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文法3-01 文法3-02 文法3-03 文法3-04 文法3-05 文法3-06 (次頁)

(イアラーブ、バナー)文法3-01
【文法3-01】
 (1) イアラーブは4種類:マルフーウ/マンスーブ/マジュルール/マジュズーム
 (2) バナーは4種類:ダンマ/ファタハ/カスラ/スクーン
 (3) ムアラブ/マブニイ → 【文法2-19】を参照

(ラフデイ、タクディリイ)文法3-02
【テキスト】

【説明/日本語訳】

成功の褒美をもらうために、ズヒールは努力している(例文1)
ハッジは青年に恋愛を禁じている(例文2)
招く者が招きを要求する(例文3)
私は真実の招く者に反抗しません、またその牧者を粗野に扱いません(例文4)
真実だけを実行した * 他の神と一緒に呼びかけるな * 真実以外に承諾するな(例文5)

【文法3-02】
 (1)(ラフデイ)は、単語の末尾にバナーが現れていてるもの
   単語末尾が弱文字でない場合がこれに該当する →(例文1)

 (2)(タクディリイ)は、単語の末尾にバナーが現れていないもの
   単語末尾が弱文字の場合がこれに該当する →(例文2、3)

  
   ただし単語末尾が弱文字の場合でもラフデイになるケースがある →(例文4)
 (3) 単語末尾が弱文字の場合の一覧
弱文字がアリフの場合弱文字がワウ、ヤーの場合
マルフーウ タクディリイ/現れないダンマ
マンスーブタクディリイ/現れないファタハ
ラフデイ/ファタハ
マジュルールタクディリイ/現れないカスラ
マジュズーム弱文字の削除
 【文法2-24】および【文法2-39】を参照

(ムダーファ・イラ・ヤームタカラム)文法3-03
【テキスト】

【説明/日本語訳】

私の友人を信用した(例文3)、私の友人をもてなした(例文2)、私の友人が来た(例文1)

【文法3-03】(ムダーファ・イラ・ヤームタカラム)は、

 (1) 1人称の代名詞ヤーがムダーファで結合したもの。意味は「私の〜」。
 (2) 単語の格が変化すると

イアラーブ上は、(主格/ダンマ、対格/ファタハ、属格/カスラ) と変化する。 つまりムアラブ()であるが、見た目と発音上はカスラである。→(例文1)〜(例文3)
このカスラを()あるいは()と言う、
【イアラーブの練習】

(イアラーブ・マハリイ)文法3-04
【テキスト】

【説明/日本語訳】

私たちは努力する人を賞賛する(例文2)、努力する人が賞賛される(例文1)
私たちは努力する人を信頼する(例文3)
臆病者が、まさにうそをつくのだ(例文4)
公的な利益より私的な利益を、決して先だたせるな(例文5)

【文法3-04】
 (1) マブニイ()である名詞:→(例文1)〜(例文3)
    例えば関係代名詞の()は
 (2) マブニイ()である動詞:→(例文4)〜(例文5)
    例えば強調ヌーン()を末尾にもつ動詞は
 (3) (イアラーブ・マハリイ)とは、
    マブニイである名詞あるいは動詞をイアラーブすることで、次の言い回しを使う。
( / / / )
【イアラーブの練習】

(名詞のイアラーブ)文法3-05
【テキスト】

【説明/日本語訳】

寛大な男を訪問した(例文3)、寛大な男を見た(例文2)、寛大な男が私に来た(例文1)
あなたの兄に固執せよ(例文6)、知識有る者を尊敬する(例文5)、アブ・ファダルが来た(例文4)

【文法3-05】 (名詞のイアラーブ)についての一覧

名詞の種類 (属格) (対格) (主格)
一般 (例文1〜例文3)
双数形
複数男性規則形
複数女性規則形
アスマーウ・ハムサ(例文4〜6)

アスマーウ・ハムサ()とは、次の5つの名詞を言う

【補足】 アスマーウ・ハムサに関する単語意味の補足

(名詞のムアラブ、マブニイ)文法3-06
【テキスト】 前半

【説明/日本語訳】

その礼儀正しい人が座っているところに座りなさい (例文1)
太陽が昇った時に私は来た (例文2)
もしあなたの心の思いが良ければ、あなたの行いは良い (例文3)
その先生のそばに立ちなさい (例文4)
学校の門のそばで私を待ちなさい (例文5)
今、私は来た (例文6)
昨日、私は来た (例文7)
私は決して悪い事をしなかった (例文8)
同様に、私は悪い事をしません (例文9)
あなたは来た所から戻りなさい (例文10)
私たちの先生のそばから私はやって来た (例文11)
今から、あなたの仕事を始めなさい (例文12)
昨日から、私はやって来た (例文13)
夜は、その仲間(星)とともに行った (例文14)

【文法3-06】 前半
 (1) 少しを除き、全ての名詞はムアラブ()である。
 (2) マブニイ()となる名詞は以下のものに限定される。
代名詞、指示代名詞、関係代名詞、条件詞、疑問詞、
イスム・フィアル →(文法3-36)参照、
幾つかのズルフ →後述
数字11から19 →後述
 (3) マブニイ()となるズルフ() は、以下のものが該当する
ズルフマブニイ
--
---
 (4) 上記で、に相当する単語の説明
():〜する所で / (-):〜のそばに
 (5) 上記で、に相当する単語の説明
():決して(過去の時制) / ():同様に(現在と未来の時制)
():〜した時に / ():もし〜ならば / (-):〜の前に
():今 / ():昨日
 (6) イアラーブ・マハリイ()に関しては、
となるケース→(例文1)〜(例文9)
となるケース→(例文10)〜(例文13)
となるケース→(例文14)
 (7) この他に、()もズルフでマブニイ、これは疑問詞でもある
【補足】 上記で、昨日(()) は、対格(例文7)、属格(例文13)、主格(例文14)で
 カスラ()であるが、(()) はムアラブ()である。


【文法3-06】 つづき
【テキスト】 後半

11人の男に立ち寄った(例文3)、11人の男を見た(例文2)、11人の男が私のもとに来た(例文1)
12人の男に立ち寄った(例文6)、12人の男を見た(例文5)、12人の男が私のもとに来た(例文4)

【文法3-06】 後半

 (8) 数字11〜19の場合の数字はマブニイとなる

数字第2数字()第1数字()
11,13〜19
12
 (9) 数字11,13〜19の第1数字のイアラーブ →(例文1)〜(例文3)

/ /

 (10) 数字12の第1数字は、双数としてイアラーブ →(例文4)〜(例文6)

/ /

 (11) なお第2数字は、イアラーブをしない


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