2024年

4月11日

桜 咲 く

 今年の早春はときに暑く、ときに寒く、寒暖の差が大きくて、戸惑いつつ、四月を迎えました。正月早々の能登の地震の後の復旧に関係者の努力が続くなか、台湾でまた、地震が発生、自然の猛威になすすべもない人知の限界を知らされます。一方、ウクライナの戦禍収まるところがないまま、イスラエルとパレスチナの紛争は中東全体に拡大する恐れが出てきています。

 人間社会の混乱とは全く無縁に、自然は移り変わっていき、木々は新しい芽をふき、桜の花も開きました。心静かに、開く花を眺めたいものです。

 桜は私たち日本人にとって特別な花、花といえば桜です。毎年、この季節になると思い出すのですが小学校の入学式のあと、担任の先生が「君たちが学ぶ教科書は初めて色刷りやで」と嬉しそうに言われた昔が忘れられません。その最初のペ-ジが「サイタ サイタ サクラガ  サイタ」でした。
 

さまざまのこと思ひだす桜かな  芭 蕉

今生の今日の花とぞ仰ぐなる  石塚友二

花咲かば会ふべかりしを逝きにけり  田澤二郎
神戸市東灘区 大前啓介さんから
 

 32号「淡路さじき公園」素晴らしい花で春爛漫の景色、有難うございました。さじき公園の2階からの景色素晴らしいですね。スケールが大きいと同時に手入れが行き届き、やはり予算と施設拡大の意欲がかかり、春の景色に陶酔させて頂きました。明石海峡大橋が出来たお陰で、車さえあれば「春の草花」の鑑賞が楽になり、それなりの予算を兵庫県で 考えてくれるおかげで「凄い景色」にめぐまれ、先生のお蔭で、自宅のパソコンで鑑賞できるのは、最高です。

 これだけの通信を送って頂き、感謝感激です。「広大なお花畑」を自宅で鑑賞できる機会に恵まれ。

 今年は春がくるのが遅く、イライラしてましたが、「春の花のお風呂」につかれ、本当に有難うございました。

神戸市垂水区 二宮尊志さんから
 

 待ちかねた春の陽気が伝わってきそうな3月第2号、ありがとうございました。

 淡路島のスケールの大きなお花畑や、陽光を浴びてうれしそうな犬の姿に本格的な春の到来を感じたことでした。暖かさに振り回されず、ゆっくりと春を楽しみましょう。お元気で。


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 今朝からヒヨドリの姿を見ません。ミカンにも手つかずです。野山に花があふれ、蜜が満ち、ミカンは不要になったのかもしれません。秋まで一休みでしょうか。

 さて、1月に見つけたカラスウリのその後を見に出かけました。腐った実があるだけでした。調べると、花粉を媒介する蛾が夜行性なので日没から日の出までしか花は開かないそうです。それも6月以降。残念。街路樹のカリンに花が咲いていました。

 幼稚園の桜を見に行きました。満開です。花吹雪の中、保護者と一緒に新入生が登校する、そんな入学式当日に今年はなってほしいです。長い教員生活でそんな光景にお目にかかれたのは数度しかありません。忘れられない光景です。

 花壇に到着、今日の一番はルリヂシャ。青いレタスなんでしょうか。毛むくじゃらの蕾が気に入りました。水仙の雄蕊が炎症を起こしたみたいに見えます。ロドレイアの赤い花はここでしかお目にかかれません。帰り際に雪柳の名札をふと見ると「八重」とあります。確かに八重です。では他は一重なのかなあ?探しました。確かに一重でした。

 帰り道の角のお家、寒緋桜が満開でした。綺麗ですねえ。

 暖かさに油断されずにお元気でお過ごしください。

神戸市北区 肱岡巌さんから

 32号うれしく拝読しました。早速ですが、3月ぎりぎりの淡路花さじきえのご訪問、気をもまれたことでしょう。ご自身のお楽しみもさることながら、私までその恩恵に浴して感謝感激です。

 昔、私は仕事で2年ほど淡路島の洲本市に住み、島内各地を駆け回っていましたが、まだ淡路大橋がない頃なので、神戸での会議などの際は前日から泊りがけという時代でした。

 大橋ができてから何度か車で淡路に行き来をしましたが、大変便利になりましたね。しかし残念ながら花さじきにはいったことがないのが残念です。

 しかしその位置や付近の景色はしっかり覚えております。それで海をバックにしたあの広大な菜の花畑の姿を実感として眺めております。それに何枚ものきれいな花の園内のを眺めているとさなが現地にいるような感じになります。まことに嬉しいです。

