◎神戸市垂水区 二宮尊志さんから

 4月号発刊、おめでとうございます。

 やはり、4月は桜の月。あちこちの桜を満喫できました。ありがとうございました。「隅田川」、私も何故か、低音です。

  春です。お元気でお過ごしください。 5月号が楽しみです。

     
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 今朝のお散歩はがけ崩れ跡の階段を上り、公園を抜けて、明石大橋と淡路島を望む展望台に出ます。いつものコースですが、展望台からの眺めがクッキリしています。帰り道、石垣にしがみついた星桔梗と肉厚植物の火祭りと朧月を見つけました。庭ではバラが盛りです。ギッシリと咲いています。初夏の気配の感じられる昨今、お元気でお過ごしください。


◎神戸市北区 肱岡 巌さんから

  4月号有難く拝見いたしました。

 本号も沢山のあちこちの、満開の見事な桜花の写真が満載で、座してたのしませていただきました。その中でも篠山
城公園の桜は過去を思い出しながら嬉く拝見しました。現職時代のころは花見客の整理などで大変でした。

 数年後に退職してから、花見客としてとして、篠山城公園に来て  花見を楽しみましたが、それが病みつきとなりまして、そその後は10年近く、毎年花見時には、家内手作りの重箱にオミキ少量を持って、篠山城の花見を楽しみました。そんなことを思い出しながら、今も変わらぬお城の写真を眺めていると、思わず涙がこぼれました。本当にありがとうございました。

 先生と同じく、私も最近蒲池公園の散歩が歳とともに減少していますが、昨日訪れてみると、もはや桜花の気配は全くなく、青葉若葉が輝いており、季節の移ろいの速さに驚きました。そして無粋なことですが、自分の残る余命をおもうと、寂しい気にもなりました。

 さて次は、おなじみの、「北斎」の富士シリーズの絵の一枚、〈駿州江尻〉と題名のついた絵です。数名の旅人が、富士おろし」の突風で、傘などを吹き飛ばされて慌てているという、味わい深い絵で,素晴らしいですね。




◎神戸市北区 小阪隆一さんから

 4月号 桜咲く 拝見しました。サイタサイタの桜の花の開花を見極めながら、南から北へやってきた桜前線もゴ-ルデンウイ-クをめどに幕を閉じられそうです。

 大阪万博もだんだん盛り上がってきました。季節も過ごしやすくなって、戸外の外出も過ごしやすくなりました。私たちのボランティア活動も活発になってきて、花壇のお世話も人気!寒さで小さく縮こまっていた花もグングン成長し、 美しい花を見せてくれています。

 他方、世界はウクライナなどの戦乱、トランプ大統領の関税対策など,難しい問題ばかりです。また私たちの毎日は、物価の高騰.お米がない、ないなどの問題ばかり。ホ-ムペ-ジを見て、一息つきましょう。また、いつも編集にご苦労なさっている両編集長に感謝しましょう。

 

 ◎神戸市北区 井上栄子さんから
  

 皐月晴れ
の好天気、きもちがいいですね。立派な鯉のぼり、どちらで見られましたでしょうか。

 私も三田の娘のところから伊丹の方にまいりました道菅ら、新緑にツツジが満開、本当に清々しい気持で、帰宅しました。
 写真をお送りします。
 

◎東京都新宿区 中岡直美さんから

 気忙しい日々を過ごしていて、すっかりご無沙汰してしまいました。

 暑い日もあり、庭の花々が咲き始めました。もう枯れてしまったかもと諦めていたミニバラや、田舎から根っこを持ってきて植えたアストロメリアが咲き始めました。そして、庭の雑草も青々と大きくなっています。
庭仕事に忙しい季節になりました。

◎長野県中野市 南  良子さんから

 四月号を拝見しました。いつもありがとうございます。サクラはいいつ見てもいいものですね。

 「花」の歌を見て思い出しました、私の家は学校の近くにありました。小学校高学年のころ、放課後家に帰ると、中学校の方から「花」の2部合唱が聞こえてきました。1か月以上続いたと思います、私は高音部は知っていたのですが、低音部は知らなかったので、それからはいつも低音部を口ずさんでいました、懐かしい思い出です。

