自宅WINS(過去ネタ)

2000/10/8「毎日王冠(東京)」「京都大賞典(京都)」


 秋のG1も始まって,いよいよ有力馬が本格始動してくる時期になりました。天皇賞まであと少し,今日はその天皇賞を睨んだ前哨戦が東京では毎日王冠,京都では京都大賞典がそれぞれ行われます。特に京都はあのテイエムオペラオーが出てきましたからねー。楽しみです。

[検討](毎日王冠)

 先ずは東京の毎日王冠から。京都に比べるとメンツが寂しいです。その中で目を付けるとしたらミッキーダンスでしょうかね。夏の上がり馬と言っていいほど夏に力を付けて重賞2連勝中です。ただ2連勝した重賞はいずれも2000mであって,今回の1800mがどう影響が出るのかちょっと未知数な所もありますけど,別に1800m未経験ではありませんから多分大丈夫でしょう。そして,同じく重賞2連勝中のトゥナンテを対抗に。こちらは短期休養明けなんですけど,それが別にマイナス材料になっているとは思えません。結構良い線行くんではないでしょうかね。そして同じくアメリカンボスもほぼ同レベルの対抗とします。こちらも休養明けですけどね,実力はある馬なんでこのメンツでは上位と見て良いと思います。そんなところかなー。あと何か面白いところを探すとすれば・・・,1800mの共同通信杯4歳ステークスと,G1NHKマイルカップを勝った4歳馬イーグルカフェなんかいいかも。それと,冬場に活躍したマチカネキンノホシの復活にも期待したいところですね。
 この辺を適当に絡めて馬券を買うことにします。
 

[レース](毎日王冠)

 スタート後,エイシンキャメロンが予想通り前に出ました。そしてトウショウノア,マイネルプラチナム,ミッドナイトベッドが続いていきます。全馬それほど差がない・・・というか先頭争いはかなりめまぐるしいことになっていて,上位ではコロコロと順位が入れ替わって訳わかりません(^o^;;; お目当てのミッキーダンスはどこかな・・・と探していたところ,いました,後ろから2頭目。ちょっと後ろ過ぎやしないかとやや心配。それでもそんなに縦長になっている展開では無いので,ここからでも充分に差し届く範囲です。
 そうこうしているうちに4コーナーをまわって長い直線へ。ミッキーダンスは後ろからやや内を通って前に出る勢い。なかなか前が開かなくて出にくい様子ですが,強引に割って入れば前にでれる状況なんですが,なかなか出てきません。まー,直線は長いですからここはじっくり溜めておいて最後の200m,100mあたりで出てくるのかと思ってました。しかーし,いっこうに出てきません! そうこうしているうちに外を通ってトゥナンテやアドマイヤカイザーが出てきました。そして前で粘っていたエイシンキャメロンも食い下がってます。結局トゥナンテがそのままゴールイン。2着にアドマイヤカイザーで決まりました。人気のアメリカンボスは5着。ミッキーダンスに至っては掲示板にも載りませんでした。一体何着だったんだろう?

 

[検討](京都大賞典)

 気持ちよく外したところで,今度は京都に目を向けましょう。ここはなんと言ってもテイエムオペラオーですねー。今年になってまだ負けてないってのがすごいです。この勢いで今年の後半も全部勝って貰いたいもんですね。それと,今回最大のライバルと言われているナリタトップロード。この2強で決まりじゃないかと言われてますが,この2頭の組み合わせのオッズが滅茶苦茶低いんですよ。まぁ当然と言えば当然なのかも知れませんが・・・。元金割れ必至なもんですから,ここは敢えてナリタトップロードを外して伏兵を狙うことにします。さすがにテイエムオペラオーは外せないでしょ〜?(^o^;;;
 狙うとするならば,まずロードプラチナムでしょうか。目黒記念は5着でしたけど,その前の大阪杯は2着。それまでも2000m〜2500mの距離で安定した成績を修めています。あと重賞経験の豊富なロサードもいいかも。戦績はパッとしませんが,来たときが怖いです。去年の京都大賞典2着だったメジロブライトも狙いかもしれませんねぇ〜。あぁ〜,オールカマー3着だったスエヒロコマンダーも捨てがたいなぁ・・・(^o^;; なんだか2強以外だとどれもどんぐりの背比べと言うか,どれがきてもおかしくないようなメンバーかも知れませんねぇ〜。あまりあれもこれもって挙げるとキリが無いんでこのくらいにしておきましょうかね。

 

[レース](京都大賞典)

 これといった逃げ馬がいないもんですから一体何がレースを引っ張るのかとちょっと楽しみだったんですが,スエヒロコマンダーが行きましたねぇ。テイエムオペラオーとナリタトップロードの位置も気になるところでしたが,上手い具合に2番手にナリタトップロード,3番手にテイエムオペラオーがつけました。テイエムオペラオーがナリタトップロードのちょい後ろってのもテイエムオペラオーにとっては有利でしょうね。その後にタイカラムーンやツルマルツヨシ,ブゼンキャンドルが続いていきます。向こう上面あたりではタイカラムーンが我慢できずに前へ出ていきました。先頭はそのタイカラムーンとスエヒロコマンダーが併走するような形に。そしてその後ろをナリタトップロードとテイエムオペラオーが続いてます。かなりのスローペースですけど,この2頭にとっては絶好の展開のようですね。
 4コーナーではお約束のように2頭がスパートをかけます。最後の直線ではこの2頭の一騎打ち状態でしたね。ナリタトップロードは鞭入れバシバシなのに対してテイエムオペラオーは鞭を使わず半ば馬なり状態。ここに差が出たんじゃないでしょうか。こんな追い方でも勝つんですから脱帽ですな。ナリタトップロードはなかなか勝てませんねー。なんかグラスワンダーとスペシャルウィークのような関係で良いライバルなんじゃないでしょうか。これから年末までが楽しみです。

 

結果・・・「毎日王冠」「京都大賞典」