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(マムヌーア・ミン・サルフ)文法4-34
【テキスト】

【説明/日本語訳】

イブラヒームはアドナーニよりも背が高い (例文2) / ファリードは賞賛に値する作家です (例文1)
私たちは快適な幾つもの長椅子に座った (例文3)
砂漠には水がない (例文5) / 私たちは町の複数の通りを走った (例文4)

【文法4-34】

 (1) →(例文1)

・語尾にタヌイーンがつく名詞
・主格=ダンマ、対格=ファタハ、属格=カスラ
 (2) (マムヌーア・ミン・サルフ)  →(例文2)
・語尾にタヌイーンがつかない名詞
・主格=ダンマ、対格=ファタハ、属格=ファタハ
 (3) マムヌーア・ミン・サルフの種類
1) 固有名詞で、女性の名前、外来語、動詞と同形、複合の名詞、又は
 末尾が ()の名詞、の名詞

2) 形容詞で、末尾が ()の名詞、又は
の名詞、 の名詞

3) 末尾が()、又は()の名詞

4) : 不規則複数形の名詞でアリフ()を含み、

・その後ろに2文字ある形 → 例えば、()
・その後ろに3文字で2文字目がスクーンの形 → 例えば、()
 (4) マムヌーア・ミン・サルフは、次の場合に解除される
・属格で、アルがつく場合はカスラとなる →(例文5)
・属格で、ムダーファ()の場合はカスラとなる →(例文4)
※ただし属格でも、上記以外では、解除されずファタハとなる →(例文3)
 ※マムヌーア・ミン・サルフの詳細は【文法3-33】参照

(動名詞)文法4-35
【テキスト】 (前半)

【説明/日本語訳】

真実を知ることは求められることである / 私は真実を知った (例文1)
真実をつかむことは義務である / 私たちは真実をつかんでいる (例文2)
神に許しを求めることは有益である / 神に許しを求めなさい (例文3)

【文法4-35】 (前半)

 (1) (動名詞)

動詞からの派生した名詞()で、時間を伴わない動作を表す。
例文の中で赤線で示した単語 → (例文1)〜(例文3)
※動名詞は目的語を持てることに注意 →【文法4-14】参照
 (2) 3文字動詞から派生する動名詞の形は、各動詞により個別に違い種類は多い。
1) 3文字のままの形  → (例文4)
2) 語中に付加文字(アリフ / ワウ / ヤー)を含む形  → (例文5)
3) 語尾に付加文字(アリフ・マクスーラ など)を含む形  → (例文6)
4) 語尾に付加文字(ター・マルブータ)を含む形  → (例文7)
5) 語中と語尾に付加文字を含む形  → (例文8)
 (3) 4文字以上の動詞から派生する動名詞の形は、動詞の型によって決まっている。
9種類の型について動名詞の分類 → (例文9)〜(例文17)

動名詞      動詞の型


【文法4-35】 後半
【テキスト】 (後半)

【文法4-35】 (後半)

 (4) あまり使われない動詞、その動詞の型から派生する動名詞の形 → (例文1)〜(例文7)

動名詞      動詞の型

(能動分詞)文法4-36
【テキスト】

【文法4-36】

 (1) 能動分詞() は、能動態の動詞から派生した名詞()である.

 (2) 3文字動詞の能動分詞は、一般に、 → (例文1)
 (3) 3文字動詞でも第2文字がアリフの場合は、 → (例文2)
 (4) その他の能動分詞では、動詞未完了形から先頭文字を文字ミームに替えダンマとし、
   末尾の手前文字をカスラとする → (例文3)〜(例文4)、あるいは(例文5)〜(例文7)

 ※能動分詞の詳細は【文法3-37】参照

(受動分詞)文法4-37
【テキスト】

【文法4-37】

 (1) 受動分詞() は、受動態の動詞から派生した名詞()である.

 (2) 3文字動詞の受動分詞は、一般に、 → (例文1)
 (3) その他の能動分詞では、動詞未完了形から先頭文字を文字ミームに替えダンマとし、
   末尾の手前文字をファタハとする → (例文2)〜(例文3)、あるいは(例文4)〜(例文6)

 (4) 受動分詞は、受動態の動詞がムタアディ()の場合に存在する。

受動態の動詞がラージム()の場合には、
ハルフジャルあるいはズルフを使用しなければならない →(例文7)
 ※受動分詞の詳細は【文法3-38】参照

(シファ・ムシュバハ)文法4-38
【テキスト】

【説明/日本語訳】

黒色の (例文3) / 赤色の (例文2) / 白色の (例文1)
盲目の (例文6) / びっこの (例文5) / 片目の (例文4)
白と黒で目をマークした (例文9) / 目に白銀を塗った (例文8) / 大きな黒目の (例文7)
硬い / 賢い / 悪徳な / 難しい / 良い / 嬉しい (例文10)
怒っている / 寛大な / 豊富な / 臆病な / 勇敢な / 有徳な (例文11)
モラルがしつけられた (例文14) / 意見が真っすぐな (例文13) / 身長が平均な (例文12)

【文法4-38】

 (1) (シファ・ムシュバハ)

ラージムの動詞()から派生した名詞で、形容詞となる
 (2) 3文字動詞からの派生する種類で、形が決まっている形容詞
男性形は、女性形は

1) 色の種類() → (例文1)〜(例文3)
2) 欠陥の種類() → (例文4)〜(例文6)
3) アクセサリの種類() → (例文7)〜(例文9)

 (3) 3文字動詞からの派生する種類で、一般的な形容詞
その形は種類が多い、例えば

1) 3文字のままの形  → (例文10)
2) 語中や語尾に付加文字がつく形  → (例文11)

 (4) 4文字以上の動詞から派生する形容詞
1) 能動分詞()と同じ形 → (例文12)〜(例文14)


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