 私が少年時代の田舎の田園では、今頃になると彼方此方に沢山の菜の花畑がありました。それで友達とその畑の中に入り、チャンバラの切りあいの遊びをして夢中になって荒らしていたら、大人から怒鳴られて追い出された記憶などがよみがえり、なんとも懐かしい次第です。沢山の写真を見せていただきありがとうございました。

 何とか一度は花さじきを訪れてみたいものです。

 また浮世絵の模写をお届けします。作者は歌川国貞で前回絵の作者喜多川歌麿より、少し後期の作者のようです。この作者の作品は江戸まえのきりっとした美人画を描くのが得意のようです。

  ありがとうございました。お大事に

 

 

 神戸市北区 小坂隆一さんから

 
ホ一ムページ3月号 (2)拝読、深謝

 季節はめぐり、寒かった先日迄の寒気は何処に、季節風でながされたのか? 一挙に春爛漫

 家の温室に詰め込んだ草花も庭での太陽と水の恩恵を満腹せねばとぼちぼち庭へ出さねばと思っています。

 日本の唱歌 (代表唱歌 ) 朧月夜は大変こころに残ります。

 淡路島の花畑他、犬の散歩コ-ス、ハイキングコ-ス、等々来客の満足感をうまくかなえてくれます。両編集長の写真撮影技術の、確かさで、行かずしてこころ楽しめました。近くの公園で楽しんでいるのとは趣味、趣向が違ってスケ -ルの大きさと見事さに感嘆します。

 家では桜も見事に咲き、(切り込んだ為、ボウズみたい?)~、サクラ切る✂️バカ?の失敗施工に反省しています。

 狭い庭ではサクランボの花は終わり本当に小さなツボミ、寒椿の赤、白が咲き始め、木蓮がまた華やかな賑わいを醸してくれそうです。

 ボランティアの公園花壇も6月から7月の植え替えを待って今の花を頑張っています。

 季節はめぐり、いろいろ突然の変化もありますが、この楽しみのホ一ムページも、両編集長を中心に愛読者一同、頑張って護っていきましょう。


 

◎西宮市 柿木啓子さんから
 
 

 菜の花畑のお便りを嬉しく拝見しました。なんと  淡路まで往復50分で行ってこられたとはびっくりです!

 一面の菜の花畑は癒やされますね。「朧月夜」の歌詞にも郷愁を誘われます。いつまでも歌い続けてほしいです。

 桜はまだか  まだか    言われてましたが   一挙に咲きました。あちこちで桜祭りが行われてるようですが  人混みは避けて  家のそばの桜を嬉しく見上げました。この辺りはまだ八分咲きぐらいです。ウグイスの鳴き声も聞こえて  静かな春を楽しめます。足元にはタンポポが咲き黄色の花は元気を与えてくれます。今年も春の歳月切符を一枚使えました。

 桜の絵は持っていませんので拙い写真を添付します。高い枝の花は素晴らしいけれど   下の方の幹から出ている蘖の花に心惹かれます。

 行く春を十分楽しみます




◎東京都新宿区 中岡直美さんから

 ホームページのお知らせをありがとうございました。

 花さじきの、菜の花はとても綺麗ですね。春を感じます。

 今春は、梅雨のような毎日で桜の開花も遅れていましたが、やっとお花見ができるようになりました。晴れ間に近所の桜をみてきました。公園には桜の他にも可愛い花がたくさん咲いていました。

 早く晴天になってほしいものですね。


◎神戸市北区 大山嘉子さんから  

 3月2号、拝見しました。一面に広がる菜の花やムラサキハナナに圧倒されました。この広い敷地にいろいろな花を咲かせるのは並大抵ではないことだと思いました。施設を保全して下さる方々に感謝します。

 お陰で素敵な光景が見ることができます。先生のタフさに頭が下がります。

 懐かしい蕪村の俳句はうれしかったです。また、なのはなや昼ひとときの海の音 も写真にピッタリの句だと思いました。

 いつも素敵なホームページをありがとうございます。無理をなさらないで続けて下さい。楽しみにしています。

◎神戸市須磨区 渡邊哲男さんから

 
ホームページ3月号(2)、更新の案内頂きました。 有難うございます。 早速拝見しました。

 今年は、早い時期から、すっかり、春めいて、初夏のような陽気の日々でした。 ところが、その時期も長く続かず、寒の戻りで、真冬の寒さの日々が、その後長く続き、最近になって、ようやく、本当に、気分も空の色も、春めいてきました。「春めきて物の果てなる空の色」 今年は、春めいたり、寒の戻りが、あったり、何度も、繰り返して来ました。 「春めくという言の葉くりかえし」

