自宅WINS(過去ネタ)

2001/3/24「日経賞(中山)」「毎日杯(阪神)」


 さぁ,春のG1へ向けてのステップレースが目白押しです。中山では天皇賞を目指した日経賞が,阪神では皐月賞への最後のチャンス毎日杯がそれぞれ行われます。
 

[検討](日経賞)

 先ずは中山の日経賞から。このレースは出走頭数が10頭と少ない上,軸になる馬がはっきりしているんで予想がしやすいですね。軸になる馬は,勿論メイショウドトウです。テイエムオペラオーがいなければこの馬が最強なんですから。去年のG1はテイエムオペラオーに完全に封じ込められましたからねぇ。勝てる場と言えばテイエムオペラオーが出走しないG2くらいなもの。一番最近に勝ったのはテイエムオペラオーが出走しなかったオールカマーなんですから。そして今日の日経賞も天敵テイエムオペラオーがいません。メイショウドトウにとっては絶好の勝ちレースです。ま,有馬記念以来のレースなんで,レース感が鈍っているであろうことは否めませんけど,このメンバーでしたらね〜,問題ないでしょうね〜。
 そして問題は相手選びです。メイショウドトウから総流しすれば間違いなく当たるんでしょうが,恐らく配当オッズはめちゃ低くなるでしょうから,数点に絞らねばなりません。相手がまた難しいところなんですが,要所要所で顔を出してくるマチカネキンノホシを対抗にしましょう。G1は大した実績は無いんですけど,G2クラスであればメンバーによっては出てくる可能性もあります。同じ2500mのアルゼンチン共和国杯を勝った実績も評価材料です。そして,今年になって,2500mの迎春ステークス,3200mのダイヤモンドステークスを共に2着で好調を維持しているメジロランバートを3番手に入れておきましょう。それと,穴としてはアメリカジョッキークラブカップ3着だったコスモブレイザーも一応押さえと言うことで挙げましょうかね。
 こんなところです。メイショウドトウと絡める形で馬券を買いましょう。
 

[レース](日経賞)

 レースです。少頭数だけあって淡々とした展開です。逃げ馬のエーピーグリードが逃げて,その後ろにはダイワオーシュウ,続いてゴーイングスズカがいて,マチカネキンノホシもいました。んで,テイエムトッキューがいてメジロランバートがこの位置,そしてメイショウドトウと続いてます。各馬それほど差が広がらず一直線になってレースが進んでいきます。唯一の逃げ馬ですんで,エーピーグリードがもっと逃げまくるのかと思いきや,そうでもありません。展開と言い,メイショウドトウにとっては絶好のレース運びでしょうね〜。3コーナーあたりからメイショウドトウが動き出しました。外目を通っていく様子です。馬場の悪いであろう内側を避けたのは正解でしょうが,4コーナーで膨らんじゃったら元も子もありません。大丈夫かなとちょびっと心配でしたが,特にふくらみもせず4コーナーをまわって直線へ。さぁ,ここで一気にメイショウドトウの末脚が爆発するか・・・,と思いきやそうでもありません。内で走っているエーピーグリードが粘っているじゃありませんか! うわ〜,こりゃちょっとやばいんじゃないの〜。それでも最後になってやっと先頭に出てきました。メイショウドトウのすぐ内側をマチカネキンノホシがいましたが,ひょっとしたら交わされるんじゃないかと冷や冷やしてましたよ。結局無難にメイショウドトウが1着を死守。2着にはやっぱり来ましたね,マチカネキンノホシが。
 当たったのはいいけど,オッズがここまで低いとはねぇ・・・。

 

[検討](毎日杯)

 さて,お次は阪神の毎日杯へ目を向けましょう。このレースも日経賞同様の感じですね。頭数は日経賞より1頭多い11頭立て。そしてこのレースにも大本命と言われる軸がいます。クロフネです。ラジオたんぱ杯3歳ステークスでは3着に敗れたものの。このレースで上位だったアグネスタキオンやジャングルポケットが今日のレースにはいませんから。ほんと,テイエムオペラオーのいないメイショウドトウと同じような立場ですねぇ。ただ,クロフネはマル外なので,ここで勝っても皐月賞には出られませんのでね〜。次にもう一叩きしてダービーへ向かうんでしょうか。まぁ,ともかく,このレースではクロフネの力が一歩・・・どころか二歩も三歩も勝っていると思います。
 このレースでも問題は相手以下ですね。クロフネのように重賞競走で実績のある馬がいませんので,500万クラスでもいいから距離2000mで良い成績を収めた馬を拾っていくことにしましょう。先ずは,その500万2000mを前走で勝ったコイントス。500万を上がってきたばかりなんですが,クロフネ以外のメンバーがこれでは否応なしに有力に上がってきてしまいますねぇ。そして,1800m1着が2回,2000m2着が1回のルゼルも良い感じです。あとは前走で良い成績をあげてもいまいち安定性に欠けたり,芝とダートをごちゃ混ぜに使っていたりと,照準が絞れない馬ばかりなんですが,こちらも穴を狙っていくとしたら,ブラックタイガーなんてのが面白いかもしれません。前々走はダートでしたが,前走は芝2000mの500万条件を2着でした。それと,あの藤原紀香が名付けたことで,実力の割には人気が先行している感があるロイヤルキャンサー。余り力があるようには見えませんが,2000mの重賞京成杯で3着に入線したってのがちょっと引っかかります。このメンツだとひょっとしたら2着に食い込んでくる危険性?もあるんで押さえておきましょうか。
 こちらもボックス買いなどはせず,クロフネを絡めて馬券を買います。
 

[レース](毎日杯)

 さて,レースです。クロフネも好スタートを切って2番手につけました。先頭に立ったのはあのロイヤルキャンサーです。ロイヤルキャンサーが何故か逃げまくって,2番手のクロフネとの差を広げてます。3番手以下がちょっと混戦で,マイニングレディがいて,コイントスもいましたね。あとスキャンボーイがいたかな。ルゼルは真ん中,中団あたりにいました。先行馬のルゼルとしてはもうちょっと前で競馬をして欲しかったところです。
 展開にあまり大きな動きもなく3コーナーを過ぎ,クロフネがじわりじわりとやってくる気配。そして4コーナーをまわって直線へと入りました。クロフネがやってきましたねぇ〜。ロイヤルキャンサーも粘っていたようですが,クロフネの脚色が全然違います。コイントスもやってきましたが,差が縮まるどころかどんどん広がっていくばかり。なんか皐月賞に出走できない鬱憤を晴らすかのように駆け抜けてます。5馬身差ですか,クロフネの圧勝でした。コイントスもついてきて2着。3着との差も5馬身あったようですね。
 いや〜,ダービーは皐月賞と違った見応えがあるでしょうねぇ〜。故障しないで順調に仕上げて欲しいものです。
 んで,こちらもかなりの低配当・・・。

 

結果・・・「日経賞」「毎日杯」