［検討］
（京成杯オータムハンデキャップ）
まさに秋入口の象徴とも言えるレースが京成杯オータムハンデキャップですよね〜。未だに京王杯の記憶が抜けないんですけど，オータムハンデキャップは健在です。このレースが来ると秋の気配を感じますな。
［検討］
先ずは中山の京成杯オータムハンデキャップから。休養明けもいるし夏の上り馬もいるし，どっちを重視しようかちょいと迷ってしまうメンバーです。ゼンノエルシドとクリスザブレイヴの２頭が１番人気を争っていますけどねー。まー，しゃーないかな。この２頭，どっちをとるかと言われたら・・・，前走関屋記念２着のクリスザブレイヴでしょうねぇ〜。もっとも，この馬は２０００ｍクラスを使っていた馬ですんで，このマイル戦に対してどうなのかってことが最近の戦績からは判断つかないんですが，じゃー，関屋記念で２着に来るくらいですから，距離適性はまぁまぁあるんでしょうな〜。ってことでクリスザブレイヴを本命にすることにします。そんで対抗はというと，ゼンノエルシドと行きたいところですが，私はキクカグロリアスの方を取ろうと思います。１６００万条件の馬ですけど，最近の戦績を見るとかなり安定してますよね。何よりもやっぱ安定！ この安定さが好調の証なんです！！ と言っても，ゼンノエルシドを捨てたわけではありませんで，３番手に挙げておくことにしましょう。考えてみればこの馬も１６００万条件なんですよねー。でも夏の上り馬は軽視できませんで，前走の調子をこのレースにも持続してくることでしょう。
後はというと・・・，前走の関屋記念はコケましたけど，その前まで安定した成績を修めてきたキングオブサンデーも軽視できませんね。関屋記念で調子は下がっていると思いますが，ひょっとして・・・ってことも考えられるんで，候補に入れておきましょう。こんなところかなぁ。あとザカリアが人気ありますけど，確かに前走の吾妻小富士オープンで復調してきましたが，それまでの戦績がねぇ。あともう１レースくらい様子見ないと買えないですな。それとイーグルカフェも一緒。どうなのかなぁ〜って首傾げます。
［レース］
（京成杯オータムハンデキャップ）
さてレースです。何が逃げるか，何が逃げるか，クリスザブレイヴあたりかなぁ〜と思いきや，なんとユーワファルコンが逃げました。そしてクリスザブレイヴが２番手，サンライズタイガーが３番手あたりにつけました。結構ユーワファルコンが逃げますねー。逃げ切れると思っているんでしょうか。でも逃げ切っちゃったらどうしよう・・・。クリスザブレイヴの２番手はまぁまぁ良い展開なんじゃないんでしょうか。それとサンライズタイガーもね。ゼンノエルシドが４番手から順位を上げようという勢いです。キングオブサンデーが同じような位置にいます。イーグルカフェは最後方ですね。スタート出遅れたように見えましたがそれが作戦なんかな。とりあえず注目馬は前の方にいるようで，この距離のレースでしたら安心して見ていられます。
そして４コーナーをまわり直線へ。ユーワファルコンが逃げていますけど，その後ろにゼンノエルシドがいつのまにか出てきました。そしてクリスザブレイヴも続きます。ゼンノエルシドはすごいですね。直線でスパートかけるとあっという間に他馬を引き離しにかかります。クリスザブレイヴはやっとの思いでユーワファルコンを抜きました。それにこれまたいつの間にかイーグルカフェが迫ってきているではありませんか！ あぶないあぶない，あともう少しでクリスザブレイヴが差されるところでした。何とか粘って２着でゴールイン。終わってみれば人気馬２頭で決まりましたな。
［検討］
気をよくして今度は阪神のセントウルステークスへ。このメンツは迷いますね〜。去年のスプリンターズステークスを勝ったダイタクヤマトが出ています。当然１番人気です。そして３歳馬のカルストンライトオもいます。今年のスプリンターズステークスへ向けて有力馬が出そろったって感じですね。んで，馬券の方なんですが，さてどうしよう。ダイタクヤマトとすんなり行ければいいんですけど，どうなんだろうなぁ〜。G１取ってますんで実力はあるんでしょうけど，前走高松宮記念で大負けしてますし，そこから５ヶ月ぶりですか，休養の期間もあります。それに馬体重がプラス１６ｋｇでして５００ｋｇを超えているんですよね。今までずっと４８０ｋｇ台で勝ってますんで，この体重も気になります。それだったら，夏に調子を上げてきたカルストンライトオの方が良く見えますね。あと，何よりも注目したいのがオーソリティーでしょうな〜。オープンを勝ったばかりの馬ですけど，過去５戦，素晴らしい戦績です。前走・前々走と２連勝してますし，この好調査が出るんじゃないんでしょうか。ということでオーソリティーを本命にしました。対抗はカルストンライトオでしょうね。そんで３番手には北九州短距離ステークス２着のノボリユキオーにしようと思ってます。んでその次はロードキーロフがいいですね〜。前走４着と振るわなかったものの，その前までは３連勝だったんですから侮れません。んで，ダイタクヤマトをどうするかなんですけど，ここはですねぇ，そう競馬は甘くないんですよ。ってことでダイタクヤマトは来ないと見ました。で，消しです。
と言うわけで，これらの馬を絡めて馬券を買うことにします。
［レース］
レースです。１２００ｍの短距離ですからねー。あっという間にレースが終わってしまいますから観ている方も大変です。
スタート，好スタートを切ったのがダイタクヤマトとテネシーガール。うわっ，ダイタクヤマト，体軽そうですねー。とてもじゃないけどプラス１６ｋｇとは思えないくらいです。消してまずかったかな。あとテネシーガールは意外でした。ってもこの馬も逃げ馬か。そんでカルストンライトオのスタートは余り良くありませんでした。すぐに慌てて前に出ましたけど，これで結構体力消耗しているんじゃないでしょうか。展開はテネシーガールが先頭，２番手にカルストンライトオ，その後ろにダイタクヤマトって感じでしょうか。でもどちらもほとんど差がありません。後ろの方は比較的縦長になりつつありますけど，それでも全馬ごちゃごちゃしているんで，何がどこにいるんだか訳分かりませんでした。ノボリユキオーは中団あたりだったかなぁ。良く分かりません。
あれやこれや探しているうちに４コーナーをまわって直線へ入ってしまいました。相変わらずテネシーガールが逃げてます。そしてカルストンライトオが２番手で追い出しにかかる勢い。しかしテネシーガールの脚色が衰えません。げっ，やばいじゃん。テネシーガールが逃げ切っちゃうぞ！ ほれ，早く誰でもいいから差してこい！！ この叫びに応えて出てきたのが，ぐわっ，ダイタクヤマトじゃありませんか！！ うわーっ，やっぱりあの好スタートはまぐれじゃないんだ。くぅー，こりゃ完敗ですな。結局テネシーガールがまんまと逃げ切ってしまいました。そしてゴール前にカルストンライトオを捕らえたダイタクヤマトが２着をキープ。
それにしてもおそるべき牝馬ですねぇ。
結果・・・「京成杯オータムハンデキャップ」
，「セントウルステークス」
