自宅WINS(過去ネタ)

2002/3/31「ダービー卿チャレンジトロフィー(中山)」「大阪杯(阪神)」


 例年になく速いペースで桜が開花しているようですが,こんなことじゃ桜花賞までもたないなぁ。3月末とは思えない季節感ですが,その3月を締めくくるのがこの2レース。西と東で性質が違いますが,この時期のお決まりのレースですね。
 

[検討](ダービー卿チャレンジトロフィー)

 先ずは中山のダービー卿チャレンジトロフィーから。安田記念へ繋げるにはちょっと早いかな。でもここを使って京王杯スプリングカップへ向かったり,まぁ安田記念へ向かうってことも考えられますね。当然,安田記念を念頭に置いたメンバーが揃っています。
 この中で安田記念に向かえるような馬はと言えばどうなるんかなぁ。まぁG3ですんで,G1級の馬はなかなか出てこないレースなんですけどね。でも,ここで力を付けてG1へって馬が出てもおかしくないし・・・。なんてウダウダ言ってないで早く決めましょう。
 で,本命は何にするかなんですが,中山記念2着だったトラストファイヤーが気になるところです。中山記念2着と言っても,7番人気なんで,いわばマグレに近い物がありますが,前走で好調さが出てきたかもしれないんで,ここはトラストファイヤーを本命にすることにします。対抗はですねぇ〜,どうかなとは思いますが,最近4歳馬が好調のようなのでトレジャーにしてみようかと。去年の夏の上り馬ってことで秋に向けて出てきた馬なんですが,天皇賞以降パッとしない成績が続いてます。そして距離を短くして再起をかけたようですが,それが吉と出るか凶と出るか。でも,G1やG2を戦えるような素質はありそうなので,ここのメンバーであれば能力上位と考えて良さそうですね。あと,3番手には,それこそ上り馬のグラスワールド。前走,1600万条件ながら勝ってここへ進んできました。結構人気があるようですね。それと,同じく前走1600万条件1着だったミデオンビットも入れておきましょう。前走1着ってのはこのミデオンビットとグラスワールドだけなんですよね,条件戦ですが。3番手以下ですけど,この2頭は重視したいところです。あと,穴狙いですが,前走東風ステークス3着だったザカリヤ,難しいとは思いますが前走阪急杯2着だったダンツキャストあたりも絡めてみると面白いかも知れません。
 こんなところでしょうか。
 

[レース](ダービー卿チャレンジトロフィー)

 レースです。ミデオンビットが逃げるのかな〜と思いきや,先頭に立ったのはダイワルージュ,いやエイシンルバーンでした。そして2番手にはダイワルージュがつけています。その後ろ3番手にはグラスワールドがいます。トレジャーが4番手ですね。この馬も逃げ馬なんだけどなー。5番手にはダンツキャスト。そしてミデオンビットは6番手にいました。この位置でどう出てくるんだろーか。
 3コーナー付近では,ダンツキャストが先頭に立っているようです。そしてトレジャーが2番手に上がってきました。ミデオンビットも3番手あたりまで浮上。そのまま4コーナーをまわって直線へと出ました。うわーっ,横一線です。こりゃ何が抜け出てもおかしくない状況です。僅かに先頭に立ったのはトレジャーでした。でも他馬とはほとんど差がありませんから,ここからゴールまでの間にどう順位が入れ替わってもおかしくありません。とりあえずトレジャーが先頭に立つのは,まずまず良いことです。あとは相手なんですが,トレジャーのすぐ内に並んでいる馬がいました。むむむ,誰だ? あっ,グラスワールドではありませんか。いつの間に前に出てたんですね。で,グラスワールドはじりじりとトレジャーを交わして先頭へ立ちました。トレジャーも必死について行ってますが,ゴール直前ではこの2頭が少し抜け出した感じです。そして,グラスワールドが1着,2着にトレジャーとなりました。
 ほっ,馬券はなんとか的中。トレジャーを入れておいて良かった良かった。

 

[検討](大阪杯)

 お次は阪神の大阪杯へ参りましょう。天皇賞へ向けての前哨戦。最後の調整といったレースですね。ここにはあのエアシャカールが久々に出てきました。
 さて,本命なんですが,エアシャカールはちょっと久々過ぎるんで,軸からは外すことにしました。で,何を本命にするかですが,こちらも明け4歳のサンライズペガサスにします。前走大阪城ステークスではここと同じ2000mで勝っています。その前の菊花賞は距離が距離なんで参考外ってことにして,更にその前の神戸新聞杯は2着と,2000m前後の距離ではかなり力を発揮しているんじゃないでしょうか。天皇賞はどうかなと思いますが,ここ大阪杯に限って言えばかなり有力であると思います。ということで,サンライズペガサスを本命に押すことにしましょう。そして対抗は京都記念2着のマチカネキンノホシですね。去年は3強の前に脇役に徹していましたが,今回はナリタトップロードもいませんし,主役になれるチャンスです。ここは取りに来るかと思います。そして3番手にエアシャカールを入れておくことにしましょう。考えてみれば去年の大阪杯2着だったんですよねぇ。復活して欲しいという期待を込めて3番手に挙げることにしました。
 そして4番手以降なんですが,前走,中京記念を勝ったツルマルボーイにしてみようかな。それと京都記念3着だったテンザンセイザも気になる存在です。これらも絡めることにしましょう。
 このくらいにしておこうかな。メンバーを見る限りそれほど荒れそうにもありませんし,多分。
 

[レース](大阪杯)

 レースです。スタート後,先頭に立ったのは,なんとタマモヒビキでした。これと言った逃げ馬がいませんので,どの馬が行ってもおかしくなさそうですが,それでもタマモヒビキが逃げるとは思いませんでした。2番手にはこれまた意外のトーセンダンディがつけました。その後ろにはブリリアントロードがいて,エアシャカールが4番手につけています。復帰戦で馬体重もかなり増えているようですが,しっかりとレースをしているって様子ですね。その後ろにはテンザンセイザがいました。そしてロサードがいて,マチカネキンノホシは7番手くらいでしょうかね。サンライズペガサスが中団から後方よりってとこでしょうか。ツルマルボーイもその後ろにいました。
 結構縦長の展開で向こう上面を進んでいます。そして3コーナーを過ぎて,後続馬が徐々に差を縮めてきました。そしていよいよ直線へ。さーて,抜けてくる馬がいるかなぁ〜。などと思っていたら,外からやってきました。他馬とはスピードが違います。それがサンライズペガサスです。わー,やっぱり来ましたねぇ。強いなー。そしてサンライズペガサスのすぐ内に一緒になってついてきた馬がエアシャカールです。この馬も見事に来ましたね〜。16kg増もなんのその。僅かにスピードはサンライズペガサスに劣りますが,それでも他馬に比べたら全然速いスピードです。
 結局この2頭で決まり。サンライズペガサスは直線でマチカネキンノホシの進路を妨害したようですが,審議でアウトにはなりませんでした。
 今シーズン初めての連勝ですぞぉ〜。

 

結果・・・「ダービー卿チャレンジトロフィー」「大阪杯」