 大阪万博は人気なようですね。関西在住のお友達は何度も行っているようです。海外からのお客様も多いようで何よりです。

  次号のホームページも楽しみにしています。

 
◎神戸市北区 大山嘉子さんから

 4月号 桜咲く 拝見しました。公園やその周辺の桜は満開で見事です。天気が良ければ・・・と残念です。また、篠山城址やお濠、武庫川堤防等沢山の桜をありがとうございます。桜は満開もいいですがハラハラと散るのも趣があって好きです。そして花吹雪、花筏など素敵な言葉があります。今回の桜の句はどれも意味深い感じがしました。

 特に さまざまのこと思ひ出す桜かな は久しぶりに故郷の伊賀上野を訪れた芭蕉が咲き誇る桜を見てかつて仕えた主君の面影を偲んで謳った句だそうです。難しい言葉は一つもありませんが味わいのある句だと思いました。

 先生が遠くまで足を運ばれたことを嬉しく思います。まだまだ、頑張れそうなご様子、安心しました。

 
◎神戸市須磨区 渡邊哲男さんから

 ホームページ4月号(桜咲く)の案内メール頂きました。 有難うございます。
 この近辺のサクラは、ソメイヨシノと、山桜が、半々ぐらいで、ソメイヨシノの満開の時期は、遥に過ぎて、すべての花は、すっかり散ってしまいました。 代わりに、花を、つけていた山桜も、散り始め、すっかり、初夏の装いになってきました。「さまざまなこと思ひ出す桜かな」 そして、また一年が経ち一年歳を、取りました。「今生の今日の桜とぞ仰ぐなり」毎年、素晴らしい満開の桜を、眺めながら、これから先のことに、想いを、寄せます。
「花咲かば会ふべかりしを逝きにけり」 最近では、しかたがないことですが、毎年のように、友のうち誰かが、いなくなります。 残念です。
 
 今月の歌、滝廉太郎の「花」、この歌も高校時代、中庭で、原先生のアコーディオンの伴奏で、皆で、よく歌いました。毎年この季節になれば、そんなことを、想い出します。懐かしく思います。
 蒲池公園のさくら、今年は、まだ少し早かったのでしょう。曇り空のお天気で、まだ少し早くて、残念でした。藤原山公園の桜、デイサービスでのご友人の写真の桜は、満開でみごとです。
 
 故郷の桜では、篠山城址の桜は、いつもの、景色で、私なども、馴染みがあります。見応えもあります。我が家の桜、竹内先生邸の桜は、山桜とのこと、見事で、素晴らしいと思います。また、池の鯉は、30年を、超えて、元気で泳いでいる姿は、いいですね。

 私もこの近辺の写真を、撮って見ました。4月の初め頃、道端で、雑草に混じってハナニラが、満開でした。公園の桜(ソメイヨシノ)が満開でした。桜の花に雀が花の蜜を吸っていました。桜の木の足元に、山吹の花が、咲いていました。花壇では、ビオラが、根付いていました。順に添付します。



 
◎神戸市灘区 重村 仁さんから

 
上野・歴史をかたる会

 この10年、地域の歴史を学んでいます。 参加者年配者15名くらいです。 受講者の出入りがありますが。 当初からの受講者は5名続いています。先生は葺合高校一年したの竹村勝昌先生。会の名称は「上野・歴史をかたる会」地域の歴史のことからスタートしました。私の住む地域は神戸市灘区、摩耶山の麓に江戸時代から上野村、五毛村、畑原村の3村があります。現在も五毛天神中心の村です。この523日春祭りが行われ村の地車(だんじり)が出て賑やかに大祭を終えました。そんな上野村から歴史勉強が始まりました。

 竹村先生は凄さは、 模造紙に手書きで作られた日本・世界史年表を元に、また古地図で時の時代を説明されます。今まで見たことのない神戸、大阪、京都、江戸(東京)の古地図です。そしてこれまでの10年レジメは膨大な数です。上野村から始まった講義は灘区、神戸市、兵庫県、日本、世界史に広がり驚きです。 会は月1回第一火曜日10時から90分。私はいつも一番前に座り聞きます。膨大な講義量なので記憶は薄れていきますが、ここで知り得たことは知り合いにも話をします。

