要約「10% HUMAN」


第7章 産声を上げたときから (p229 - 258)

第7章の主要ポイント

 - 人の赤ちゃん
 - 新生児の腸内細菌
 - 帝王切開
 - 母乳
 - 粉ミルク
 - 赤ちゃんの成長に合わせて



人の赤ちゃん

母親から子に与える
昆虫や鳥類、魚類、爬虫類などでは、卵の段階、または卵が孵ってから微生物が母親から子に伝える。 母親から子に「微生物の一式」を与えるのは一般的で、そのように進化してきている。 詳しくは付録を参照下さい。
人の赤ちゃんでも
人の赤ちゃんでも、母親が「微生物の一式」を与える。 胎児が子宮内の羊水の中では、外界の微生物からも母親の微生物からも隔離され守られている。 そして、破水と同時に微生物の入植が始まる。 まず産道を通るとき、膣の微生物のシャワーを浴びる。
誕生直後には、糞便の微生物のシャワーを浴びる。 赤ちゃんは頭を母親のお尻の側に向けて頭から先に出て来る。 赤ちゃんの頭と口は、母親の糞便の微生物をもらう。 肛門が膣口のすぐそばにあって、しかも出産時に排便を伴うように進化してきていると言える。


新生児の腸内細菌

新生児の腸内細菌
母親の「膣内」の微生物に最も近く、特に多い新生児の腸内細菌は
 - ラクトパルス属(乳酸菌の一種)
 - プレボテラ属
ラクトパルス属の細菌は少数精鋭で、新生児の体内に入ってくる病原体を殺す。 バクテリオシンという抗生物質を作り出し、病原体(クロストリシウム・ディフィシャル、緑膿菌、連鎖球菌)を寄せ付けない。
乳酸菌(ラクトパルチス)は母親の腸内でなく産道つまり膣内にいる。 その理由は、膣を感染症から守ること。 そして、赤ちゃんの腸内細菌を作る為に膣内に待機するためだ。
赤ちゃんが母乳を飲むと、乳糖(ラクトース)を取り出し、乳糖を二種類の単糖(グルコース、ガラクトース)に分解して、小腸から血液に吸収してエネルギーとする。 余った乳糖は大腸に行き、赤ちゃんの腸内細菌の乳酸菌(ラクトパルチス)の餌になる。


帝王切開

帝王切開
世界中で、帝王切開の実施率を下げようとしている。
 - 母親への健康リスク
 - 不必要なリソースの無駄使い、経済的
 - 新生児の短期的、長期的な健康リスク
帝王切開の実情とリスクについては付録を参照下さい。
WHO提言「帝王切開は、10% - 15% に抑えるべき」としている。 欧米では、帝王切開は減っているが、通常出産でも病院出産が多いという問題が残っている。
(1)母親に抗生物質を点滴をする。B群連鎖球菌など有害な細菌の感染防止が理由。
(2)新生児に出産直後に抗生物質を投与する。万が一、母親に淋病があると淋菌結膜炎になるから。
帝王切開での対策・実験
帝王切開の赤ちゃんは、産道のシャワーがない。 消毒が徹底された手術室で生まれる赤ちゃんが初めて出会う微生物は、母親、父親、医療スタッフの皮膚の細菌(コリネバクテリウム属、プロビオバクテリウム属)で、これらが基礎となって赤ちゃんの腸内コロニーが作られてしまう。
りこうな母親は、医療スタッフが見ていない時に、父親が綿棒を使って母の膣から微生物を赤ちゃんに移している。
帝王切開の赤ん坊に母親の膣の微生物を移す。 そんな短期的、長期的な改善の実験(ニューヨーク大学医学部)がある。
(1)妊婦が手術室に入る1時間前にガーゼの小片を膣に入れる
(2)執刀直前にガーゼを取り出し、消毒した容器に保存する
(3)数分後、赤ちゃんが出てきたら、そのガーゼで口を擦り顔を擦り、最後に全身を擦る。
プエルトリコの病院、17人の赤ちゃんを対象の実験結果では、ガーゼ処理をした赤ちゃんの腸内には、母親の膣や肛門の細胞のコロニーが育っていた。


