買ってもうたっ!

(2001年2月4日編)


今回のお買い物(2001年2月4日)

Pentium3 800E:22800円
ASUS S370-DL  : 1980円

 

 21世紀に入って早1ヶ月。今世紀最初の「買ってもうたっ!」が2月4日に出ました。

 Celeron400MHzを買って1年半。CPUの進歩って早いですねぇ〜。それに反比例するかのように「今の速度に満足する」時間が短くなってます。考えてみればまだ1年半しか400MHzを使っていないというのに,既に私の体内時計は「もっと速く〜っ。もっと周波数を〜っ」と叫び続けておるんです。やはりこういう気持ちが大切でして,こういう人がいるからこそCPUの開発が日進月歩で進んでいっているんですよっ。私の心は世界の技術開発に寄与しているんですよっっ!
 ・・・と何かミョーに自分を正当化しようとウダウダ言っているんですが,要はもっと速いCPUがぽちぃ〜っということなんですけどね(^o^;;

 今まで私のCPUは倍の進化をしてきました。ペンプロ牛さんは200MHz,セレロン牛さんは400MHz。ってことで,今度は800MHzにしたいところです。当初はCeleron533Aを買って800MHzにクロックアップさせる予定でした。でも,欲しい,欲しい・・・と言いつつ数ヶ月,いざ買うときになったら店に置いてないじゃありませんか! 生産中止になってしばらく経ち,ショップにはリテールはおろかバルクまで姿を消していたのでした。一部通販等で手に入ることは入るんですけどね。少なくとも大須のショップでは見たことがありません。わざわざこのために日本橋や秋葉原へ足を伸ばすのもバカらしいし。それとCeleron533Aはモノによってクロックアップ耐性が強いものと弱いものがあるんです。製造番号を見れば分かるんでしょうが,通販ではそんなの事前に確認できませんしね。ということで,Celeron533Aは検討から除外しました。
 先日,Celeron800MHzが発売されました。今度のは今までのCeleronとは違ってFSBが100MHzに引き上げられました。これでPentium3の800EとCeleron800MHzとの差がL2キャッシュの量だけになりました。さーて,どっちにしよう・・・。Celeronはまだ出たてで値段がかなり高め。同じ周波数のPentium3との差は3〜4k円と言ったところでしょうか。それだったら,Pentium3も大分値段が安くなってきたことだし,Pentium3にすっかー。・・・ということで無事に財務省からの購入許可が下りたことですし,情勢が変わらない内にと買いに走ったのであります。

 大須へ行って,TWOTOP,DOSパラ,中京マイコン,パソコン工房,コムロード・・・と,何件か物色しましたが,DOSパラが最安値をつけてました。私の予想ではコムロードかなと思ったんで,ちょいと意外な結果です。それでもコムロードはDOSパラの次点でしたけど。てな訳でPentium3の800EはDOSパラで購入。それとSlot1からSocket370へ変換するドーターカードも買わなくてはなりません。今Celeron用に使っているものは電圧設定が2V以上しかないため,CoppermineのCPUには対応していないんですね。んで,相性とか考慮してマザーと同じASUSから発売されているものを選びました。こちらは,扱っているショップが少なかったのですが,パソコン工房が最安値だったのでそこで購入。これで今回の暴走は完了。
 あと,UltraATA/100対応のIDE I/Fカードも欲しかったんですけど,力尽きたため次回に延期しました。

 終わってみればまたもやリテールパッケージ。バルク品とは差ほど値段差が無いものの,安上がりが出来ない性格なのねぇ〜。

 一夜明けた5日,早速CPU交換作業にかかりました。ドーターカードにCPUを取り付けて,次にFANを取り付けます。しかしこのFANがやっかいでして,FANの両側から爪が出ていて,それにSocket脇の出っ張りに引っかける要領で固定するんですけど,この爪がやたら堅くてSocket脇の出っ張りまで下げられないんですよねー。前のCeleronでは結構弾力性の良い爪だったもんですから,指で押し下げてやれば簡単にSocket脇まで下ろせたんです。しかし今回のはそれがそうもいかない。指に力を入れるもなかなか下りず,一時取り付けを中断して,FANだけ机の上に置いて両側の爪を指で押してある程度下がるように曲げてやろうとしてもなかなかうまくいかず。ついには指を切ってしまう有様。最後にはペンチを取りだして強引に下ろしました。ほんで,格闘すること数分。ようやくFANの取り付けも完了。マザーボードへの取り付けも難なく完了。ジャンパーでFSBとCPU周波数の倍率の設定変更も終え,試しに電源を入れました。そしたらBIOSの起動時にすんなり「Pentium3 800MHz」と表示され,あっさりと作業は完了しました。今まで一発目にまともに動いたなんてこと無かったんで,意外や意外だったんですけどね。まー,よかったよかった。

 そして,お約束のHDBENCHを計ってみました。

 

★ ★ ★ HDBENCH Ver 2.610 ★ ★ ★
使用機種
Processor Pentium II 801.8MHz [GenuineIntel family 6 model 8 step 6]
解像度 1024x768 65536色(16Bit)
Display Matrox MGA-G200 AGP - 日本語
Memory 260,940Kbyte
OS Windows 98 4.10 (Build: 1998)
Date 2001/ 2/ 5 10:42

HDC = Intel 82371AB/EB PCI Bus Master IDE Controller
HDC[X]=Creative Labs IDE controller
HDC = プライマリ IDE コントローラ (デュアル FIFO)
HDC = セカンダリ IDE コントローラ (デュアル FIFO)

A = GENERIC NEC FLOPPY DISK
C = GENERIC IDE DISK TYPE47
E = MITSUMI CD-ROM FX120T !B Rev b04

ALL

Text

Scroll

DD

Read

Write

Memory

Drive

23025

34948

51541

29172

13440

6053

0

42

9614

9437

40826

C:10MB

 

 まぁ,Celeron400MHzからPentium3 800MHzに上がった・・・って結果ですね(^o^;; 単純にCPUの能力が上がったこと,メモリのアクセスが上がったことだけ結果に現われています。当たり前と言えば当たり前ですけど。

 さて,これで今までの「Celeron牛さん」は「Pen3牛さん」へと改名されました。今まで使ってたCeleronはどうしようかな。今んとこまだ具体化してませんが,Ne2ちゃんに取って代わるものを組もうかな・・・と。