【文法書】 タイトルを日本語に訳すと、 「アラビア語の学習 / 初等学校」 (シリーズ１)。 文法のレベルは、日本人から見ると中級編にあたり、これが４分冊に分かれています。（第1分冊はアラビア初等学校2年、第2分冊は初等学校3年、第3分冊は初等学校4年、第4分冊は初等学校5年に相当）

【学習方法】 各分冊の中で文法内容は閉じています、従って自分のレベルに合わせて分冊を選択して勉強できるという利点があります。例えば、第1分冊の内容は良く知っているという人は、次の第2分冊から読めばよいです。文法の内容は順次に高度になってゆきます。例えば「マフウール・ビヒ（目的語）」という文法は、第1分冊の第24章に最初に出てきます、第2分冊では第36章に、第3分冊では第22章に、第4分冊では第14章に。

勉強の方法として、例えば「マフウール・ビヒ」だけを取り出して深く勉強しようとすると、前提となる全体的な文法知識の不足から、かえって理解しずらいことがあります。そのような場合には、例えば第2分冊の文法の全体を理解してから、第3分冊の文法を勉強し、さらに次の分冊に進むという着実な方法がよいです。

【各分冊の構成】 各分冊には目次のページがあって、そこから文法番号をクリックして各文法の説明ページにアクセスできます。そして各文法の説明ページには、上方にアクセスの案内表示があります。例えば、
　　　　　(前頁)　文法1-16　文法1-17　文法1-18　文法1-19　文法1-20　文法1-21 (次頁)
この場合、(前頁)をクリックすれば文法1-15に、また(次頁)をクリックすれば文法1-22にアクセスできます。 なお、文法番号は 「文法n-mm」という形で、n=分冊番号、mm=文法書のレッスン番号を表記します。

【文法用語集】 アラビア語表記での文法用語一覧で、そこから関連する文法番号を知る事ができます。 この他に文法用語集(日本語版)がありますが、こちらは補助的に利用して下さい。
　　文法用語集 / (日本語版)

【中上級的な文法概念】 末尾がムアッタルの動詞、見える代名詞/隠された代名詞、能動分詞/受動分詞、マフウール・リアジュリヒ、マフウール・フィーヒ、ハール、ムスタスナー・ビイッラー(例外)、ムナーダー(呼びかけ)、イスム・マスガル、イスム・マンスーブ、タワービウ、アトファ(接続詞)、タウキード(強調)、バダル(言い換え)、マムヌーア・ミン・サルフ、その他

【中上級的な文法概念】 ラフデイ/タクディリイ、ムダーファ・イラ・ヤームタカラム、イアラーブ・マハリ、ムタアデイ/ラージム、ラージムをムタアデイに変換、ムアッタル/サヒーハ、ジャミード/ムシュタク、能動分詞/受動分詞、イスム・フィアル、比較名詞、マムヌーア・ミン・サルフ、その他

【中上級的な文法概念】タクディリイ、弱動詞の変化、マクスーラ/マムドゥーダ、マフウール・リアジュリヒ、マフウール・フィーヒ、マフウール・ムトラク、マフウール・マアフ、ハール、タムイーズ、ムスタスナー・ビイッラー(例外)、ムナーダー(呼びかけ)、イスム・マスガル、イスム・マンスーブ、タワービウ、アトファ(接続詞)、タアキード(強調)、バダル(言い換え)、マー・アンナーフィア/ラー・アンナーフィア、ムサンナ/アフカームフ、能動分詞/受動分詞、比較名詞、動名詞、シファ・ムシュバフ、場所/時間の名詞、道具の名詞、マムヌーア・ミン・サルフ、その他