母乳

オリゴ糖が必要
大人には食物繊維が必要だが、赤ん坊には母乳に含まれるオリゴ糖が必要で、オリゴ糖は、
(1)人の食物ではなく、腸内細菌への餌
(2)病原体から腸内環境を保護する役割
オリゴ糖は腸内細菌への餌
人はオリゴ糖を分解する消化酵素を持っていないので、赤ん坊が飲んだ母乳のオリゴ糖の分子は小腸を通過して、大腸まで行って「苗床」で正しい細菌種を栄えさせる。
母乳で育つ赤ん坊の腸内細菌には、
 - ラクトパルス属
 - ビフィドバクテリウム属
が優勢なマイクロバイオームが育っている。 ビフィドバクテリウム属の微生物がオリゴ糖を餌として、乳酸塩を放出する。 乳酸塩とは、短鎖脂肪酸(酪酸、酢酸、プロビオン酸、乳酸塩)の中の一つで乳酸と呼ばれるもので、これが赤ん坊の免疫系の発達に重要な役割を果たす。
オリゴ糖は腸内環境を保護
赤ん坊の誕生から数週間、腸のマイクロバイオームはとても単純で不安定であり、病原菌が入ってくると大混乱を起こして、有益な細菌が破壊を起こす。 これを防ぐのがオリゴ糖の役目。
病原体が腸壁に付着する時に、特別な結合部を使うのだが、オリゴ糖はその病原体の結合部に結合して、病原体が腸壁に付着するのを阻止する。 母乳に含まれるオリゴ糖は130種類あって、そのうちの数十種類は特定の病原体の鍵と鍵穴のようにぴったり結合する。 (免疫系で言う病原体の抗原と抗体と類似)
母親の腸内細菌も含む
母乳の中には、オリゴ糖の他にも、母親の腸内細菌が含まれている。 母親の免疫細胞の一種である樹状細胞が、大腸にいる害のない有益な腸内細菌を捕まえて、血液に乗って移動して、母乳の中に加える。 (樹状細胞の通常の役割は、病原体を捕まえて、免疫細胞の兵士であるキラー細胞に病原体を総攻撃するよう伝令)
母乳は有益な微生物の定着を促し、腸の微生物共同体を少しずつ大人用の組織に変える。 微生物共同体は、有害な微生物種がコロニーを作るのを防ぎ、未熟な免疫系に敵と味方の見分け方を教える。


粉ミルク

粉ミルク
粉ミルクは牛乳を元にして、栄養素を追加したもので、母乳のような免疫細胞や抗体、オリゴ糖、生の細菌までは入っていない
大人の場合は、微生物の多様化が大きいほど総じて健康。 赤ちゃんの場合は、その逆。 人生最初の数日に、「選び抜かれた微生物種」母乳とを育てることが感染症から守り、未熟な免疫系に知識を与えるのに重要なステップである。 しかし、粉ミルクの赤ちゃんの腸には、母乳の場合に比べて細菌の種類が50%ほど多い。 詳しくは付録を参照下さい。
粉ミルクへの考え方が変化
「粉ミルクでも充分だけども、母乳が追加されればなお良い」このような欧米方式の見方から、「粉ミルクのリスクは何か?」という見方に変化している。
アメリカの意識調査(2003年): 設問「粉ミルクの良さは母乳とは変わらない」これにノーと答えたのは、3/4の人で多数だが、設問「母乳でなく粉ミルクで育てると、赤ちゃんは病気になりやすくなる」これにイエスと答えたのは、たった1/4の人だけだった。 粉ミルクのリスクについては付録を参照下さい。
WHO勧告では、「生後6ヶ月は母乳だけで、その後は2歳まで適切な補完食と母乳」であるが、アメリカではこの勧告を守る母親は 13%、イギリスでは 1%にも満たない。


