは中団に構え，ビハインドザマスクもちょっと後ろよりの内におりました。内にいたんで馬群に沈むんじゃないかとちょっと心配。
あまり大きな展開もなくあっと言う間に最後の直線へと行きました。そうそう，ブラックホークが４コーナー手前で外に出して勝負をかけましたね。ビハインドザマスクはというと，４コーナーをまわっても内にいて，正直言ってここから届くのかと半ば諦め状態でした。そしたらグイグイ伸びてきて，壁になってた他馬にもうまく隙間を縫って上がってきたではありませんか。先頭を行くスギノハヤカゼを差しきってゴールイン。ブラックホークは２着でした。それにしてもあの追い込みには驚きましたね。しかもレコードだそうな・・・。スプリンターズステークスはどうなるんだろか〜。
結果・・・「京成杯オータムハンデキャップ」
，「セントウルステークス」
