Fraser記録簿1


納車

フレイザー納車 99/10/9。今日は待ちに待った納車日。 本当は昨日納車予定でしたが、ちょっとした手違いがあって今日になってしまいました。 赤のフレイザーは、赤のフェラーリエンブレムのついたトラックに乗せられてきました。
納車手続きも早々に済ませ、早速女房と二人で何処か山にでも出かけようかと思いましたが、 マフラーがあまりにもみっともない。 このマフラーは、車検を取るためにヨーロピアンバージョンがワンオフで作ったものですが、 それにしてもひどい! そのへんに落ちてたサイレンサーと触媒くっつけただけじゃん。
カッコ良ければそのまま使おうと思っていたのですが、恥ずかしいのでもともと付いていた 車検非対応?のマフラーに交換する事にしました。 また、車検用にキャブもいじってるってことだったのでこれも調整することにしました。 でも、マフラーは何とかなったとしてもキャブに関しては全くの素人です。 下手に弄って走れなくしてもいけないので(^^;;、ドライブついでに九州7MLのメカニック、 イタリーさんちに持ってくことにしました。
フレイザー納車 カッコ悪いけど(^^;天気も良いし、キャブの吸気音もいい!気分は最高! 調子よく走っていると、なぜか突然エンスト。 しかも電気が全く来ていない様子(汗)。スターターすら回りません。助手席の女房もあせっています。 とりあえず、女房にハンドルを握ってもらい、車を押して路肩に寄せました。 ボンネットを開けて点検しようとしてたら女房が「そういえばあたし、何か赤いもの蹴った。。。」 というので、助手席の足元を見てみました。な、なに!?こ、こんな場所に キルスイッチが付いている!そうです。女房がキルスイッチを蹴って切っちゃったんです。 後から知ったことなんですが、フレイザーは皆この位置にキルスイッチが付いているそうです。 フレイザーの場合、緊急時のエンジン停止用ではなく盗難防止用らしいです。 しかし、フレイザーってキーシリンダーは2つ付いているし、キルスイッチは付いているし、 盗難には「これでもか!」ってくらい気をつかってますね。
キルスイッチを元の位置に戻したらあっけなくエンジンがかかりました(当たり前ですね)。 そして気を取りなおして再びイタリーさんち目指して走り出しました。 しばらく走っていると今度は足元が熱くなってきました。フレイザーは足元が熱くなるって聞いていたし、 初めて乗ったバーキンも結構熱かったので、こんなもんだろうと思っていましたが、 助手席の女房はひざを立てています。スカットル下に足を入れて置けないほど熱いそうです。 「まぁ、今日は天気も良く日差しも強いので、こんなもんだよ」とは言ったものの、この熱さは確かに困ります。 何とかしなければ。。。
そうこうしているうちにイタリーさんに到着しました。 イタリーさん、マフラーを見るなり「こ、これは酷かねぇ(^^;;;;;」。 持ってきたマフラーにサクサクっと交換してもらい、キャブ調整に入りました。 エンジンをかけるためにキーをONの位置へ。すると、どっかから「ぶいーん」という音が。 イタリーさん「ん?ヒーターのファンがまわりよるばい(^^;;;;;;」。

爆死。

女房から白い目で見られたのは言うまでもありません(泣)。

その後、キャブ調整を済ませ、帰路につきました。うーん。マフラーの音が。。。。
うるさ過ぎ!助手席の女房とも話しが出来なくなっちゃいました。
マフラー 後日、近所迷惑を考えてイタリーさんにワンオフの消音タイプマフラーを作ってもらいました。
左の写真は外側から、ヨーロピアンバージョン謹製(爆)車検対応マフラー、もともと付いていた爆音マフラー、 そして、装着しているのがイタリー謹製消音マフラーです。 こんなことなら最初から作ってもらえば良かった。。。

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