赤ちゃんの成長に合わせて

赤ちゃんの成長に合わせて
人生の最初の3年間:腸のマイクロバイオータは不安定、 細菌集団は縄張り争いをしながら入れ替わる。 新しい細菌が侵入して、他の細菌が撤退する。 ビフィドバクテリウム属の存在量は、1年をかけてゆっくりと確実に減少する。
生後 9 - 18ヶ月:大きな変化が起こる。 固形の食べ物を迎える変化で、エンドウ豆、その他の野菜を与えると、これが合図となって優勢だったマイクロバイオータ(アクチノバクテリア属、プロテオバクテリア属)から、別のマイクロバイオータ(フルミクテス門、バクテロィデーテス門)に移行する。
生後 18 - 36ヶ月:マイクロバイオータは安定化し、多様性を増す。 3歳の誕生日:マイクロバイオータには、母乳育児と粉ミルク育児の差がみえなくなってくる。 豊富にあった乳酸菌はほとんどいなくなる。
この親にしてこの子あり
成長するに従って、子供の腸内細菌は、母親の「膣の細菌」から、母親の「腸の細菌」に似てくる。 「この親にしてこの子あり」同じ家で暮らし、同じ微生物に囲まれて、同じ食べ物を食べるからであり、遺伝子も共有しているからでもある。
母になる女性の心得
自分の遺伝子と微生物の遺伝子、両方を次世代に引き渡す役目があることを忘れないように。 自然出産と完全母乳育児の重要性を認識することです。





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ここからは付録、後でゆっくりご覧下さい!


第7章の詳細項目

 - 動物の赤ちゃん
 - 母親の微生物は変化する
 - 帝王切開の実情とデメリット
 - 母乳の成分は変化する
 - 粉ミルクの実情とデメリット
 - マイクロバイオータの順応性


動物の赤ちゃん

母親から子に与える
コアラの母親は、「バップ」という糞便に似た離食を出す。 これには消化しやすく分解されたユーカリの葉と、母親の腸内細菌との混合物。 ユーカリの葉は、コアラには栄養にならないが、微生物がユーカリの葉を餌として、エネルギーと栄養素をコアラに与える。
ゴキブリの母親は、「菌細胞」という特別な細胞で、微生物を保存している。 産卵前に、菌細胞の中身を体内で放出、産み落とす時に卵は微生物に取り囲まれる。
カメムシの母親は、産卵後の卵の表面に、微生物入りの糞を塗り付けておく。 また、マルカメムシの母親は、卵から孵ったあと、卵のそばに母が置いた微生物のカプセルの中身を吸う。


母親の微生物は変化する

母親の微生物は変化する
女性の毎月のホルモンの波は微生物の組成比を変える。 膣内に棲む微生物の種の勢力は、月経サイクルに合わせて増減する。 組成比が入れ替わっても、異なる微生物が同じ活動を行う。 ラクトパチルス属で優勢な乳酸を生成する細菌が姿を消すと、連鎖球菌属で乳酸を生成する細菌がその代わりを勤める。
妊婦中の変化
妊婦中には、母親の膣内の細菌の組成比は変化する。 普段は小腸にいて胆汁を分解する細菌(ラクトバチルスジョンソニィ)が妊婦の膣内で多くなり、これがバクテリオシン抗生物質を大量に増産。
また、妊婦中には、母親の腸内細菌の組成比も変化する。
体重が 11 - 16Kg 増える。
 - 3Kg:赤ん坊
 - 4Kg:胎盤、羊水、血液
 - 残り (4 - 9Kg) :脂肪
妊娠第三期(7 - 9ヶ月)には肥満患者と似てくる。 代謝指標(体脂肪、コレステロール、血糖値、インスリン耐性、炎症マーカ)の数値が高くなる。
妊娠中に脂肪組織を厚くするのは、カロリーを蓄えておいて、母乳育児で授乳を通して赤ん坊に移すためだとも言われている。 なお、母乳育児の母親は、その後の人生で2型糖尿病や高コレステロール、高血圧、心臓病になりにくいことが分かっている。


