2025年

     2月17日
 
    春 浅 し

 
 
ふるさとの桜          
 毎年、このシ-ズンには、ふるさと丹波篠山市に帰り、子供のころから慣れ親しんだ、篠山城址やお濠の桜を愛でることにしています。4月7日、開花には少し早いかなと思いつつ、三田市に入り武庫川上流に沿って篠山へ向かいました。

 武庫堤防には桜の木が植えられています。桜の開花はまだ8分ぐらいでしょうか。この下流の桜並木は談話室の榊原さんの写真をご覧ください。
  
例年、藤原山公園の桜を紹介するのですが、今年は行けませんでした。デイサービスでご一緒する井上栄子さんから送っていただいた画像をご覧ください。
「花」(はな)は、 日本 の 明治 時代に作成された楽曲。 もともとは 1900年 (明治33年)11月1日付に共益商社出版から刊行された 瀧廉太郎 の 歌曲 集(組歌)『四季』の第1曲であった [1]。 東京都 墨田区 では、本曲を「区民の愛唱歌」に指定している [2]。 隅田公園 の 台東区 側には本曲の歌碑がある。 2006年 (平 … 詳細
作詞:武島 羽衣 作曲:滝 廉太郎
ボンボリをつけて夜はきれいだろうなと思っていましたら、丹波篠山市在住の久下久子さんから、篠山城址の夜景を送ってくださいました。

        花


          


春のうららの 隅田川  
のぼりくだりの 船人が
櫂のしづくも 花と散る
ながめを何に たとふべき

見ずやあけぼの 露浴びて
われにもの言ふ 桜木を
見ずや夕ぐれ 手をのべて
われさしまねく 青柳を

錦おりなす 長堤に
くるればのぼる おぼろ月
げに一刻も 千金の
ながめを何に たとふべき

 

2025年

4月20日

桜 咲 く

 篠山城址へ来ました。私の学んだ鳳鳴中学校はこのお城の下にありました。在学は太平洋戦争の始まる前、いっぱしの軍国少年で、級友と肩を組んで「響(ひびき)世に満つ篠山の 若き木立と今あれど 国と家とを守るべき楯(たて)ともならん われ つひに」と校歌を蛮声を張りあげ、歌ったたものでした。数えれば八十数年前、旧友はほとんどなくなりました。

 お濠の桜も、年老いましたが、今年もきれいに咲いています。ボ-トでお花見をする人もいます。

 

◎神戸市垂水区 二宮尊志さんから
 3月号の発行おめでとうございます。
 
 葺合高校の卒業式、感慨ひとしおで見入ってしまいました。
感動をありがとうございました。

 ホームページ、楽しみにしています。ありがとうございます。


      
*******************************************

 毎朝、寒暖の差に振り回されている間に、庭に忍び込んだらしい春の気配を集めてみました。

  ボタンの蕾が今にもはじけそうです。豪華な花が出てくるのがすぐそこみたいです。 姫踊子草がひっそりと咲いています。満天星つつじの小さな花を見つけました。

 大好きなスノーフレークがたくさん咲きました。この花を見ると「冬将軍は退散して、春がやっと来たんだなあ」と実感します。

 バラの若芽が次々と、勢いよく出てきています。石垣には、仏の座とツタバウンラン。 出窓ではシクラメンが陽光を浴びています。

  陽気に騙されず、くれぐれもご自愛のほどを。


◎神戸市垂水区 中村耕二さんから
  春爛漫

    この春を 

     誰にか見せん 我が心 

       故郷偲び 花の香ぞする




 
◎神戸市北区 肱岡 巌さんから

  人生の中での大切な行事である、学校の卒業式の写真を沢山見せていただき、自分の経てきた過去の卒業式を思い出し、懐かしい思いに浸りました。そして今度は今が満開の、ご存じのふじの里の満開の桜を眺めながら、おもいだしております。その桜の花の下でよく遊んだことなどを思い出して、懐かしがっております

           *******************************************

 
次の『北斎』の絵は「尾州富士見原」と題された絵です・上半身はだかの桶職人が、せっせとかんなかけをしていますが、その向こうに小さな富士が見えます。このユニークな構図が面白く印象に残る絵です。その場所は「愛知県名古屋市の富士見町付近」とされているようです。 


