| 宿主の身体を変える | 
| 微 生
 物
 | 微生物:吸虫 
 宿主:カタツムリ(ヒラマキズミマイマイ)+ 蛙
 |   (放射能による奇形ではない)
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| 特 徴
 | 蛙がオタマジャクシから成長する過程で、吸虫の成長形体の構造が物理的に邪魔となり、蛙の足が途中から枝分れして成長し、奇形となる。 | 
| 戦 略
 | - カタツムリに寄生する吸虫が幼体で排出 - 幼体がオタマジャクシに寄生
 - 蛙は幼体のせいで足が奇形となって成長
 - 奇形の蛙は機敏でなく簡単に鳥の餌食
 - 鳥は移動、鳥の糞から吸虫が湿地に落下
 - 吸虫が新たなカタツムリに寄生
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| 宿主の振る舞いを変える | 
| 微 生
 物
 | 微生物:冬虫夏虫(パプアニューギニア) 
 宿主:アリ
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| 特 徴
 | アリが胞子に感染してから、脳がハイジャックされ、森中の木に登って、葉っぱにしがみつき動かなくなる。 | 
| 戦 略
 | - 冬虫夏虫の胞子がアリに感染 - アリが葉っぱの上で固定したまま死ぬ
 - 胞子がアリの身体の中から芽を出し成長
 - 冬虫夏虫の胞子が飛び散る
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| 別 例
 | 別例1)ハリガネムシとカマキリ: カマキリがハリガネムシに感染して水の中に自殺、水中でハリガネムシは繁殖して他の昆虫に寄生。
 
   ハリガネムシのマインドコントロール術
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| 別例2)トキソプラズマ細菌と猫と鼠:感染した鼠は猫を恐れず近づき、猫の餌食。トキソプラズマ細菌は人間にも感染することがある。 | 
| 別例3)微生物ではないが、狂犬病ウィルスが犬に感染すると、犬は攻撃的なって他の犬に噛み付く、よだれから感染。 |