帝王切開の実情とデメリット

帝王切開の実情
帝王切開で出産する母親
 - ブラジル、中国:50%以上
 - アメリカ:32%
 - 先進国: 1 / 4 - 1 / 3
 - 途上国でも同程度
出産での死亡リスク(フランス調査)
 - 帝王出産: 13人 / 10万人
 - 通常出産: 4人 / 10万人
帝王切開でのデメリット
帝王切開でのデメリット
(1)感染症になりやすい。MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)の80%が帝王切開
(2)アレルギーを発症しやすい。母親がアレルギー遺伝因子をもつと、通常出産に比べ7倍
(3)自閉症と診断される割合が、8%高い
(4)強迫性障害の患者、2倍
(5)1型糖尿病、セリアック病
(6)肥満、帝王出産が15%、通常出産で10%
どれも21世紀病の一要因


母乳の成分は変化する

母乳の成分は変化する
母乳のオリゴ糖は少しずつ減ってくる。
(1)出産直後:小さじ 4杯分/1リットル母乳
(2)数週間後:小さじ 3杯分/1リットル母乳
(3)満1歳 :小さじ 1杯分/1リットル母乳
母乳の細菌組成も変化する。
生後1日、1ヶ月、2ヶ月、6ヶ月。
出産後の数日の初乳には数百種の微生物を含む
 - ラクトパルス属
 - 連鎖球菌属
 - エテロコックス属
 - ブドウ球菌属
母乳 1mmリットルに 100個の微生物がいる。 赤ちゃんが一日に摂取する母乳には 80万個の微生物がいる。
やがて母乳の微生物の数が減少し、違う種類に変わっていく。 出産後数ヶ月の母乳には、成人の口内にいると同じ微生物が入っている。 これは赤ちゃんの離乳に備えているため。
出産方式により変化する
なお、出産方式によって母乳の微生物が変わる。 経膣出産では、陣痛がきっかけで警報が出て、胎盤ではなく母乳に栄養が行くように変化する。 陣痛の前に帝王切開する場合と、経膣出産との比較で、母乳の微生物が異なっている、少なくとも6ヶ月間は。 帝王切開の不利益としては、産後の微生物シャワーが無い上に、出産後の母乳による追加の微生物も無くなる。


粉ミルクの実情とデメリット

粉ミルクの実情
授乳の歴史的な変化
(1)19世紀:上流社会は「入母」
(2)産業改革期:労働者「入母」、上流社会は母乳
(3)20世紀:「入母」からミルクに変わる
 - 1913年:  母乳 70%
 - 1927年:  母乳 50%
 - 1950年戦後:母乳 25%
 - 1972年:  母乳 22%
たった1世紀で授乳育児をやめてしまった。
1970年代半ばから、母乳育児が流行し始める
 - 1995年:  母乳 65%
 - 近年:   母乳 80%
しかし25%は生後 8ヶ月で粉ミルクに切り替えている。
そんな一方で、途上国では粉ミルクが流行して、死亡率が25倍にはね上がった。 これは哺乳瓶の消毒不足と、病原体に汚染された水でミルクを溶いたという衛生管理が原因。
粉ミルクのデメリット
粉ミルクの赤ちゃんの腸には、母乳の場合に比べて細菌の種類が50%ほど多い。 特に多いのが、ペプトストレプト・コッカセアエ科の細菌で、そこには厄介な病原体である「クロストリジウム・ディフィシャル」も含まれる。 この病原菌が優勢になると、難治性の下痢を引き起こし、最悪は死亡する。 「クロストリジウム・ディフィシャル」の保有率は、
 - 母乳のみの赤ちゃん: 1 / 5 人
 - 粉ミルクのみの赤ちゃん: 4 / 5 人
この病原菌は分娩室で拾うので、病院での滞在日数が長い程、拾うチャンスが高くなる。
粉ミルクは感染症にかかりやすい。  
 - 耳感染症のリスク    2倍
 - 呼吸器感染症のリスク  4倍
 - 胃腸感染症のリスク   3倍
 - 懐死性腸炎のリスク   2.5 倍
 - 乳児性突然死のリスク  2倍
 - 皮膚炎、嘆息のリスク  2倍
 - 小児白血病、1型糖尿病のリスク
帝王切開と並んで、粉ミルクも21世紀病と関連している。
粉ミルクは過体重のリスクも高まる:2倍
過体重は少児期だけでなく、10代後半、成人にまで継続。 肥満になると、大人のなって2型糖尿病になるのが、60%高まる。
アメリカ、先進国での1歳未満乳児死亡率は、
 - 粉ミルクの乳児: 2.7 人 / 千人
 - 母乳の乳児:   2.1 人 / 千人
つまり、粉ミルクでは乳児死亡率が 1.3倍となる。 アメリカでは 400万人/年の乳児で 720人が死亡という計算。


