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ファーイル(主語)		文法4-07
【テキスト】 前半
【説明/日本語訳】 女農夫は薪を集めた (例文2)／農夫は小麦を収穫した (例文1) 二人の看護婦が目撃している (例文4)／二人の努力家が勝利した (例文3) 労働者たちが成功した (例文5) この男が旅をした (例文6) 行った二人が戻って来た／私たちが送った人が戻って来た (例文7) 彼女たちは立った／彼らは立った／私はその演説を聞いた (例文8) 彼だけが欠席した／あなただけが出席した (例文9) ヒンド(彼女)は描く／アリイ(彼)は書く／(あなたは)勉強しなさい／(私は)勉強する (例文10)
【文法4-07】 (ファーイル)は、能動態の文章の主語である。 　(1) ファーイル(主語)が(あきらかな名詞)の場合の分類 男性名詞： 単数→(例文1)、双数→(例文3)、複数→(例文5) 女性名詞： 単数→(例文2)、双数→(例文4)、複数 　(2) ファーイル(主語)が(あいまいな名詞)の場合の分類 指示代名詞()： →(例文6) 関係代名詞()： →(例文7) 結合型代名詞()： →(例文8) 分離型代名詞()： →(例文9) 隠された代名詞()： →(例文10) 【文法4-07】は、【文法3-21】の復習。

【文法4-07】 つづき

【テキスト】 後半

【文法4-07】 後半 　(3) ファーイルが女性の場合、一般に、動詞は女性形とする。【文法1-20】 参照。 完了形動詞の女性形：語末にター()をつける→(例文1) 未完了形動詞の女性形：語頭にター()をつける →(例文2) 　(3-1) 次の場合は、必ず動詞は女性形 ファーイルが女性で、(人間や動物の女) →(例文3)、(例文4) 先行するムブタダが女性（ファーイルは隠された代名詞) →(例文5)、(例文6) 　(3-2) 次の場合は、動詞は女性形でも男性形でも可能 ファーイルが女性で、ファーイルの前に目的語が来る場合 →(例文7) ファーイルが女性で、(人間や動物以外) →(例文8) ファーイルが男性で、(複数不規則形) →(例文9) 　(4) ファーイルが男性の場合、単数／双数／複数規則形なら動詞は男性形 →(例文10)

（代理主語）		文法4-08
【テキスト】 前半 【説明/日本語訳】 小麦が収穫された ← 農夫が小麦を収穫した (例文1) オレンジが食べられた ← 子供がオレンジを食べた (例文2) 労働者たちはもてなされる ← 人々は労働者たちをもてなす (例文3) 私たちだけが命令された (例文5)、私は尊敬された (例文4) (私は)知られる／(私たちは)尊敬される (例文6) 親切にする人は賛美される (例文8)、この本は読まれる (例文7)
【文法4-08】 (代理主語)は、受動態の文章の主語である。 　(1) 代理主語が(あきらかな名詞)の場合の分類 男性名詞： 単数→(例文1)、双数、複数→(例文3) 女性名詞： 単数→(例文2)、双数、複数 　(2) 代理主語が(あいまいな名詞)の場合の分類 指示代名詞()： →(例文7) 関係代名詞()： →(例文8) 結合型代名詞()： →(例文4) 分離型代名詞()： →(例文5) 隠された代名詞()： →(例文6) 【文法4-08】は、【文法3-23】の復習。

【文法4-08】 つづき

【テキスト】 後半 【説明/日本語訳】 二匹の狼が殺された ← 猟師が二匹の狼を殺した (例文1) 金曜の夜は徹夜される ← アフマドは金曜の夜を徹夜する (例文2) 素早く前進がなされた ← 軍隊は素早く前進した (例文3) 水の中で浮かされる ← 魚は水の中で浮かぶ (例文4)

【文法4-08】 後半 　(3) 代理主語は何の代理をするか 目的語の代理→(例文1) ズルフ(時間、場所)の代理 →(例文2) マスダル(動名詞)の代理 →(例文3) ジャル・マジュルールの代理 →(例文4) 　(4) 能動態()の動詞から受動態()の引き出し：完了形に対して 1) 先頭文字をダンマ、末尾の手前文字をカスラとする 2) 末尾の手前文字がアリフの場合、 　　文字アリフを文字ヤーに変え、その手前をカスラとする 3) 完了形6文字の動詞の場合、第3文字目もダンマとする 4) 以下の形の動詞の場合、 　　文字アリフを文字ワウに変え、その手前をダンマとする 　(5) 能動態()の動詞から受動態()の引き出し：未完了形に対して 1) 先頭文字をダンマ、末尾の手前文字をファタハとする 2) 末尾の手前文字がワウ、あるいはヤーの場合、 　　その文字をアリフに変え、その手前をファタハとする 【文法4-08】の(4)と(5)は、【文法3-13】の復習。

