Diary of Piano Lessons

平成25年10月分

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第517回 Piano Lesson(平成25年10月4日)

10月は、Lullaby of Takeda ♪ を演習します。
この曲は、日本民謡「竹田の子守唄」を国府弘子がジャズ風にアレンジした曲です。

竹田の子守唄

    (1) 守もいやがる 盆から先にゃ 雪もちらつくし 子も泣くし
    (2) 盆が来たとて なに嬉しかろ かたびらは無し 帯は無し
    (3) この子よう泣く 守をばいじる 守も一日 やせるやら
    (4) はよも行きたや この在所こえて 向うに見えるは 親の家



一般論ですが、日本の童謡の中は「ペンタトニック」の音階(スケール)で出来ている曲が多いです。
ここからは、「Be-Bop Study」 からの復習になりますが、

    ピタゴラスという哲学者が活躍していたギリシャ時代には、現代の音楽の基礎となる発見がありました。
      音の振動数が 1:2 の関係にある2つの音が同時に鳴った時は、ほとんど1音のように響く
      音の振動数が 2:3 の関係にある2つの音が同時に鳴った時は、良い音に響く
    この仮説から、基音(C音)の振動数を256Hzとして、 2:3 の関係の音を数学的に作り出されました。
    これを「ピタゴラス音階」と言い、 2:3 の関係は「ピタゴラスの黄金分割」と呼ばれます。
      C音(256) → G音(384) → D音(576) → A音(864) → E音(1,296) → B音(1,944) → ・ ・ ・

      これを並べ替えると、「ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ」の音階(スケール)が作れます。

      C音(256) - D音(288) - E音(324) - F音(345.9x) - G音(384) - A音(432) - B音(486) - C音(512)



    ところで、「ピタゴラス音階」の最初の5音だけもってき並べ替えると、「ド、レ、ミ、ソ、ラ」という
    「ペンタトニック」の音階(スケール)が作れます。

      C Pentatonic:C - D - E - G - A - C



    詳しくは、「Be-Bop Studyコーナー」の Perfect 5th♪ , ペンタトニック♪ をご参照下さい。



「竹田の子守唄」は、「G ペンタトニック」の音階(スケール)で出来ています。


それでは、Lullaby of Takeda ♪のイントロの譜面から



では、イントロ譜面をパソコンMIDI演奏で聴いてみます。




譜面[A] は「竹田の子守唄」のメロディ−です。伴奏部分はイントロで使った伴奏を使っていますね。



譜面[A] をパソコンMIDI演奏で聴いてみます。


譜面[B] は、 譜面[A] を1オクターブ上げてアレンジしています。


譜面[C] は、ピアノ・ソロ・アドリブための前奏として挿入されています。



ここで、譜面[B] - 譜面[C] をパソコンMIDI演奏で聴いてみます。





次回は、「竹田の子守唄」の国府弘子ピアノ・ソロ・アドリブを演習します!


第518回 Piano Lesson(平成25年10月11日)

Lullaby of Takeda ♪ 国府弘子さんのアレンジでは、同じメロディーを、違ったコードで伴奏しています。



この二つの違いのニュアンスを、パソコンMIDI演奏で聴いてみます。


そして、ピアノ・ソロ・アドリブの演奏では、後者、譜面[E] のコード展開を伴奏として使っています。


譜面[D1] : Lullaby of Takeda ♪ の国府弘子ピアノ・ソロ・アドリブの第1コーラス目です。



では、譜面[D1] をパソコンMIDI演奏で聴いてみます。


譜面[D2] : Lullaby of Takeda ♪ の国府弘子ピアノ・ソロ・アドリブの第2コーラス目です。



譜面[D2] をパソコンMIDI演奏で聴いてみます。


ピアノ・ソロ・アドリブの前半、譜面[D1] - 譜面[D2] までをパソコンMIDI演奏で聴いてみます。





次回は、ピアノ・ソロ・アドリブ演習の後半です!


第519回 Piano Lesson(平成25年10月18日)

Lullaby of Takeda ♪ ピアノ・ソロ・アドリブ演習の後半です!

譜面[D3] : Lullaby of Takeda ♪ の国府弘子ピアノ・ソロ・アドリブの第3コーラス目です。
部分的に運指の番号を記入しました。また緑色枠部分の2小節はテキスト譜面と若干違います。



では、譜面[D3] をパソコンMIDI演奏で聴いてみます。


注記:譜面[D3]で緑色枠部分の2小節は、国府弘子さんのCDを実際に聞いて、私が耳コピーして書き直したものです。
なお、国府弘子さんのテキスト譜面では次のように書かれています。


譜面[D4] : Lullaby of Takeda ♪ の国府弘子ピアノ・ソロ・アドリブの第4コーラス目です。



では、譜面[D4] をパソコンMIDI演奏で聴いてみます。


譜面[D4]の最初の2小節に使われているアルペジオは、「G ペンタトニック」をベースにしているようです。


ピアノ・ソロ・アドリブの後半、譜面[D3] - 譜面[D4] までをパソコンMIDI演奏で聴いてみます。





では、次回に!


第520回 Piano Lesson(平成25年10月25日)

Lullaby of Takeda ♪ この曲の構成を確認します。

区分譜面小節数
イントロ譜面[Intro]4小節 x 2
メロディー・パート譜面[A] + 譜面[B]11小節 + 9小節
サブ・メロディー譜面[C]4小節
ピアノ・ソロ・アドリブ・パート譜面[D1] + 譜面[D2] + 譜面[D3] + 譜面[D4] 8小節 + 8小節 + 8小節 + 8小節
サブ・メロディー譜面[E]8小節
エンディング譜面[F] + 譜面[Ending]8小節 + 7小節


譜面[E]の紹介。ここは 譜面[C] と同じ小節を含んでいます。


エンディングの部分です。 譜面[F] は、イントロ譜面[Intro]と同じ小節を含んでいます。
譜面[Ending]は、譜面[C] と同じ4小節を含んでいます。



では、譜面[E] から 譜面[F]、 譜面[Ending] までをパソコンMIDI演奏で聴いてみます。


テキストは、楽譜集「国府弘子・ベストコンポジション」 (1997年)
Lullaby of Takeda ♪  (この曲は国府弘子CD「Bridge」に収録されている)

譜面[Intro] から 譜面[Ending] までをパソコンMIDI演奏で聴いてみます。




では、次回に!


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