- 自動詞:
- 目的語(「〜を」「〜に」などに当たる言葉)をとらない動詞
- 第1文型で使う.
- 他動詞:
- 「を」や「に」を含むか含まないか
- たいていの動詞は自動詞と他動詞の両方を兼ねている.
- 話し手が必要だと思えば目的語を設けて他動詞扱いにし,必要がないと思えば目的語を続けないで自動詞扱いにする.
- ex1
- I studied math for two hours.:[他] 数学を2時間勉強した.
- I studied for two hours.:[自] 2時間勉強した.
- ex2
- He speaks English slowly.:[他] 彼はゆっくり英語を話す.
- He speaks slowly.:[自] 彼はゆっくり話す.
- 力を加えるか加えないか
- 力を加えて動作をするか,あるいは自然にそうなったのかということによって自動詞,他動詞をわける場合もある.
- 故意的だったにしろ,そうでないにしろ,誰かが何かをしたという事実が存在する場合は他動詞扱いにして目的語を必要とする.
- 対してただ単に何かが起こったという事実だけの場合は自動詞扱いで目的語は不要.
- ex1
- I dropped the tray.:[他] 私はお盆を落とした.
- The tray dropped to the floor.:[自] お盆が床に落ちた.
- ex2
- He's blowing a whistle.:[他] 彼は笛を吹いている.
- The wind is blowing hard.:[自] 強い風が吹いている.
- 自動詞の意味しかない動詞
- 「働く」work,「行く」go,「来る」come,「着く」arriveなど.
- これらの動詞に名詞が続く時は必ず前置詞を補う必要がある.
- 証券会社に勤めています.
- ○ I work for a securities company.
- × I work a securities company.
- 今夜マリコが宮崎空港に到着します.
- ○ Mariko arrives at Miyazaki Airport tonight.
- × Mariko arrives Miyazaki Airport tonight.
- 他動詞の意味しかない動詞
- 「〜を楽しむ」enjoy,「〜が好き」like,「〜が大好き」love,「〜について話し合う」discussなど
- 他動詞は目的語を必要とするので,すぐ後ろに名詞または代名詞が続かないと正しい文にはならない.
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- 情報源・関連先等
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