 この5月の講義は「ロシア提督プチャーチンの足跡と影響」1854年(嘉永7年)日本に来たロシア提督の話。米国ペリーのことは知るがプチャーチンのことは初めて知りました。兵庫港開港打診で、ロシア船ディアナ号で摂津の海に現われた話。このとき垂水から大阪まで沿岸水深計測します。神戸港が良港であることが発見されます。のちに明治に入り日露戦争でロシアと一戦交えますが、 ロシアが太平洋の出て行くのに日本がジャマのことが理解できます。 極東の拠点である「ナホトカ」現在はウラジオスックが有名です。

末尾に上野村で詠んだ句紹介します。蕪村が摩耶山を訪れた時(1774年安永3年)の句「菜の花や月は東に日西に」。 ※写真は5月五毛天神春祭りです。

 

◎茨木市 小野勅絋さんから

 自宅近くの公園を通って駅まで歩いていると数日まで春を謳歌していた桜の花びらが散って葉桜となり集積していて、いささか寂しさを覚えます。日本人は西洋などに比べて桜の花が散っていく様子に哀惜の念が禁じえないと言われます。その点が他国と違い日独特の感情でしょうか。韓国や中国では満開の桜を愛でて佳しとしますが、日本では散り行く桜花に感情移入するのは独特の文化のように感じます。私はそれは極楽浄土思想に繋がっているように感じます。散っていく桜花にも「花筏」や「葉桜」なる季語まで存在します

 その道すがら、傍を歩いていた幼児が「おかあちゃんウンコ臭い」と言いました。近くにそんな気配はなかったのですが、私が入社した会社は大阪御堂筋に面していて、イチョウ並木の下には山ほどの銀杏が落ちていて、その匂いには閉口しました。勇気ある人はそれを拾っていましたが、最近では市の清掃局の方で始末しているようです。茶碗蒸しにもよく入っている銀杏ですが、沢山食べると体に良くない毒素があるようでつい食べすぎてしまうのには注意が必要です。そんな銀杏を思い浮かべますが、駅までの道すがらそんなイチョウの木が見当たらないのにこの匂い。やはり幼児の言うように「U」かもしれません。

 ただ午前中は匂っていて、夜間には全く匂いません。不思議な感覚でした。それにしても幼児の鼻は敏感なようです。その後のことで、夜になると最近雨天が多くその影響で、しばらく匂っていたようでしたが、最近は全く気にはならなくなりました。付近をよく観察すると公園内には公衆トイレがありその下水管が通路まで伸びていてその行く先にマンホールがありました。どうやらそこから汲み取りを済ませていたので匂いが消えたのではないかと推察しました。桜の季節に

下卑た話で申し訳ありませんでした。

 今月の拙句  春深し猫語飛び交ふ街公園(みいちゃん、こっちこっち! みいちゃんじゃないんだけど)

        幼鶯(ようおう)のケキョは未だ谷越へず(夏ごろ老鶯に成長して谷渡りになるか。雌鶯へのアピ                            ールでしょうか)
◎神戸市北区 高島百世さんから
 

森林植物園に行かれたとのこと 沢山のあふれる花々に歓迎されたことと思います。

 先生の若々しいお姿にびっくりです 。そうしていつも季節の花々を見届けに行かれていらっしゃる元気っぷりには本当に嬉しく思います。

 朝夕はまだまだ 花冷えの日々が続きます 。どうぞ 先生にはお体くれぐれもお大切になさってくださいませ 。秋のゆうかり会には是非ご出席のほど楽しみにしております。

◎神戸市北区 犬塚弘一さんから

 世界のインフルエンサーに経済は掻き回され混沌として行く陰が落とされ続ける有り様ですが、日本の輸入米も外国産、80%純国産20%とブレンドの威力に日本国民は屈するのかという情勢に未だに農家は、米を出さないつもりです。令和の米騒動ですね。しかし、そんな混乱を他所に桜は咲き誇り、見事に散りました。自然にはなんと、雄大な懐が有るのでしょう



