［検討］
（ダイヤモンドステークス）
今週の重賞は東西で全然毛色の違うものです。東ではステイヤーのダイヤモンドステークスが，西ではクラシック戦を目指したきさらぎ賞が，それぞれ行われます。
［検討］
先ずは東京のダイヤモンドステークスから行きましょう。ここはやはり前走の万葉ステークスを勝ったアドマイヤロードを本命にするしかないですね。武豊なんでまた裏切られそうですが，馬の実力を考慮すればこの馬が一番手でしょうなぁ〜。菊花賞では惨敗したものの，その後３戦して１着・３着・１着となかなかの戦績。他馬と比較してもこの馬が断然優位ですね。そんで，相手なんですが・・・，どうしても長い距離の万葉ステークスを重視してしまいますが，そのレース３着だったトシザブイ。ただ馬体重がマイナス１２ｋｇってのが引っかかりますけどね。一叩きして元に戻ったと思えば特に問題ないでしょう。まずはこの２頭で馬券を買うことにして，この２頭に割って入るとすればどの馬か。前走アメリカジョッキークラブカップを勝ったフサイチランハートが可能性としては高いんじゃないでしょうか。マグレと言えばマグレかもしれませんが，これで気をよくして重賞２連勝なんてことも考えられないこともありません。ちょっと面白いんで買ってみることにします。そんで後は，セイコーサンデーでしょうね。１６００万条件の馬ですけど，過去３戦は良い戦績を挙げているようですしね。３ヶ月ぶりなんですが，ここで一発連に絡んでオープン入りしてほしい馬です。あと穴を狙うとすれば，ステイヤーズステークス５着だったゴールドレジェンドかな。可能性としては低いでしょうが，荒れるダイヤモンドステークスを演出するとしたらこの馬じゃないかなぁ〜。
こんなところでしょうか。アドマイヤロードとトシザブイを２軸に連下を絡めて行こうと思います。
［レース］
（ダイヤモンドステークス）
レースです。３２００ｍの長丁場ですからね。どんな展開になることか。スタート後，まず先手を取ったのはロードブレーブでした。これは下馬評通りのようですね。そして２番手にはメジロロンザン，続いてシンボリオレゴンです。ま，この２頭もこの位置で妥当かなと。最初のスタンド前直線ではロードブレーブがやや独走になりかけるかと思ったんですが，シンボリオレゴンが２番手にあがってロードブレーブをマークする形でぴたりと着いています。そしてメジロロンザンは３番手に位置してます。ややロードブレーブ＆シンボリオレゴンが他馬を引き離しにかかるかという構え。そして４番手にはロットシュナイダーがいてタガノビジョン，ケイエムチェーサーと続きます。アドマイヤロードはというと，何と最後方。まー，武豊なんでいつもの追い込み作戦なんでしょうね。まー，最近，これが決まったことがないんでかなり心配なんですけどねぇ〜。トシザブイは中団あたりにいたかな。セイコーサンデーは後ろから２頭目にいました。うーむ，この位置関係，結果はどうなるんだろーかー。
そしていよいよ最後の直線へと入り，決戦へ。アドマイヤロードも上がっていって大外に出ましたけど，いまいち脚色が良くありません。内の方からキングザファクトが来ていますが，まさかねぇー。セイコーサンデーもいたので，この馬が抜けるかと思っていたんですが・・・。しかーし，全然抜け出さないじゃありませんかい！ キングザファクトの先頭は全然揺らぎません。ほれほれ，早く他の馬が出てこなくちゃ・・・。トシザブイも上がってはきていましたけど，先頭に出るような勢いはありませんでした。結局キングザファクトがそのまま１着でゴールイン。２着にフサイチランハート，３着にはトシザブイかな。アドマイヤロードはまたもや武豊の無謀な追い込みに沈みました。
［検討］
気を取り直して京都のきさらぎ賞へ目を向けることにしましょう。ここんとこずーっと「気を取り直して・・・」ってフレーズが続いているような。負けがかなり先行してますからねぇー。今年は何とかして好転させたいんですが，やっぱり現実は厳しいなぁ〜。
などと言っていないでとっとと予想にいきませんとね。３歳クラシックを見据えたこのレース。先週は東で共同通信杯が行われました。このきさらぎ賞は果たしてクラシックＧ１で活躍するような馬を排出するのかどうか。ま，とりあえずクラシックの話はまた後でってことで，とりあえずこのレースはこのレース。このレースを当てることにだけ照準を合わせましょう。
本命をどうするかなんですが，迷うところですが，前走ラジオたんぱ杯２歳ステークスを勝ったメガスターダムにしましょう。過去５戦の連対率は実に１００％。かなり信頼してもいいんじゃないでしょうか。そして対抗も迷いましたが，朝日杯フューチュリティステークス５着のアグネスソニックにします。結局は人気所になりましたけどねぇ。２走前の京王杯２歳ステークス２着ってのも光ります。まー，１８００ｍって距離がどうなのかってのがありますけど，そんなに心配する必要は無いのかな。あんま根拠はありませんけどね。そして３番手にはシンザン記念３着だったオースミエルストにします。このシンザン記念３着ってのがマグレなのか実力なのか。今日判るんですが，もしマグレじゃなかったことを考えて３番手にしました。
あとは他をどうするかなんですけどねー。先ずは上記３頭をボックスにして買うことにして，後はメガスターダムと穴を絡めようかな。で，その穴なんですが，前走京成杯４着だったカゼニフカレテ。あ，別に穴になってませんでしたね。結構人気があるようです。まー，そんなところでしょうか。マイネルアンブルが人気のようですが，こちらは間違いなく消しですね。３戦１勝ですし，勝ったのは未勝利だけですし，選ぶ理由がありません。
［レース］
レースです。・・・が，スタートで唖然となりました。メガスターダムが躓いて出遅れ。この馬は逃げ脚質のはず。この時点でメガスターダムは終わったようなもんです。こりゃまずいなぁー。あとはアグネスソニックがどこまで頑張れるかなんですが・・・。先頭に出たのはメンタルシャウトこれまた意外です。これは結構展開が変になるかもしれません。２番手にはメジロマイヤーがつけました。３番手はオースミエルストがいて，アグネスソニックも４番手にいます。あー，結構良いかも知れませんね。５番手にはテイエムマズルカでしょうか。あ，メガスターダムも挽回してきて中団にいました。でも結構力を使ってきているでしょうから，もうダメでしょうなぁ〜。
さっきのダイヤモンドステークスとは違って，既に４コーナーにさしかかり，直線へと入りました。さーて，アグネスソニックは来るのか，オースミエルストもやってくるのか・・・。先頭を走っていたメンタルシャウトは予定通り失速。その代わり２番手にいたメジロマイヤーが先頭に立ちました。まー，この馬もいずれ失速するだろうとタカをくくっていたんですが・・・，あれ，おかしいぞ，粘っているぞ！！ あれまぁ，メジロマイヤーは全然失速せず先頭を走っているではありませんか。うわぁー，こりゃまずいなー。この馬が連に絡んだらおしまいなんよー。アグネスソニックもオースミエルストも来てます。でもメジロマイヤーを差せません。土壇場の土壇場でやっとアグネスソニックがメジロマイヤーを捕らえようかな〜ってとこまで来たところでゴールイン。メジロマイヤーが１着に粘りました。そして２着にはアグネスソニック。
うぅぅぅ，またもや連敗。つくづくメガスターダムも躓きが・・・って悔やまれます。
結果・・・「ダイヤモンドステークス」
，「きさらぎ賞」