◎神戸市北区 小坂隆一さんから

 
ホ一ムページ3月号を拝読して。

 待ちにまった季節到来です。 予報ではもう一度寒さか訪れるとの報がありますが、 本当に寒さの時期が過ぎ入学、入社や祝い事の多い頃となりました。 季節は巡り人々は喜びの渦中に流されて行きます。

  他方、世界の戦乱の現場、国内の自然災害の復旧はめどのつかないままです。この種の報道には目をそむけます。
私たちは花の季節と共に気候、環境に恵まれ楽しい毎日を過ごしています。

 懐かしい卒業式、自分の遥か昔の忘れられぬページを思い返します。 高校時代の3年生、サッカ-、母校初出場、兵庫県の代表チ-ムになりました。 戦前予想ではダ-クホ一スで、高評価。でも悲しいかな、大きな会での初・未体験、結果は0 - 1 惜敗。勝者は 信越地方代表 穂高高校、 64年たっても忘れません!

 さて、ボランティアの公園の花壇の花はグングンとのび、ミドリの葉っぱとたくさんのつぼみが開花を待っています。




  今月号のホ一ムページは愛読者、それぞれ違った、思い懐かしい読後感に浸りました。 最後に何時も変わらぬホ一ムページにご苦労される両編集長に感謝申し上げます。



◎神戸市北区 井上栄子さんから
  

  お嬢さんの沖縄旅行の写真を送ってこられました。



◎東京都新宿区 中岡直美さんから

 ホームページのお知らせをありがとうございました。

 やっと春らしい陽気になりました。万博も始まり賑やかな春です。

 我が家の庭も、花が咲き始めました。ハナカイドウが満開です。ハナミズキの蕾も膨らみ始め、楽しみです。

 きっとすぐに暑くなってしまうから、束の間のいい季節を楽しみたいと思います。

 次号ホームページも、楽しみにしています。


◎長野県中野市 南  良子さんから

 3月号のホームぺージを拝見しました。

 卒業式というのはいつ見てもいいものですねえ。そしてこんなに立派に写真が保存 してあつて、その日の厳かさ キリッと引き締まった清々しさ等とても良かったです。私も66年前を思い出しております。

◎神戸市北区 大山嘉子さんから

 3月号 拝見しました。校塔に鳩多き日や卒業す 晴れの日にふさわしい句です。

 懐かしい神田先生も出席された卒業式。3年間で皆勤が6人に1人とはすばらしい教育だったと思います。私は如何に休もうか思案していました。

 写真を拝見して感動的な卒業式であることがうかがわれます。先生も感慨に浸られたことでしょう。卒業式に「仰げば尊し」、「蛍の光」を歌う学校も減ってきていると聞きます。

 談話室の肱岡巖さんの見事に描かれている絵と説明はいつも楽しみにしています。いつもありがとうございます。

 先生ホームページは続けて下さいね。


◎神戸市須磨区 渡邊哲男さんから
 
 
ホームページ3月号の更新の案内を、頂きました。 有難うございます。 お元気そうな竹内先生と、奥様のご様子を、お伺い出来て、嬉しく思います。

 卒業式のシーズンです。 卒業式には、色々な想い出があります。 小学校から、大学まで、思い入れは、その都度違います。 普段は、何気なく過ごしている、教室や校舎も、卒業式の当日には、いつもと違う感情があったり、新しい発見をしたりします。「校塔に鳩多き日や卒業す」 今だに、卒業式の歌は、全て、覚えています。「仰げば尊し」など、そらで、歌えます。 この時期には、ふと口ずさむ時があります。 懐かしい気持ちになります。「口に出てわれから遠し卒業歌」 また、寄せ書きを、したり、サイン帖に、サインをしあって、楽しんだりしたことも、ありました。「卒業といふ美しき渦にゐる」
 
 唱歌「蛍の光」、卒業式とか、送別会では、必ずこの歌を、歌ってきました。でも一番と二番の歌詞までで、三番、四番の歌詞は、初めてみました。 さすがに、違和感が、あります。

