自宅WINS(過去ネタ)

2001/4/1「ダービー卿チャレンジトロフィー(中山)」「大阪杯(阪神)」


 桜が咲き始めて,いよいよ暖かくなってきたな〜と思ったとたんこの寒さ。いくら「花冷え」って言葉があっても,東京では雪が降ったようですねぇ。この気温の変化で馬たちも体調に気を遣わないとなりませんねー。風邪ひかずに頑張って走って欲しいものです。
 

[検討](ダービー卿チャレンジトロフィー)

 色々見所楽しみな産経大阪杯を前に,まずは中山のダービー卿チャレンジトロフィーからいきましょう。
 15頭でG3。場所は中山なんで有力馬が出てきて実力差もはっきりしていて予想がしやすくて・・・を期待してたら大間違いです。安田記念を狙った穴馬達が集まった・・・って感じで,こりゃ難しそう。この距離で実績のある馬は・・・というとそれほどいるわけでも無いんですが,前走のG3東京新聞杯を勝ったチェックメイトから入りましょうかね。去年の秋は大して振るわなかった馬ですが,今年に入って先ずニューイヤーステークスを勝って,そんでさっきの東京新聞杯を勝ってということで2連勝中。上がり馬っていうんでしょうか,とりあえず調子が良さそうなんでチェックメイトを本命にしました。対抗は,その東京新聞杯2着だったシンコウエドワードでしょうねぇ。この馬のローテーションもチェックメイト同様で,今年の初戦はニューイヤーステークス。しかもチェックメイトに及ばず2着が2回続いてます。まぁ今日のレースでもダメでしょうが,2着もしくは3着には食い込んできそうな気配(って自分で勝手に感じているだけなんですが)を買いましょう。・・・ということで,ここで候補が途切れちゃうんですが,まさかこの2頭で決まるとは到底思えません。穴といいますか,連に絡んできそうな馬を何頭か挙げてみましょう。まず,前走の東風ステークスを勝ったトッププロテクターが怪しいですよね〜。所詮オープンを勝っただけの馬ですけど,前走からの勢いが怖いんで,入れておきましょう。続いて去年のダービー卿チャレンジトロフィーを勝ったケイワンバイキング。もう終わった馬だと思いますが,まさかってのがありますし・・・。考えられる限り入れておくことにしましょうね。あとは,牝馬代表で京都牝馬ステークスを勝ったグレイスナムラかな。どの程度実力があるかどうか分かりませんけどね。でも牝馬でマイル戦って言ったら京都牝馬ステークスですんで,ここを勝ったということは意外に実力あるかも知れませんよ〜。
 ということで,この辺を絡めて馬券を買うことにしましょう。
 

[レース](ダービー卿チャレンジトロフィー)

 レースでは初っぱなから場内が沸きました。シンボリインディがゲートの中で暴れて,なんと骨折しちゃいましたね。引きずった右後ろ脚が痛ましいです。それにしばらく横になったまま動けませんでしたからね。予後不良かな。
 しきり直して14頭立てでスタートしました。予想通りのケイワンバイキングが先頭に,どんどん飛ばしていきます。何馬身か置かれてルネッサンスがついたかなと思いきや,トーヨーデヘアが交わしていって2番手に。3番手はそのルネッサンス。その後ろにドラゴンライトがいて,グレイスナムラがいましたね。チェックメイトは中団あたり,人気のシンコウエドワードに至っては最後方から2頭目にいましたね。1600mの短い距離でその位置から届くかどうか。
 さすが短いマイル戦。あれよあれよというまに3コーナーをまわって4コーナーにさしかかりました。そしてついに最後の直線へと。シンコウエドワードはどこへ行ってしまったんでしょうね。既に見失ったというかテレビ画面にいたのかどうか。ケイワンバイキングはやっぱずるずる後退。そんな中すごい勢いで飛び出してきたのがチェックメイト。やっぱり調子が良かったんですね。これで3連勝は決まりって勢いです。問題は2番手なんですが,そのチェックメイトについていくように上がってきたのがなんとまぁエイシンプレストンではありませんか!! うわっ,この馬人気高かったんですけど,何で人気が高いんだか全然分からずに結局候補に入れませんでした。まさか来るとはねぇ〜。結局チェックメイトが3連勝のゴールイン。2着にはエイシンプレストンとなりました。

