「シチョウ」を知らずして碁を打つな、という諺があります。
つまり囲碁を打つ者としてのテクニック上の常識です。
ではスタート!
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この白石を殺す方法として、黒石をaの方向から当てるのが「シチョウ」です。
その次に白石bと逃げ出しても決して助からず、悲惨なことになります。
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←次に黒石をaで
●● 白石は全滅→ ● |
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すぐ前の例題と同じ形ですが、碁盤の左下に白石の援軍があるのが重要な違いです。
この白石を殺そうと思って、黒石をaの方向から当てる「シチョウ」なのですが、
この場合は、その次に白石bと逃げ出すことが可能です。
これは「シチョウはずれ」といって、深追いすると今度は黒がひどいことになります。
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←次に黒石aで
●● 黒石が悲惨→ ● |
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「シチョウ」は常識なのですが、実は、その「シチョウ」がうまく成功するか、あるいは
「シチョウはずれ」となるか、これを事前に判断することは以外とむずかしいのです。
バリエーションはいくらでもできますが、もう一つだけ見てみましょう。
この「シチョウ」の結果はどうなるでしょうか?
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←次に黒石aで
●● はたして?→ ● |
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