 葺合高校の卒業式は、懐かしい感じが、します。竹内先生の教え宜しく、全て、きびきびしていて、気持ちが良いです。やはり、良い習慣は、残していってほしいですね。

 この2~3日は、少し前の、真冬の寒さから、抜け出して、初夏を思わせる陽気になりました。おかげで、色んな花が、一気に咲き始めました。 梅の花が、残っていました。植え込みのユキヤナギと、コブシの花が、咲き始めました。この時期に山茶花の花が、残っていました。花壇では、ノースポールが、根付いてきました。 順に添付します。

◎神戸市灘区 重村 仁さんから

 富士と芝桜 
芝桜
約50万株;本栖湖
          久しぶりに富士を描きました。




◎神戸市東灘区 榊原充俊さんから 

 葺合高校16回卒業(昭和39年卒)「ユウカリ会」は卒業後61年たった今日まで活躍を続けています。その中の「歩こう会」は毎回感動を更新することを目標に活動を続けています。

 4月10日、三田市の武庫川の堤防を歩きました。この「「ふるさと桜つづみ回廊」は武庫川25㎞、4’000本の桜は30年の歳月をかけて造成されたもので、兵庫県の日本海と瀬戸内海を桜で結ぶ回廊の一つです。
 
 当日は天気もよく、散り始めの花吹雪に歓声を上げる5人組でした。















◎神戸市北区 犬塚弘一さんから

「卒業」拝見しました。

 日本国の長いしきたりに何の疑問も持たずにいました。定年、卒業、さくら、出逢い、転勤、引っ越し、この季節に日本民族が東奔西走をして、落ち着く先は、新しい勤務先や新居でしょうか?希望に胸を膨らませ着任した場面は今は昔、威風堂々の道は、いつぞや脇道に逸れて行き対抗すら出来ない状況に陥った経験が有りましたが、日にち薬によって復活を遂げようとしております。

 「蛍の光」は、何回か歌いましたが、冒頭の歌詞の意味を小学校(鵯越小学校)の先生に教えて頂き蛍の光を歌う度に歌詞の意味を想いながら歌いました。

 葺合高校の卒業証書授与式に校門、パティオの写真がありますが、枯枝がハイライトされて何だか寂しい空間に覚えましたが、当日は卒業式ですからおめでたい日だと、再認しました。青空に映える日の丸と校舎は、長い歴史が有ることでしょう。

  「卒業式」には、「三本の木」を置いて行く先生が居られますが、高校の卒業式ですから、居られないかも知れませんね。

 名前を呼ばれた生徒はすべからくハイ!と応えるので、清々しい風景だったと存じます。

 何はともあれ卒業はおめでたい事です。

 
◎福岡市 清水亜紀子さんから

 3月号、拝見致しました。

3月の花)真ん中は よく見るとかわいらしいフキノトウです。赤いのは春咲きのツバキに鳥の姿ですね。

 そして、なじみの深い「蛍の光」と2012年に歴代校長として参列された高校の卒業証書授与式の記事と画像に胸が熱くなりました。卒業生が送った「仰げば尊し」は私がとても好きな曲ですが、残念ながら私の中高では卒業時は歌ってなかったように思います。

 「蛍の光」も歌詞が今の生活とかけ離れているからか、段々歌われなくなっていると聞きます。これらの曲が
13年前はこの高校で歌われていたことに感動しました。聞くだけで学び舎を共に過ごした先生と生徒の日々が思い返されるようです、掲載された画像にある未来ある若い人たちの輝いた目、教師たちの嬉しそうな笑顔、どれも日常生活では出会えない感動があります。13年の月日が経ち、彼らは31または32歳。どんな大人になっていることでしょう。

 私の若い時に比べて若手も少なくなり社会情勢も大きく変わって、そうでなくても 全てが上手くいっている人など、いないでしょうけれど、一番人生の中で油がのっていると言われる年代。どんな状況下でも希望を失わず前を向いて生きていって欲しいと願います。

 そんな旅立ちとスタートの季節に木々が芽吹き、桜が咲きますね。コロナ渦に一時は入学、新学期の始まりを外国に合わせて9月にしよう、という話もあったけれど、やはり日本は春の始まりが合ってるのだと思います。

