12月は、恒例のクリスマスソングを演習します。
Sleigh Ride♪の曲は、パート1、パート2、パート3から構成されていて、1コーラスが40小節です。 そしてパート2には2回の転調があります。 テキストの楽譜には3コーラス分ありますが、繰り返しの部分を省略して、2コーラス分だけ演習します。
ここで、Sleigh Ride♪のコード進行について、少し解析してチェックしておきます。
基本である「 IIm7 → V7 → I 」形式が使われていることが分かります。 他に「 D♭ → G♭M7 → F7 → B♭ 」というコード進行も出て来ますが、 コードD♭をG に置換え、 コードG♭をC に置換えると、 「 G → C → F → B♭ 」となります。これは「Cycle of 5th」と呼ば れる循環コード進行になっていることが分かります。 この円で対角線上にあるコードは「代理コード」といって、互いに置換え可能なコードです。 (上例で、コードD♭とGは代理コードの関係、 コードG♭とCも代理コードの関係) なお、「Cycle of 5th」についてはこちらをご参照までに。
Sleigh Ride♪の「パート2」の16小節は、前半が D Majorスケール、後半が C Majorスケールです。
「パート2」の後半 C Majorスケールの部分では、
さらに 「 D♭M7 → Cm7 → F7 (→ B♭) 」というコード進行も出て来ますが、 コードD♭をG に置換えて みると、「 G → C → F → B♭ 」という循環コード進行になっていることが分かります。 (以上で解析は終了)
Merry Christmasand A Happey New Year!次回、来年に! |