（ムブタダ、ハバル）		文法4-09
【テキスト】 前半 【説明/日本語訳】 真実は勝利者である (例文1) イブラヒムは作家であり、詩人であり、演説者である (例文2) 努力した者は喜んでいる (例文4)／彼女は努力家です (例文3) あなたは努力家ですね (例文6)、どうしたの？ (例文5) 強さは保護者である／無知は有害です／知識は役に立つ (例文7) 無知はその所有者を低くする／知識は人間の度量を高める (例文8) 誠実は、それに乗ると賛美される／罪悪は、それを食べると健康に悪い (例文9) 忠実は信仰での約束にある／知識は出版物の中にある (例文10) その本はイブラヒムのもとにある／天国は母たちの足に下にある (例文11)
【文法4-09】 前半 　(1) 構文：　( )　＋　( ) (ムブタダ) と(ハバル) はどちらも主格 ムブタダは別名()、 ハバルは別名()とも言う 一般に、ムブタダが１つに対して、ハバルが１つある →(例文1) なお、ムブタダが１つに対して、ハバルが複数の場合もある →(例文2) 　(2) (ムブタダ)の種類 指示代名詞()： →(例文3) 関係代名詞()： →(例文4) 疑問詞()： →(例文5) 分離型代名詞()： →(例文6) 　(3) (ハバル)の種類 単語() →(例文7) 動詞文( ) →(例文8) 名詞文( ) →(例文9) ジャル・マジュルール/擬似文章() →(例文10) ズルフ/擬似文章() →(例文11) 　【文法4-09】は、【文法3-24】の復習。

【文法4-09】 つづき

【テキスト】 後半 【説明/日本語訳】 ウサーマは努力家です (例文1) ズヒールはいかがですか？ (例文3)／誰が努力家ですか？ (例文2) 実に多神教徒からのしもべは良い信者である (例文4) 努力家は愛される[男性の複数/双数/単数] (例文5) 努力家は愛される[女性の複数/双数/単数] (例文6) もしライオン(が現れた)ならば、私は出て行く (例文7) 誰が旅行者ですか？ ハリール(が旅行者)です (例文8) もし宗教が(存在し)なかったなら、人間は消滅したでしょう (例文9) サイードはいかがですか？ (彼は)努力しています (例文10)

【文法4-09】 後半 　(4) ムブタダ、ハバルの順序 1) ムブタダ、ハバルの順序は、一般に、入れ替えることが出来る →(例文1) 2) 必ずムブタダがハバルの前にくるケース →(例文2) 3) 必ずハバルがムブタダの前にくるケース →(例文3) 　(5) ムブタダの先頭にラームをつけることでムブタダを強調できる (別名) →(例文4) 　(6) ハバルはムブタダの属性を引き継ぐ [男性の複数/双数/単数] →(例文5) [女性の複数/双数/単数] →(例文6) 　(7) ムブタダ、ハバルの一方を省略できるケースがある ハバルの省略 →(例文7)、(例文8)、(例文9) ムブタダの省略 →(例文10)

（カーナ、その姉妹）		文法4-10
【テキスト】 前半 【説明/日本語訳】 真実が勝利者になり始めた (例文7) うそつきは愛されない (例文8) 神はまだ慈悲を続ける (例文9) 真実は美しさを続ける (例文10) 知識は静けさを続ける (例文11) 真実の所有者は強くあり続ける (例文12) ハーリドは勇敢であった (例文1) 夕方には信仰者が喜ぶ (例文2) あなたは寛大の所有者になりなさい(例文3) 雨が流れ続けた (例文4) 寛大な者は祝宴を泊まって過ごす (例文5) あなたは努力をし始めなさい (例文6) 人間は進行が良いかぎり賞賛される (例文13)
【文法4-10】 前半 　（カーナ、その姉妹）、別名() 　(1) 構文：　( )　＋　( )　＋ (イスム・カーナ) は主格、 (ハバル・カーナ) は対格 　(2) 動詞の種類は13個　→(例文1)〜(例文13) 　【文法4-10】は、【文法3-25】、【文法2-33】、【文法1-22】の復習。