 小学唱歌の「朧月夜」は、この時期にピッタリはまります。 快晴の日差しは、めったになく、いつも、曇りがちの日が続きます。小学唱歌の「朧月夜」は、子供のころから、よく歌った思い出の歌の一つです。

 あわじの花さじき、広いですね。 一面の菜の花の黄色、すごい迫力です。 対象的にも見える、ムラサキハナナの、紫は、落ち着いて見えます。 「菜の花や月は東に日は西に」蕪村のこの句は、あまりにも有名で、菜の花を、見れば、思わず口に出ています。 「なのはなや昼ひとときの海の音」 あわじ花さじきのこの場所には、ふさわしいです。すぐそこに、瀬戸内海があり、海の音が聞こえるようです。

 我が家の近辺では、公園の花壇で、ラッパ水仙を、見つけました。道端で少し崖になっている所で、水仙が、かたまって咲いていました。それから、こぶしの花が、満開になりした。サクラが、咲き始めました。2~3部咲きで、今週中には、満開になりそうです。我が家のベランダに向こうに、野鳥(つぐみ?)が、あらわれました。最後は、夕方の曇り空です。順に添付します。

◎神戸市灘区 重村 仁さんから
 

「桜花のなか 春満喫」

季節は卯月に入り、先生のホームページ毎月楽しみにしています。3月号「春が来た」童心戻り歌いました。作詞高野辰之、作曲岡野貞一。二人の歌「春の小川」「おぼろ月夜」「古郷」「紅葉」日本人なら誰もが歌える懐かしい歌です。

今年は桜に開花が遅れ、4月に入り一気に開花し4日以降は日本中で満開を迎えました。桜前線無し各地ほぼ同時開花。天気にも恵まれ多くの人出となりました。王子動物園もきれいに咲き「通り抜け夜桜」で賑わいました。私も3日間動物園とその周辺巡り、母校葺合高校にも立ち寄りました。王子公園には480本のソメイヨシノが咲き、遠出しなくても十分楽しめます。ソメイヨシノは幕末から明治にかけて。江戸植木屋「染井吉野屋」の日本固有種人為的交配で生まれ、全国に広がったと言われています。知りませんでした。また4月9日は神戸市の小学・中学校入学式、久しぶりの桜花での入学式。新1年生に前途あれと祈ります。

春の訪れで、先生の庭に来るメジロ、ウグイスの鳥達のさえずり、鳥も人間と同じ会話していると聞きました。先生にいろいろ話しているかも知れませんね。お元気で応えてやって下さい。

 ◎神戸市北区 犬塚弘一さんから
 
  
 3月の月末は、とても過ごしやすい気候になりましたね。

 ホームページ「春めく」を拝見しました。

冒頭の唱歌は、先週柿木さんがコーラス部隊を率いて合唱した「朧月夜」が、懐かしく思い歌ってみましたが、メロディーは覚えていて一番は、楽に歌えました。

あわじ花さじきでは、見事な菜の花畑ですね。

昔友人の親が、淡路島の枯木に別荘を建ててそこの庭には菜の花畑があって黄色の絨毯を敷き詰めた様に高校生時代の私達は、オバチャリで淡路島一周冒険を終えて別荘に入り「綺麗やなー」と、眺めていたのを懐かしくリフレインしました。 全ては、阪神淡路大震災にて全壊しましたが、明石海峡大橋の設計は、全世界の建築家が称賛した吊橋ですし、
 私達家族はそこを通過して花さじきの近所にある北淡KITTYランドへ行きました。
帰宅してPCを開くと竹内さんのホームページが届いているではないですか!

  慶び勇んでホームページをひらきましたが、KITTYランドで3853歩を歩き倒し充分に遊んだので、眠気が勝り翌朝起床して、ホームページ「春めく」を開いた次第、昨日の余韻を漂わせながら穏やかな気分で拝見した。

 花さじきの菜の花と朧月夜がリンクして竹内さんが花さじきの菜の花畑を観て綺麗だと思う感情に触れた様な気がしました。

◎福岡市 清水亜紀子さんから

 雨が多い日々が続いていたようですが、晴れの日を有効にお使いのようですね。

 ホームページを拝見しました。「春めく」という言葉には素敵な響きがあり心踊らされます。新しいことが始まる季節に空の晴れやかさ、草木の香り、花の美しさが全ての生物にエールを送っているような そんな気持ちになります。

 また、淡路島に渡る明石海峡大橋の写真、公園での写真はとても綺麗な青空と海が広がっていて心地よいです。ペットも一緒に散歩出来るとても解放感に溢れる公園だということが伝わりました。

