ホームページ公開方法
ここまでの手順では、エクスプローラから作成したHTML文書をダブルクリックすることによりブラウザに表示させ御自分で楽しんでいましたが折角作成したページを「友人、日本全国の人、世界中の人達に見てもらいたい!」と思うのが心情でしょう。そこで、その方法を順追って解説して参りましょう。
- 作成したホームページを設置するためのスペース確保が必要であり、その旨を登録しているプロバイダに申し込みます。(最近は、一定のスペースならば無料で貸してくれるサービスをしているプロバイダが多い。)そうすると、貴方のホームページを設置できるサーバマシンのアドレス、ユーザー名、パスワードが決まります。
- プロバイダが用意してくれたサーバマシン内の貴方のディレクトリに「作成したHTML文書ファイル」や「ページで必要な画像ファイル」などを転送するために「FTPソフト(ここではFTPエクスプローラで説明)」をインストールします。(インストールなどは、「必要な物」ページ参照)
- FTPエクスプローラを起動する。
- 起動すると接続画面が出てくるので[追加(A)]ボタンを押し各項目を設定して[保存(V)]ボタンを押す。
- 各項目設定

- @プロファイル名
- 貴方のわかりやすい任意の名前(BigLobeなど・・・)
- Aホストのアドレス
- 設置できるサーバマシンのアドレス(www2t.biglobe.ne.jpなど・・・)
- Bポート
- これはデフォルト値 21で問題ないでしょう。
- Cログイン
- ホームページ設置スペース確保申込時に決まったユーザー名
- Dパスワード
- ホームページ設置スペース確保申込時に決まったパスワード
- E初期のパス
- /~ユーザー名(/~Zipanguなど・・・)
- その他項目
- これといって変更、入力する必要はない。
- [マイコンピュータ]の中の[ダイヤルアップネットワーク]を開きプロバイダに接続する。
- プロバイダに接続できたら、次にFTPエクスプローラの接続画面の右上にある[接続(C)]ボタンを押してログインします。
- ログインできるとFTPエクスプローラの画面左側に登録しているプロバイダのサーバマシン内の貴方のディレクトリが表示されます。
- 次はそのディレクトリの下層にある[public_html]というディレクトリを開きます。(プロバイダにより保存するディレクトリ名は異なりますので確認しましょう。)
- すると、画面右側は最初何も表示されませんがそこへ貴方の全てのファイルを入れていけば登録完了です。
- ファイルの移し方
- FTPエクスプローラとは別にWindows 95標準のエクスプローラを起動しておいて貴方のホームページが保管してあるフォルダ(ここでは「homepage」)を開きそこから転送したいファイルを直接FTPエクスプローラの画面右側にドラッグアンドドロップすればはやいでしょう。注意しなければならないのは、「**.html」「**.htm」などの文書ファイルはASCIIモード(テキストモード)で転送し、「**.gif」「**.jpg」などの画像ファイルはバイナリーモードで転送することです。通常FTPエクスプローラの[ツールバー]の右から二つ目にある[B]マークを押した状態にしておけば大丈夫でしょう。
- また、TOPページとなるファイル名を「index.html」か「index.htm」にしなければいけないプロバイダが多いみたいですので注意して下さい。(Biglobeもそうです。)
- 後はインッターネットに接続し、自分のホームページURLを入力して思う存分ご覧ください。