 さて、私は3月の終わりに東京に行きました。大学教員であった兄の退任式・懇親会に出席し、両親の墓参りをしました。少し前は暑かったのに、滞在の間は真冬の寒さで数日前には雪も降ったとか。厚手のニットを余分に持って行って良かったのですが、4月に入っても寒いようなので驚きました。福岡に戻った時、暖かく桜は葉桜に成りかけていました。今回はちょっと花冷えしていますが、東京の港区の増上寺と芝公園の桜の写真をお送りします。

  寒暖の差に風邪など引かぬようお気をつけください。来月もホームページの更新を楽しみにしています。

 ◎米子市 竹内 隆さんから

 卒業というテーマで感慨深く読ませていただきました。というのも私自身が教えた最後の学生たちの卒業式(学部)と修了式(大学院)があり、また、私自身の退官講演会、祝賀会があり、私も大学教員を卒業するからです。

 確か、父が定めた教育方針が掲載されており、年褪せず、いい言葉だと思いました。これからの私もまだまだ、この言葉を噛み締めて生きたいと思いました。

 気候が変動しています、ご自愛のほどを。

 



 

さまざまのこと思ひだす桜かな  芭 蕉

今生の今日の花とぞ仰ぐなる  石塚友二

花咲かば会ふべかりしを逝きにけり  田澤二郎
わが家の桜
 わが家の桜はヤマザクラで、日頃は根がどんどん太くなって、他の木や草花を追いやったり、しおらせたりする困りものですが、他の桜が散り始める頃、美しく咲いてくれます。今年もきれいに咲いてくれました。

 
今月の歌:桜満開の4月は「春のうららの隅田川」で始まる滝廉太郎の名曲のひとつ、「花」を選びました。「荒城の月」や「箱根八里」と並び。広く親しまれる曲となりました。
 
 1900年(明治33年)11月、共益商社出版から刊行された滝廉太郎の歌曲集「四季」の第一曲でした。以来春を代表する歌曲として広く歌われ、日本語の美しさと音の流れが見事にマッチして、音楽的にもすばらしい作品とされていて、いまでも女性合唱の定番曲として歌われ、女性2部合唱が中心のようです。

 東京都墨田区この歌を「区民愛唱歌」に指定し隅田公園には本曲の歌碑があります。

 私事で恐縮ですが70年も前、郷里の中学校に勤めていたとき、文化祭で、音楽の先生の指揮のもとに、教職員でこの歌を合唱し、私は低音で歌うよう命じられました。今でもこの歌を歌うと、低音になります。


 山桜と言えば戦前派の私は幕末の国学者、本居信長の「敷島の大和心を人問はば 朝日に匂ふ山桜花」という歌を思い出します。

 遅咲きのヤマサクラも散り始めました。水に浮かんだ花びらを「花筏(ハナイカダ)」とよぶようです。庭の小さな池にも花びらが浮いています。鯉が出てきました。齢30年を越し、独りぼっちの鯉も嬉しそうです。



 

 アメリカのトランプ大統領の相次ぐ関税政策に、世界各国経済は翻弄され、各地で混乱が起こって、将来が見通せない状況です。

 そしてウクライナなど、多くの国々では、多くの人々が戦火に苦しむ様子を思えば、平和の有難さを改めて感じます。

 人間社会の混乱とは全く無縁に、自然は移り変わっていき、木々は新しい芽をふき、桜の花も開きました。心静かに、開く花を眺めたいものです。

 桜は私たち日本人にとって特別な花、花といえば桜です。小学校の入学式のあと、担任の先生が「君たちが学ぶ教科書は初めて色刷りやで」と嬉しそうに言われた昔が忘れられません。その最初のペ-ジが「サイタ サイタ サクラガ  サイタ」でした。
 

 4月5日、久しぶりに蒲池公園へ行きました。かつては毎日のように訪れ、知人にバッタリ出会うのを楽しみにしていた公園ですが、寄る年波で、すっかり来られなくなり、今年に入ってから6回目という情けない状況です、しかし、この公園の桜は見ずにはおれず.しばしの間、桜を楽しみました。公園の東に藤原台団地の完成の記念の場所があり、若い女性の像があります。残念ながら、まずまず好天気なのですが、曇り空で、花がいまひとつ映えません。
公園の桜