 私の自宅の近くにある学校にある桜は満開です。ちょうど入学式に合わせたような桜の花でした。自宅前の海岸の桜はまだ二分咲きですが、満開時には生憎天気が下り坂。しかし、明日にはしっかり咲いてくれそうです。

 黄砂と花粉による鼻喉の不調を感じながらも外に出ずにはいられませんね。しばらく春を堪能出来ますようにと願います。

 これからも どうぞお身体ご自愛ください。

◎米子市 竹内 隆さんから 

 寒かった山陰も暖かい日が現れ、ようやく春が来たようです。桜の開花も発表されました。

  淡路島までそんなに速く行けるのですね。うらやましい限りです。また、機会を逃さず、お出かけになる両編集長の決断能力と判断能力の高さ、そして機敏さに頭が下がります。

  菜の花も美しいですね。瀬戸内海や対岸が見える景色もすばらしいです。

  今回の俳句では下の句にひかれました。

    鉛筆を削る木の香の春めくを

   菜の花の地平や父の肩車

  この鉛筆削り、小刀かカッターでしょうね。電動では香を嗅がないでしょうから。 気温があがると削った木の香がより匂い立つのかもしれません。もしくは、新年度、特に入学や進学、入社などを控えての胸の高鳴りを示しているのかもしれません。

  下の句は、一面の菜の花を見たときに昔に父親の肩車から見たことを思い出したのでしょうか。小さい子の視線では限られた範囲しか見えません。それを肩車にしてもらって見た一面の菜の花の風景が、大人の視線での風景と重なったのでしょう。

 風景や香には一瞬にして同じものに接した過去にもどしてくれる力がありますね。

 


 



ユキヤナギがサクラに負けじと咲いていました。       ジョウビタキが動き回るのを懸命に追いました。
 公園を下って行くとグラウンドにサクラが咲いています。
蒲池公園の桜
 公園に着きました。入り口の近く、道路わきの両側にサクラがきれいに咲いています。
 翌6日(土)昼過ぎ、蒲池公園に行きました。日頃、よく行っている公園で、思いがけなく友人、知人とのバッタリの場所でもあります。

 公園に近づくと済生会ふじの里の施設前のサクラが満開、樹下の花壇もきれいです。先ほどまで、居住の皆さんのお花見会が行われていたようです。

 
















 
 公園の入口近く、トサミズキが黄色の花を咲かせていました。サクラを見てきた眼に新鮮な色です。
錦おりなす 長堤に
暮るればのぼる おぼろ月
げに一刻も 千金の 
ながめを何に たとうべき 

  
  見ずやあけぼの 露浴びて
  われにもの言ふ 桜木を
  見ずや夕ぐれ 手をのべて
  われさしまねく 青柳を 
唱歌     作詞 武島羽衣
         作曲 滝廉太郎


  春のうららの 隅田川
  のぼりくだりの 船人が
  櫂のしずくも 花と散る
  ながめを何に たとうべき




 
季節は移る
 若々しい早春から爛熟の仲春そして若葉の晩春へと季節は移っていきます。

 櫻の花も盛りを過ぎた頃、わが家の庭のヤマサクラが満開を迎えました。このサクラは花と葉が同時に出てきます。やがて落花が池に落ちて、コイを悩ませることでしょう。

 庭のシュンランが花を開きました。
 4月5日(金)午後、団地内の藤原山公園を訪ねました。この公園は団地内にある公園の中でも最も大きく、毎年この時期には地域のさくら祭りが行われ、ことしも7日に行われて多くの人がサクラを楽しんだことでしょう。

 サクラは7分咲きでしょうか、満開はもう2、3日かかるようです。晴天とは言えない薄曇りのなか、かなり多くの皆さんが、多くは家族づれで、愛犬を連れてきている人もいます。
小鳥を見つけました。メジロのようです。
藤原山公園の桜
 
 春の懐かしい歌といえば、滝廉太郎の名曲「花」を思い出す人も多いのではないでしょうか。明治33年11月、歌曲集「四季」の第1曲として発表されたこの曲は、わが国で出された最初の合唱曲で、長く歌われ続けてきました。私自身、故郷の中学校の教師をしていた昔、文化祭で、生徒たちに負けじと先生たちと合唱した思い出があります。
 季節葉さかのぼって早春から仲春に移るころ、遊歩道を歩いていて、偶然、道端にツクシをみつけました。丹波篠山でもみつけられなかったツクシ、愛らしくて、しばし見つめていました。。
 道路に面したところに違ったサクラを見ました。サクラには淡紅色、白色、濃紅紫色とさまざまな色のものがあります
、グラウンドに着き、この団地の造成完成記念の碑のある場所のサクラを見ました。
若い女性の像もあります。当時は「六甲北ニュ-タウン藤原台」だったのですね。