マイクロバイオータの順応性

マイクロバイオータの順応性
歳を重ねて、新しい食べ物を試し新しい場所に行くと、その時々で微生物が助けてくれる。 足りない栄養素やビタミンを合成する。
「葉酸」は幼いほど多量に必要。 赤ん坊は大量の葉酸を必要とするが、葉酸を含む食べ物を摂らない。 葉酸を合成する微生物が幾らでもあるので大丈夫。 大人になるとそれほど葉酸を必要せず、葉酸を含む食べ物を摂る。 すると葉酸を合成する微生物に代わって、葉酸を含む食べ物を分解する微生物が活躍するようになる。
「ビタミンB12」はその逆で、年齢を重ねるほど必要。 この場合も微生物が助けてくれる。
微生物の痕跡
同じ家に住む人は、キッチン、ベットルームの床にいる微生物は、居住者の「足」にいる微生物と一致する。 調理台やドアノブにいる微生物は、居住者の「手」にいる微生物と一致する。 その家の住人が引っ越すと、数日のうちにその家の新しい住人の微生物が集落をつくり、以前の住人のと入れ替わる。
「微生物の痕跡」が時間とともに希薄になる。 これは法医学の鑑識で、犯罪捜査に利用される可能性がある。 DNA(ヒトゲノム)以上に、マイクロバイオームは個人の特徴を指し示す。
成熟と老化
歳をとるにつれてとマイクロバイオータの微生物の種類も変わり、人の食生活と身体の変化に合うようになる。 人が老化すると、微生物も老化する。 重い炎症を抱えた健康状態がよくない高齢者は、腸内細菌の多様性が少なく、そして免疫系を抑制する細菌が少なく、興奮させる細菌が目立つ。 将来、高齢者の腸内細菌を改善することで、健康と長寿を実現できると期待されている。







第7章のガッテン・ポイント

(1)赤ちゃんは出産時に、母親から「微生物の一式」をもらい、少数精鋭の細菌によって病原体から守られる、(2)帝王切開での出産は赤ちゃんにとってデメリットとなる、(3)赤ちゃんには母乳に含まれるオリゴ糖が必要で、免疫系の発達に重要である、(4)母乳には、母親の腸内にいる有益な細菌が含まれている、(5)粉ミルクは母乳のような免疫細胞や抗体、オリゴ糖、生の細菌までは入っていない、(6)母になる女性の心得として、自然出産と完全母乳育児の重要性を認識したい。
(7)母親の微生物の組成比(膣内細菌、腸内細菌)は変化する、(8)帝王切開のデメリット、および粉ミルクのデメリットは「21世紀病」と関連する、(9)マイクロバイオータは歳ともに変化する、老化した腸内細菌を改善することが健康につながる。




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