トップ / 目次へ戻る 文法用語集 / 日本語版

(前頁) 文法2-113 文法2-114 文法2-115 文法2-116 文法2-117 文法2-118 文法2-119

(イスム・マスガル)文法2-113
【テキスト】

【説明/日本語訳】

小さなペンを買った(例文1)
小ちゃな子猫 ※ 小ちゃな男 ※ 小ちゃなドア ※ 小ちゃなペン(例文2)
小ちゃなはかり ※ 小ちゃなランプ ※ 小ちゃな小鳥(例文3)

【文法2-113】
(イスム・マスガル) は、小さいという意味を含む名詞の形。
先頭の文字をダンマ、第二文字をファタハ、次に文字ヤー()を置く。
() あるいは ()

(イスム・マンスーブ)文法2-114
【テキスト】

【文法2-114】
(イスム・マンスーブ) は、帰属している意味をもつ名詞の形。
末尾に、文字ヤー()を置く。なおターマルブータは削除する。
() あるいは ()

(タワービウのイアラーブ)文法2-115
【テキスト】

【説明/日本語訳】

寛大な男を尊敬した ※ 寛大な男が来た(例文1)
先生と生徒を尊敬した ※ 先生と生徒が来た(例文2)
ほら、あの先生を尊敬した ※ ほら、あの先生が来た(例文3)
あの生徒、ハリールを尊敬した ※ あの生徒、ハリールが来た(例文4)

【文法2-115】(タワービウ) は、継承という意味で、4つのケースがある

種類タワービウ(継承)参考
(形容詞) (例文1)、【文法2-115】
(接続詞構文) (例文2)、【文法2-116】
(強調) (例文3)、【文法2-117】
(言い換え) (例文4)、【文法2-118】

 (1) (ナート/形容詞)は、その直前にある名詞(マヌウート)から、
格 (主格/対格/属格) を引き継ぐ
さらに、数 (単数/双数/複数)、(男性/女性)、(限定/非限定)を引き継ぐ

(アトファ(接続詞構文))文法2-116
【テキスト】

【文法2-116】(接続詞構文)は次の構文を作る
構文: () + () + (

 (1) (マアトゥフ)は、(マアトゥフ・アレイヒ)の格に従う
 (2) (接続詞) の種類には次のものがある

(タウキード(強調))文法2-117
【テキスト】

【説明/日本語訳】

"先生"と一緒に歩んだ ※ "先生"を見た ※ "先生"が来た(例文1)
先生本人に立ち寄った ※ 先生本人を見た ※ 先生本人が来た(例文2)
国の貧しい人全員に親切にした ※ 民族の全員を見た ※ 旅行者の全員が戻った(例文3)
二人の女のどちらにも立ち寄った ※ 二人の男のどちらもが行った(例文4)

【文法2-117】
 (1) (タウキード) は、その直前の名詞を強調すもので、
その名詞(ムワッキド) の格 (主格/対格/属格) に従う
 (2) の種類は
種類1:単語あるいは句、文を繰り返すもの →(例文1)

種類2:次の単語を使うもの →(例文2)〜(例文4)

(バダル(言い換え))文法2-118
【テキスト】

【説明/日本語訳】

君の兄サイードに立ち寄った ※ 君の兄サイードを見た ※ 君の兄サイードが来た(例文1)
生徒のファーテマを尊敬した ※ 生徒のハーリドが来た(例文2)
その民族の四分の一を見た(例文3)
その夜の多くが過ぎた(例文4)
その学校の生徒たちが立ち去った(例文5)
ザヒールの努力で私は喜んだ(例文6)

【文法2-118】
 (1) (バダル) は、その直前の名詞を言い換えるもので、
その名詞(ムブダル・ミンフ) の格に従う →(例文1)〜(例文2)
 (2) 特徴として、
(バダル)は、(ムブダル・ミンフ) と順序を入れ替えて、ムダーファ/ムダーファ・イレイヒ としても意味が通る →(例文3)〜(例文6)

(マムヌーア・ミン・サルフ)文法2-119
【テキスト】

【文法2-119】(マムヌーア・ミン・サルフ) は、
 別名()と言う、名詞の2段活用の規則で、

タヌイーン() 禁止、
属格ではファタハ、つまりカスラ禁止
 マムヌーア・ミン・サルフが適用されるケースには次のものがある
(1) 一般に、この形: →(例文1)
(2) 一般に、末尾の形が () →(例文2)

(3) 固有名詞で、女性の名前 →(例文3)

(4) 固有名詞で、外来語つまりアラビア語でないもの →(例文4)

(5) 固有名詞で、末尾の形が () →(例文5)

(6) 固有名詞で、動詞と同じ形のもの →(例文6)
(7) 形容詞で、この形:  →(例文7)
(8) 形容詞で、この形:  →(例文8)


Copyright(c) 2007 BokerTov all rights reserved