自宅WINS(過去ネタ)

2002/3/3「弥生賞(中山)」「中京記念(中京)」


 昨日は3歳牝馬のチューリップ賞が行われました。そして今日は,同じ3歳,今度は皐月賞を目指したステップレース弥生賞です。これまた楽しみな対決が見れそうですよ。
 

[検討](中京記念)

 先ずは中京競馬から中京記念を。2000mのG3だけあって荒れそうな雰囲気なんですが,だからこそここは是非とも当てに行きたいところ。本命に何を置くかなんですが,これがまた迷うところです。常識が通用しないのが荒れるレースの象徴なんですけど,非常識が多すぎて,どれにしようかこれまた迷ってしまいます。小倉大賞典であっと言わせたタマモヒビキにしてみようかな。2回連続でまぐれが続くとは思えませんが,それがここの非常識なのかもしれません。って勝手に思い込んでます。よし,こうなったらタマモヒビキを軸にしよう。そして,対抗には1600万条件戦ながら前走の飛鳥ステークス1着,前々走も2着と好調なキングフィデリアとすることにします。同じ飛鳥ステークス3着だったツルマルボーイも軽視できませんね。しっかりと入れておきましょう。
 それらを踏まえて,穴を探すことに。前走1000万条件戦ながら2200mですけど勝ちましたアトラクティーボなんか面白いかも知れませんよ。それと,中位低迷しているって感のあるバンブーマリアッチももうそろそろ爆発しても良さそうな気がします。あと,小倉大賞典4着だったアンクルスーパーもこのメンツであれば十分に上位に食い込むことは可能でしょうね。
 こんなところでしょうか。挙げればきりがないんでこれくらいで締めておきましょう。
 

[レース](中京記念)

 レースです。スタート後,まず先頭に出たのがキングフィデリアです。逃げ馬ですからね,当然の位置取りでしょう。問題ありません。2番手には・・・,タイノーブルレディが付けましたか。1コーナーをまわって2コーナーへ向かうところでは,キングフィデリアが先頭で,2番手はマイネルタンゴに代わりました。そしてタイノーブルレディは3番手と言ったところ。その後ろにはアイランドオオジャがいて,バンブーマリアッチもいましたね。そしてブリリアントロードという体勢でしょうか。ツルマルボーイはどこだったかなぁ。ちょっと見失ってました。多分中団あたりにいたんだと思いますが。あと,アンクルスーパーは後方から3頭目あたりでしょうかね。
 そうこうしているうちに3コーナーをまわり4コーナーへ。外を通ってアンクルスーパーがスルスルーっと上がってきたのが不気味です。そして最後の直線へと入りました。先頭はキングフィデリアですが,いつのまにか外からツルマルボーイが出てきました。うわっ,脚色が全然違います。あっさりとキングフィデリアを交わすとそのまま独走態勢に。問題は2番手争いなんですが,キングフィデリアがいて,内にはミヤギロドリゴでしょうか。そして外からアンクルスーパーがやってきました。ツルマルボーイはそのまま余裕の1着。2着はゴール前僅かに差しきったアンクルスーパーでした。
 くぅーっ,ツルマルボーイもアンクルスーパーも候補には挙げていたんですが,この組み合わせは買ってませんでした・・・。タマモヒビキは,やっぱり2連続まぐれは無いんですな。

 

[検討](弥生賞)

 んでは,今度は中山の弥生賞へと参りましょうか。皐月賞へ向けて,しかもG2ですからねー。リキが入ります。ここは何と言っても面白いのがヤマニンセラフィムとローマンエンパイアの2頭ですね。両者3戦3勝の負け無し。しかもこの2頭が直接対決した京成杯ではなんと2頭同着。これはなんかライバルとして面白いことになってきたようですよ。まさか今回も同着ってことにはならないでしょうが,さてどっちに軍配が上がるんでしょうね。予想はさておいて楽しみなレースです。まぁ,この2頭で決まりかなとは思うんですが,それじゃ面白くないんで他の馬券も買うことにします。
 この2頭が主軸なんですが,本命をどちらにするかと言うと,これは難しいですねー。長い距離の経験からするとヤマニンセラフィムなんだろうか。ほとんど差はないと思ってますが,とりあえず本命はヤマニンセラフィムで,対抗がローマンエンパイアとすることにします。ま,どっちが来ても良いように馬券を組み合わせることにしますけどね。
 で,問題なのが3番手以下なんですが・・・。2歳G1の朝日杯フューチュリティステークスで2着だったヤマノブリザードでしょ。中山の2000mホープフルステークスを勝ったタイガーカフェでしょ。前走500万の若竹賞を勝って進んできたモンテブライアンが3戦2勝ですんでこれまた良さそうな存在。同じく500万を勝って2戦2勝のタイムレスワールド。挙げると結構有力馬が多いですね。それと,朝日杯フューチュリティステークス4着でしたが,新潟2歳ステークスを勝って3戦2勝のバランスオブゲームも一応押さえと言うことで入れておきます。
 うわっ,挙げ出すとほんときりがありません。とりあえずこれくらいにしておいて,本命2軸を中心に馬券を買うことにしましょう。
 

[レース](弥生賞)

 さてと,レースが始まります。スタートが切られ,さて何が逃げるのかな・・・と,思ったら,あれ,バランスオブゲームですかー。この馬って逃げだっけ? まー,逃げ馬がいないんで押し出されるように・・・ってな雰囲気では無かったんですけどね。ここは一発を狙って作戦なんでしょうか。で,2番手はトニーディアマンテがつけました。その後ろ,3番手にはローズキング,そしてマルターズワールドがいて,ヤマニンセラフィムが5番手にいました。タイガーカフェがいてセヴンスバードがいて・・・。ローマンエンパイアはというと,後ろから2番目ですね。それにしてもかなりのスローペースです。ローマンエンパイアはまずいんじゃないんかなー。ちょっと嫌な予感が走ります。
 先頭は相変わらずバランスオブゲームです。3コーナー過ぎ先頭と後続との差がちょっと開き始めました。バランスオブゲームがスパートをかけたようです。そして4コーナーをまわって直線へ。ローマンエンパイアは大外を通ってます。果たして来るのかどうか。ヤマニンセラフィムの方は内をついて前に出ようかという構えなんですが,ちょっと両サイドを他馬に囲まれてもがいているんかな。そうこうしているうちにバランスオブゲームが未だに先頭を走っているんですが・・・。そして残り僅かというところで大外からローマンエンパイアがやってきました。2番手集団を一気に抜き去る勢い。ヤマニンセラフィムも来ていることは来ているんですが,脚色が良くありません。両サイドの馬の方が先行している感じです。そして,ついにバランスオブゲームが1着でゴールイン。ローマンエンパイアは2着に食い込みました。ヤマニンセラフィムはどうでしょう。5着に入ったかどうか・・・。
 それにしても,スローペースであそこまで追い上げてくるとはローマンエンパイアも大したもんです。ま,バランスオブゲームにとってはしてやったりでしょうが。

 

結果・・・「中京記念」「弥生賞」