樹も草もしづかにて梅雨はじまりぬ 日野草城 妻とあらばいづこも家郷梅雨青し 山口誓子 梅雨霧を見てゐていつか包まるる 稲畑汀子 |
さざなみの田や植ゑしばかりなる 高浜年尾 ふるさとは植ゑしばかりの田の色に 山田弘子 早苗田を水の神々渡りゆく 品田弘子 |
気象庁の発表によれば、6月9日にこの地域は梅雨に入ったようです。梅雨は揚子江流域と日本に特有の気候現象で、ちょうど梅の実が熟する頃になるため「梅雨」とよび、黴(カビ)の発生しやすいころでもあるので「黴雨」ともいいます。江戸時代には「五月雨(さみだれ)」といわれ、芭蕉、蕪村などの俳人が佳句を残こしています。
親と見え子と見ゆるありかたつぶり 太 祇 蝸牛や雨雲さそふ角のさき 正岡子規 かたつむり老いて睡りを大切に 長谷川双魚 |
◎神戸市垂水区 二宮尊志さんから 5月号の発行おめでとうございます。 アジサイがことのほか色濃く開いています。バラの根元では丸葉万年草の花が咲きました。よく見ると赤い点々が付いていてかわいいです。露草はこの時期の花でしょうか? 外に出て見ると、トケイソウにパッションフラワー。時計の針がお気に入りです。今年はよく出会えています。団地センターでは、アロエカスタネア、別名鬼の手袋とインカノユリが存在を示します。 手近なお花でした。お元気でお過ごしください。
5月号嬉しく拝受しました。 前号でいただいた、沢山の桜便りの写真を、楽しんでいると、今度は追っかけるように、沢山の目の覚めるような、新緑や、藤の花それに懐かし鯉のぼりの写真まで、またまた沢山の写真を拝見させていただき、感謝感激です。いつも申しておりますとおり、座して四季の眺め眺めながら,生かしていただいている喜びを感じております。それと同時に、私と同年代の先生が、副編集長と共に、毎月の行事として取材で、驚異的に頑張ておられることを思うと、その頑張りに感謝,感激。羨望すら感じております。 次にお届けする北斎の富士山の絵は、「五百羅漢寺さざい堂」の名がついた絵です。その寺の所在はわかりませんが、古寺の中から素晴らしい富士さんを眺めている光景は、なんとも言えませんね。
◎東京都新宿区 中岡直美さんから 今年、我が家は薔薇の苗を買いました。蕾がたくさんついた状態で購入したので、すぐに綺麗な花が咲きました。薔薇を育てるのは難しいと聞いています。来年も綺麗な花が咲いてくれるよう、頑張ってお手入れをしようと思います。 そして、梅雨入り直前に庭の梅を収穫しました。この数年豊作です。手間がかかりますが、母、私、娘の3世代で梅仕事をしました。美味しい梅ジュースと梅干しになって欲しいです。 日々慌ただしく過ぎていきますが、季節ごとに自然の移り変わりを感じてほっとする時間もいいものです 次号のホームぺージも、楽しみにしてます。
5月号拝見しました。 野球の面白さ 6月3日朝、長嶋茂雄さんの訃報が流れ、それから2日間、マスコミは氏の追悼をテレビ、新聞で大きく取り上げられ、エピソード、偉大さが報じられた。そして野球界のみならずスポーツ界、著名人がテレビで氏の人柄、業績を語り国民の多くは哀悼の意を捧げたと思います。 私もその一人である。 テレビに写し出されるゲームの面白さ、スポーツの中でもルールに乗っ取り、これほど面白く考えられたスポーツは野球だけだと思う。 明治に日本に導入され、今日まで老若男女フアンを取り込んだ野球は、大谷翔平が米国の中で米国人を虜にしている。 長嶋氏によってテレビを通じて「魅せる野球」が誕生し、日本人の性格にぴったりはまり込んだ野球。今の子供たちはサッカーが人気であるが、 長嶋、王、イチロウ、大谷つづいたスーパースターを産んだ野球が、更に進化し野球の面白さを知らしめてくれることを期待し、子供たちが、再び野球熱を持ってくれることを願いたい。
◎神戸市北区 犬塚弘一さんから 唱歌の「茶摘み」は懐かしい唱歌です。これを歌えば、夏の風が吹き新緑の爽やかな緑が踊ります。私は緑が大好きで、小学校の教室で画用紙を配られたら真っ先に緑のクレヨンで画用紙を塗り潰していた程です。 森林植物園では枯木が新緑の木に移ろい新しい命が我が世の初夏を謳歌するのでしょうね。石南花が満開の様ですが、美しい花びらですね。 自宅の庭ではモッコウバラが満開で、蔓が延びて私の身長より高く為りました。プライバシーが保たれて健やかに生活しています。添付ファイルにモッコウバラの写真を入れております。
夜も寒さを感じなくなってきたこの頃、我が家のかけ布団も少し薄いものになりました。早朝窓から差し込む日射しも強くなり早く目が覚めてしまい春から夏への移り変わりを感じます。 5月号の発行、拝見致しました。ドイツの詩人ハイネの詞「うるわしく、美しい五月」が心に響きました。私も5月は大好きな季節です。子供の頃は5月生まれなので、引っ込み思案の私は早くお姉さんになることのプレッシャーを感じて、嫌だったことありました。また世間では、新しい生活の疲れが出る頃で、五月病という言葉もあります。しかし忙しい中でも世の中の自然に目を向ける必要があるのだと感じさせられます。 今月の歌「茶摘み」は初夏を感じる元気の良い歌でいいですね。子供の頃は歌いながら手遊びをしたものです。今度私の入っているゴスペルチームの7月のチャリティーイベントで歌の候補にもなっていたのですが、今回は見送りまして「夏の思い出」と「椰子の実」を歌うことになりました。他にも沢山歌うので覚えるのが大変になっていますが、楽しみです。 六甲山の森林植物園は本当にいいですね。素晴らしいシャクナゲの花。ドウダンツツジもとても綺麗です。シアトルの森のトーテンポールがなくなったのは残念でしたが、神戸とシアトルの友好のきずながいつまでも続きますように。夫に時間が出来たらいつか森林植物園に行ってみたいです。 そして五月といえば藤の花。私も藤を見られて嬉しいです。藤原山公園の名前の由来であるという推測は本当のような気がします。 ここから私の話題になります。関西ではパビリオンの建築など問題を抱えての関西万博でしたが、開幕してからはとても盛り上がっているようです。私も前の大阪万博は幼少期に抱きかかえられて来場したようで「太陽の塔!太陽の塔!」と叫んでいた、と父が言っておりました。私には記憶あらず。ただ兄が熱心でその後も東京から来た従姉妹達と万博に行き、当時沢山のパビリオンの模型を作っていたのをよく覚えています。当時一緒に行った従姉妹のお嬢さんが留学しカナダの大学に行かれていたので、今回の万博でカナダ館のVIP向けのコンパニオンに抜擢されています。若い人には明るい未来を夢見て欲しいので嬉しいです。 画像は早咲きの紫陽花とその川にいるホタルです。ホタルは私の古いスマートフォンでは上手く撮れず、夫が撮影したものを拝借しました。実はここのホタル、元々自然に生息しているものではなく、4月始めに幼虫を放流しております。それでも夜になると沢山光っていてこの辺では珍しい風景となっております。
◎米子市 竹内 隆さんから すごしやすい季節となりました。もうすぐ来る梅雨を考えるとこの時期を大事にしたいと思いますね。 。
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2025年
6月 15日
梅雨に入る