 唱歌の「花」は、4月の陽射しの中で歌った記憶が有ります。

 蒲池公園の桜は見事ですね。ご近所にこんな穴場が有ったなんて驚きです。藤原山公園の桜も圧巻ですね。最後に篠山城で締めに相応しい夜桜の風景が美しいです。

 
藤の花と、碧の野原をお送りします。

 ◎福岡市 清水亜紀子さんから

 4月号、拝見致しました。さくらの画像や話題満載の号で、春をいっぱい感じさせてもらいました。

 「春のうららの隅田川」と誰もが歌えるこの歌も滝廉太郎氏の作品ですが、何曲もの名曲を作った彼の偉大さを改めて感じます。そして武島 羽衣氏の作詞も素晴らしいです。特別難しいという言葉もなく自然と情景が浮かんできます。

 お出かけになった蒲池公園は曇り空の画像ですが、立派に桜が満開してちょうど見頃だったのですね。丹波篠山の武庫堤防の桜の木は本当にお見事です!こんなに川沿いに均一に、一斉に花をつけている桜を初めて見ました。

 私も車で20分ほどの所にある海の中道公園に行こうと思いつつ、まとまった時間が取れず行けていめせん。季節ごとの草花を見るには本当にいい公園なので近々行き、その写真を次回はお見せ出来てたら、と思います。

 今回は、先日ゴールデンウィーク中に行われた「博多どんたく」の写真をお付けします。山車などはなく、パレードと各スポットに設けられたステージがメインのお祭りですが、2日間行われ最終日は「総踊り」をみんなで踊り、幕を閉じます。私も初めての「どんたく」で、しゃもじを叩いて踊る総踊りに参加しました。

 初夏の陽気になってきましたが体調崩さぬようお気をつけください。来月もホームページの更新を楽みにしています。

◎米子市 竹内 隆さんから

 滝廉太郎の「花」はいいですね。中学3年の文化祭で各クラス対抗の合唱の課題曲がまさにこの歌でした。私は確か、中音パートだったと思います。歌詞とメロディーの質の高さは群を抜いている上に日本の誇るべき桜とそれを愛する文化を象徴していますね。このような歌がいつまでも残ることを祈るばかりです。

 

 俳句は、芭蕉の さまざまのこと思ひだす桜かな  が気になりました。表現が平易すぎて、芭蕉が何を思い出しているかは想像するだけです(旅先で見た桜など)。一方で、ある年になると誰しも桜を見ながらさまざまなことを思い出すこと自体をいっていると思います。そして、人それぞれがこの句をきっかけに桜とともにその思い出にふけるのもよいかと思いました。

 

 3月卒業、4月入学の日本では桜は修了式、卒業式、退職、始業式、入学式、入社式という人生の大事なイベントと切ってもきれないものなので、その時代は毎年のようにそのイベントとリンクしていることでしょう。ときにはドラマもあるでしょう。また、それとは関係のない思い出もあることでしょう。私自身は家族が意識不明で入院している病室に向かうバスから見た満開の桜がどうしても思い出されます。その時のたとえようのない心細い思いとうらはらに世の中は春爛漫でそのギャップに呆然としていたことを思い出します。

 

 暖かいのと寒いのとが繰り返される日々、どうぞ、ご自愛ください

 



 

おうおうと山応えおり鯉のぼり  木付沢麦青

   空を蹴り山蹴り風の鯉幟  阿部荘八

鯉幟岳麓の田植え始まりぬ  渡邊水巴

2025年

5月 15日

五  月

 


5月5日は子どもの日、昔の端午の節句の日です。男の子の成長を祈って、この時期には各戸で鯉のぼりをあげたものです。この風習は、中国の黄河上流、竜門の滝で鯉を泳がすと竜になるという立身出世話から江戸時代に始まったものです。折しも村では稲田に水を張り、水面に鯉が写って、典型的な農村風景でした。
数年前、北区淡河で大きな鯉のぼりが雄大に空を泳ぎ、その下に子どもの氏名が大きく書かれた布が垂れているのを見たことがあります。

