要約「10% HUMAN」


第1章 21世紀の病気 (p35 - 65)

第1章の主要ポイント

 - 健康向上に寄与した4つのイノベーション
 - 21世紀病とは



健康向上に寄与した4つのイノベーション

イノベーション内容、特徴など
1)予防接種 集団免疫の獲得
2)医療現場 衛生概念の導入
3)水質浄化 公衆衛生対策の普及
4)抗生物質 ペニシリン、20種類以上、
「命を救う薬」
結果:細菌感染症が減少し21世紀は細菌感染との戦いが休戦状態、そして平均寿命が延びた。
 1900年 31歳(先進国50歳)から、
 2000年 66歳(豊かな国80歳)まで。
問題:21世紀病が広がった。攻撃標的がすべて自分自身の側にむいている。「自分の体が自分に歯向う


21世紀病とは

21世紀病の種類、病気、病名関連本書
「消化器トラブル」
 過敏性腸症候群、クローン病、
 潰瘍性大腸炎などの炎症性腸疾患
消化器第2章
「肥満」が原因で発生する病気には、
 2型糖尿病、心臓病、癌
消化器第2章
『心の病気」
 自閉症、うつ病
消化器第3章
「アレルギー」花粉症、
 食物アレルギー、アトピー性皮膚炎
免疫系
消化器
第4章
「自己免疫疾患」1型糖尿病、
 多発性硬化症、セリアック病、
 間接リウマチ、炎症性腸疾患
免疫系
消化器
第4章
共通事項:1940年以降から拡大、欧米から始まり、途上国の富裕層、先進国の貧民層に拡大。感染症は主に高齢者であったが、21世紀病はむしろ子供から若者に広く影響。




第1章のガッテン・ポイント

(1)「21世紀病」は全て消化器と関連するので、腸内細菌の知識が大切である、 (2)本書の第2〜4章で「21世紀病」のそれぞれを取り上げている、 (3)21世紀病は高齢者よりむしろ子供から若者に拡大していること。



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