【文法4-10】 つづき

【テキスト】 後半 【説明/日本語訳】 夕方にマリアムは人気がある (例文2)／夕方にファーテマは幸福であった (例文1) 寛大な人々はまだ愛されている (例文4)／寛大な二人が愛され始めた (例文3) 怠慢な人はまだ劣悪のままである (例文6)／あの人たちは努力した (例文5) あなただけが努力した (例文8)／あなた方は、人々を出した母国の善であった (例文7) (私たちは)努力した／(私は)誠実であった／アリイ(彼は)勇敢であった (例文9) (あなたは)敬虔になりなさい／ あなたは努力し続けた[男性の複数/双数/単数] (例文10) あなたは努力し続けた[女性の複数/双数/単数] (例文11) サイードは、法学者であり、文法学者であり、歴史家であった (例文12) 知ることと無知であることは同等ではない (例文13) ズヒールは考えが良い (例文15)／サイードは読み続けた (例文14) あなたは真実とともにあれ (例文17)／その命令はその手の中になった (例文16)

【文法4-10】 後半 　(3) 動詞の変化 イスム、ハバルが女性の場合、動詞は女性形とする →(例文1)、(例文2) イスム、ハバルが双数や複数であっても、動詞は単数形とする →(例文3)、(例文4) 　(4) イスムの種類 指示代名詞()： →(例文5) 関係代名詞()： →(例文6) 結合型代名詞()： →(例文7) 分離型代名詞()： →(例文8) 隠された代名詞()： →(例文9) 　(5) イスムとハバルの関係 ハバルはイスムの属性を引き継ぐ→(例文10)、(例文11) イスムが１つに対して、ハバルが複数の場合もある →(例文12) イスムとハバルの順序が入れ替わる場合もある →(例文13) 　(6) ハバルの種類 単語() →(例文1)など 動詞文( ) →(例文14) 名詞文( ) →(例文15) ジャル・マジュルール/擬似文章() →(例文16) ズルフ/擬似文章() →(例文17)

（インナ、その姉妹）		文法4-11
【テキスト】 【説明/日本語訳】 前半 ズヒールが来た、しかし彼の兄は旅行中です (例文2)／実に神は慈悲深い (例文1) 青春がもう一度戻って来たらなぁ (例文4)／真実は勝利者だと知った (例文3) 病人はおそらく回復しているようだ (例文6)／知識はまるで光のようだ (例文5) あの人たちが努力家であることを望みます (例文8)／彼はおそらく努力家だ (例文7) イブラヒームは作家、演説者、技師である (例文10)／努力する者は尊敬される (例文9) 私たちの子供たちは努力家 ／ズヒールと彼の兄は努力家 ／ズヒールは努力家 (例文11) 私たちの娘たちは努力家 ／ファーテマとサアーダは努力家 ／ファーテマは努力家 (例文12) 実に知識は彼の度量を高める (例文14)／実に知識はその所有者を強化する (例文13) 実に全ての物の上には真実がある (例文16)／実に知識は出版物の中にある (例文15)
【文法4-11】 前半 　（インナとその姉妹）、別名() 　(1) 構文：　( )　＋　( )　＋ (イスム・インナ) は対格、(ハバル・インナ) は主格 　(2) ハルフの種類は6個　→(例文1)〜(例文6) 　【文法4-11】は、【文法3-26】、【文法1-23】の復習。

【文法4-11】 つづき

【テキスト】 後半 【説明/日本語訳】 実にゴールの取得は忍耐の中にある (例文1) もし私に財産があったなら母国に役立てるのだが (例文2) 実に安楽は困難と供にある (例文3) おそらく善はあなたのもとにある (例文4) あなたが努力することが私を喜ばせた (例文5) あなたが努力することが誉められる (例文6) あなたが努力することは良いことである (例文7) 私はあなたが努力することを知った (例文8) 彼が努力するために、私は彼を尊敬した (例文9) 実に神は慈悲深い (例文10) 私はあなたを喜ばすことを行った (例文11)

【文法4-11】 後半 　(3) イスムとハバルの順序 一般には順序入替えはないが、以下の２つは順序入替えが出来る 1) ハバルがジャル・マジュルールの場合 →(例文1)、(例文2) 2) ハバルがズルフの場合 →(例文3)、(例文4) 　(4) アンナ() はマスダル()を作るために使う ファーイル(主語)となる場合 →(例文5) ナーイブ・ファーイル(代理主語)となる場合 →(例文6) ムブタダとなる場合 →(例文7) マフウール・ビヒ(目的語)となる場合 →(例文8) マジュルールとなる場合 →(例文9) 　(5) インナ() はマスダルを作るのでなく、あいまいさをなくして強調すために使う ムブタダとハバルの構文では、順序入替えが出来るため意味が曖昧になるおそれがある。インナ構文ではイスムとハバルの順序が固定で意味が明確 →(例文10) インナ() は、文の先頭あるいは関係代名詞の直後に使われる →(例文11)

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