 しかし、近年は、残念ながら鯉のぼりを見ることが少なくなりました。今年も副編集長が淡河から三木市まで探索しましたが全く見られなかったようです。

 昨年見た武庫川上流の鯉のぼりの集団を見ようと出かけましたが、ポ-ルが残っているだけでした。やむなく帰宅しょうと思ってクルマを四辻から溝口へ走らせているとき、見ました鯉のぼりが風に泳いでいるの‼しかも2本も‼……………………………………

 快晴に恵まれた4月26日、六甲山にある森林植物園へ行きました。山の色は若葉が日に日に濃くなってきています。「夏が近いね」などと話しているうちに、植物園に着きました。受付の男性に「今年のシャクナゲはこの十数年で最高ですよ」と言われ、心が期待でいっぱい、嬉しかったです。

 駐車場から.展示館に向かいました、ここの事務所で車椅子を借り出し、副編集長が押して、あじさい坂を下っていきます。来訪者は多くなく、家族づれの高齢者ばかりです。

 坂の両方にアジサイがやがて来る本番を前に成長していました。

 やがて「しゃくなげ園」に着きました。
シアトルの森から、天津の森、リガの森、を経てブリスベンの森に着きました。ここから道を下り、
長谷池につきました。小鳥が高い木の枝に止まっていました。
 池の近くで、昼食をとり、あじさい坂を通って、事務所で車椅子を返しました、歩行器で駐車場まで、
そして無事帰宅。

 絶好の天候に恵まれ、新緑の森を存分に楽しむことができたのを感謝、そして今回も、歩行困難な私が
この素晴らしい光景を満悦できたことに深謝しました。

鯉 の ぼ り 
シアトルの森に着きました。ここにあったト-テンポ-ルは、いつかの台風で倒れてしまい、ちょっと寂しくなりました、シアトルは私にとって忘れがたい街で、ここに来るといろいろ、思い出します。

藤 の 花
新 緑 の 森  
今月の歌

 5月にはいろいろな歌がありますが、「茶摘み」を選びました。初夏に見られる茶摘みの光景を歌った歌です。

 1912年(明治45年)に刊行去れた「尋常小学唱歌 第三学年用」が初出。2007年に日本の歌百選に選定されました。作詞者、作曲者とも不明ですが、一説によれば京都の宇治田原村の茶摘歌が元になったと言われています。

 なお、歌詞の「八十八夜」は立春から数えて88日目をさし、毎年5月2日ごろ、春から夏へ移るころといわれてきました。


  しゃくなげ園をあとにして、国際親善の森へ向かい、道を行くとドウダンツツジがきれいです、

 
シャクナゲは見事に咲いています。毎年。この季節にここへ来ていますが、今回ほど、美しいのは初めてです。
来園の皆さん夢中でカメラを.向けています。

 

 5月になりました。ドイツの詩人ハイネが「うるわしく、美しい五月」と詠ったように若葉が茂り、風かおり、みずみずしい生命力にあふれる、一年中で最も麗しい月です。カトリックでこの月を聖母月とよぶことから、聖五月の呼称もあるようです。

 ゴ-ルデンウイ-クには多くの人々が内外各地へでかけたようです。とりわけ関西大阪万博が開かれた今年は、観光地にも内外のお客が殺到していると聞きます。

 老齢になって遠くへ行けない私たちも、近辺に「美しい五月」を求めて、明るく、楽しい日々を送りたいと思います。

 
 

  


 
 このシ-ズン、あちらこちらでフジの花がきれいに垂れ下がっているのを見ます。例年、藤原山公園でフジの花を見るのが楽しみでしたが、今年はいつもとは違った場所で見事な花が咲いているのをみつけました。公園の南入り口できれいなフジが垂れているのを初めて知りました。

 見事なフジを見て、藤原山公園とか、広く藤原台とかの地名がこのきれいなフジから由来するのではないかと妄想にふけったことでした。

風五月好きな一樹に会ひに行く  西嶋あさ子 

木々の香に向かひて歩む五月来ぬ  水原秋櫻子

五月の夜未来ある身の髪匂ふ  鈴木六林男