2025年
2月17日
春 浅 し
花
春のうららの 隅田川
のぼりくだりの 船人が
櫂のしづくも 花と散る
ながめを何に たとふべき
見ずやあけぼの 露浴びて
われにもの言ふ 桜木を
見ずや夕ぐれ 手をのべて
われさしまねく 青柳を
錦おりなす 長堤に
くるればのぼる おぼろ月
げに一刻も 千金の
ながめを何に たとふべき
2025年
5月20日
五 月
5月になりました。ドイツの詩人ハイネが「うるわしく、美しい五月」と詠ったように若葉が茂り、風かおり、みずみずしい生命力にあふれる、一年中で最も麗しい月です。カトリックでこの月を聖母月とよぶことから、聖五月の呼称もあるようです。
ゴ-ルデンウイ-クには多くの人々が内外各地へでかけたようです。とりわけコロナ禍から解放された感のある今年は、観光地には内外のお客が殺到したと聞きます。
老齢になって遠くへ行けない私たちも、近辺に「美しい5月」を求めて、明るく、楽しい日々を送りたいと思います。
風五月好きな一樹に会ひに行く 西嶋あさ子 木々の香に向かひて歩む五月来ぬ 水原秋櫻子 まつさをな水の惑星五月来る 石田しず子 |
◎神戸市垂水区 二宮尊志さんから 大好きなスノーフレークがたくさん咲きました。この花を見ると「冬将軍は退散して、春がやっと来たんだなあ」と実感します。 バラの若芽が次々と、勢いよく出てきています。石垣には、仏の座とツタバウンラン。 出窓ではシクラメンが陽光を浴びています。
◎神戸市垂水区 中村耕二さんから この春を 誰にか見せん 我が心 故郷偲び 花の香ぞする
人生の中での大切な行事である、学校の卒業式の写真を沢山見せていただき、自分の経てきた過去の卒業式を思い出し、懐かしい思いに浸りました。そして今度は今が満開の、ご存じのふじの里の満開の桜を眺めながら、おもいだしております。その桜の花の下でよく遊んだことなどを思い出して、懐かしがっております. ホームページのお知らせをありがとうございました。 やっと春らしい陽気になりました。万博も始まり賑やかな春です。 きっとすぐに暑くなってしまうから、束の間のいい季節を楽しみたいと思います。 次号ホームページも、楽しみにしています。
3月号のホームぺージを拝見しました。 3月号 拝見しました。校塔に鳩多き日や卒業す 晴れの日にふさわしい句です。 先生ホームページは続けて下さいね。 日本国の長いしきたりに何の疑問も持たずにいました。定年、卒業、さくら、出逢い、転勤、引っ越し、この季節に日本民族が東奔西走をして、落ち着く先は、新しい勤務先や新居でしょうか?希望に胸を膨らませ着任した場面は今は昔、威風堂々の道は、いつぞや脇道に逸れて行き対抗すら出来ない状況に陥った経験が有りましたが、日にち薬によって復活を遂げようとしております。 「蛍の光」は、何回か歌いましたが、冒頭の歌詞の意味を小学校(鵯越小学校)の先生に教えて頂き蛍の光を歌う度に歌詞の意味を想いながら歌いました。 葺合高校の卒業証書授与式に校門、パティオの写真がありますが、枯枝がハイライトされて何だか寂しい空間に覚えましたが、当日は卒業式ですからおめでたい日だと、再認しました。青空に映える日の丸と校舎は、長い歴史が有ることでしょう。 「卒業式」には、「三本の木」を置いて行く先生が居られますが、高校の卒業式ですから、居られないかも知れませんね。 名前を呼ばれた生徒はすべからくハイ!と応えるので、清々しい風景だったと存じます。 何はともあれ卒業はおめでたい事です。 3月号、拝見致しました。 (3月の花)真ん中は よく見るとかわいらしいフキノトウです。赤いのは春咲きのツバキに鳥の姿ですね。 そんな旅立ちとスタートの季節に木々が芽吹き、桜が咲きますね。コロナ渦に一時は入学、新学期の始まりを外国に合わせて9月にしよう、という話もあったけれど、やはり日本は春の始まりが合ってるのだと思います。 さて、私は3月の終わりに東京に行きました。大学教員であった兄の退任式・懇親会に出席し、両親の墓参りをしました。少し前は暑かったのに、滞在の間は真冬の寒さで数日前には雪も降ったとか。厚手のニットを余分に持って行って良かったのですが、4月に入っても寒いようなので驚きました。福岡に戻った時、暖かく桜は葉桜に成りかけていました。今回はちょっと花冷えしていますが、東京の港区の増上寺と芝公園の桜の写真をお送りします。
卒業というテーマで感慨深く読ませていただきました。というのも私自身が教えた最後の学生たちの卒業式(学部)と修了式(大学院)があり、また、私自身の退官講演会、祝賀会があり、私も大学教員を卒業するからです。 確か、父が定めた教育方針が掲載されており、年褪せず、いい言葉だと思いました。これからの私もまだまだ、この言葉を噛み締めて生きたいと思いました。 気候が変動しています、ご自愛のほどを。
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