 

[検討](大阪杯)

 さて,気を取り直して阪神競馬場の大阪杯へ目を向けましょう。今日は断然こっちの方が楽しみですよね〜。やっぱり天皇賞の前哨戦ってことで,このレースから始動する馬も多いです。その中にあのテイエムオペラオーがいました。有馬記念以来のレースですが,この馬だったらやってくれることでしょう。馬体重もそんなに増減大きくないですし,テレビの開設によるとまだ本調子ではないそうですが,とりあえずここで一叩きして天皇賞に向かうにはこのくらいで丁度良いんじゃないでしょうか。あとメイショウドトウもナリタトップロードもいませんし,ここでの能力はかなり上位にいると考えていいでしょうね。4歳クラシックを戦ったエアシャカールやアグネスフライトとの決戦も楽しみなところですが,やっぱりここはテイエムオペラオーに軍配が上がると考えていいでしょう。
 ということで,勿論テイエムオペラオーを本命本命大本命に挙げます。そして対抗は4歳G1馬のエアシャカールとアグネスフライトでしょう。どっちが上かは分かりません。G1を2つ勝っているエアシャカールの方が上なのかな。まー,これだけで良いような気がしますが,一応押さえとして挙げておくと,調子が上がって目下2連勝中のアメリカンボス。復活したんでしょうかね。
 こんな感じですわ。今回はテイエムオペラオーからこれらの相手馬を流して馬券を買います。
 

[レース](大阪杯)

 さぁ,いよいよレースです。わくわく・・・(^o^) スタートはまずまずといったところでしょうか。ミッキーダンスが出遅れたようですが,そんなの知ったこっちゃありません。テイエムオペラオーは良い感じのスタートでしたね。先頭はタマモヒビキが取りました。2番手にサイレントハンターがちょっと控えめにつけました。あとスエヒロコマンダーも2番手を伺う構え。その後はジョービッグバンとかロードクロノスがつけました。テイエムオペラオーはちょうど中団あたりを追走。なかなかレース運びもいいんじゃない〜。アドマイヤボスがそのちょっと後ろにいて,アグネスフライトも同じような位置取り。テイエムオペラオーを完全に意識したレース運びですね。エアシャカールは最後方にいました。この馬はこんな位置取りが普通なんで丁度いいのかな。
 3コーナーにはいって,テイエムオペラオーも追い出しに掛かります。徐々に徐々に前へ出る展開。そして4コーナーをまわって最後の直線へ。テイエムオペラオーは先頭を伺う様子。ここから一気にスパートで・・・といきたいところですが,それほど脚色が良くありません。まー,この馬はいつも鼻差とかクビ差とかで勝っているんで,そんなに心配はしていませんでした。でも外からかかるエアシャカールの勢いの方が良いような・・・。残り100mあたりでしょうか。そろそろグイグイと前に出なきゃやばいんですけど,まだ出そうにありません。その時,外から一頭別次元のようなスピードでやってきたのがいました。なにーっ,トーホウドリームだとーっ。なんじゃこの馬は!!! 見事に外から差しきり勝ち。2番手はやっぱりエアシャカールの勢いが勝ってました。テイエムオペラオーは併走していたアドマイヤボスにも敗れて4着。
 うーむ,天皇賞は距離が全然違うんで,余り参考にならないでしょうが,どうなるんだろー。でもまた違った楽しみが出てきましたが,やっぱり残念。

 

結果・・・「ダービー卿チャレンジトロフィー」「大阪杯」