トップ / 目次へ戻る 文法用語集 / 日本語版

(前頁) 文法4-21 文法4-22 文法4-23 文法4-24 (次頁)

(ムスタスナー(例外))文法4-21
【テキスト】 (前半)

【説明/日本語訳】

ハーリドを除く一族が戻った (例文1)
けちな者たちを除く人々に、私たちは敬意を表わす (例文2)
怠慢な者を除く学生たちに、私たちは親切にする (例文3)
ハーリドだけが来た (例文7) / 一族でハーリドだけが来た (例文4)
私はハーリドだけを見た (例文8) / 私は一族でハーリドだけを見た (例文5)
私はハーリドだけに立ち寄った (例文9) / 私は一族でハーリドだけに立ち寄った (例文6)

【文法4-21】 (前半)

 (1) (の例外) の構文:

) + () + (
(例外の道具)
 (2) (例外) の格
1) 通常は対格 →(例文1)、(例文2)、(例文3)
2) 否定文の場合は、
  対格、あるいは()の格を継承する →(例文4)、(例文5)、(例文6)
3) ()が省略された場合は、
  省略された()の格を継承する →(例文7)、(例文8)、(例文9)

【文法4-21】 後半
【テキスト】 (後半)

【説明/日本語訳】

怠慢な者を除く学生たちが成功している (例文1)
一族でハーリドだけが来た (例文2)
ハーリドだけが来た (例文3)
私はハーリドだけを見た (例文4)
私はハーリドだけに立ち寄った (例文5)

【文法4-21】 (後半)

 (1) (例外の道具)の種類

1) ハルフ:
2) イスム:
 (2) 構文: () + (/) + (

 (3) (例外) は常に属格、ムダーファ・イレイヒの形となる。→(例文1)〜(例文5)

 (4) の格

1) 通常は対格 →(例文1)
2) 否定文の場合は、
  対格、あるいは()の格を継承する →(例文2)
3) ()が省略された場合は、
  省略された()の格を継承する →(例文3)、(例文4)、(例文5)
は末尾が弱文字の名詞であることに注意【文法4-06】参照

(ムナーダー(呼びかけ))文法4-22
【テキスト】

【説明/日本語訳】

やあ、ズヒールよ / やあ、わが友よ / やあ、ガーファルよ (例文1)
やあ、アリーよ (例文2)
やあ、努力家たちよ / やあ、男たちよ / やあ、男よ (例文3)
やあ、知識ある者よ、あなたの知識を役立てなさい / やあ、アブダ・ラーヒよ (例文4)
やあ、娯楽に多忙な者よ、恥じなさい (例文5)
やあ、その女よ / やあ、その男よ (例文6)
やあ、この女よ / やあ、この男よ (例文7)
(やあ、ユースフよ、注意しなさい) ユースフよ、注意しなさい (例文8)
やあ、女生徒たちよ、頑張りなさい / やあ、生徒たちよ、頑張りなさい (例文9)

【文法4-22】(ムナーダー) は、
() + ()

 (1) の種類 →(例文1)

 (2) が主格となるケース
1) (固有名詞)で、ムダーファでない場合: → (例文2)
2) (意図的な呼びかけ)で、ムダーファでない場合: → (例文3)
 (3) が対格となるケース
1) ムダーファの場合: → (例文4)
2)(意図的でない呼びかけ)の場合: → (例文5)
 (4) が限定される場合には、が変化する。
1) → (例文6)
2) → (例文7)
 (5) が省略されるケースがある → (例文8)、 (例文9)

(マジュルール)文法4-23
【テキスト】 (前半)

【説明/日本語訳】

私たちは学校に行った / 私は家から出た / あなたは自分を信用せよ (例文1)
善は仕事の中にある / 私は屋根の上に立った / 私はその国に移民した (例文2)
夜明けが登るまでは平和である / ありがとう(恵みは神にある) / 知識は光のようである (例文3)
(同) / 私は神に誓って努力します (例文4)
(同) / 金曜の前に私は来た (例文5)
今日貧乏な者の多くは、明日に金持ちに成り得る (例文6)
私はあなたに関してその災難を否認した (例文7)
この男には良いモラルがある (例文8)
神に敬虔な人を信用しなさい (例文9)
なぜあなたはやっていないことを言うのか? / あなたは誰を信用しますか? (例文10)

【文法4-23】 (前半)

 (1) 名詞が属格()となるケース

1) 名詞の前にハルフ・ジャル()がある場合
2) 名詞がムダーファ・イレイヒの場合 →後述 【文法4-24】
3) 前にある名詞の属格を継承する場合 →後述 【文法4-25】
 (2) ハルフ・ジャルの種類 → (例文1)〜(例文6)

 (3) ハルフ・ジャルの補足説明

... 「神に誓って」 → (例文4)
... 「神に誓って」 → (例文4)
... 「の多く 」→ (例文6)
省略形: () → (例文10) 、 () → (例文3)
 (4) ハルフ・ジャルでの属格となる名詞()の分類
名詞(): → (例文1)〜(例文6)
代名詞(): →(例文7)
指示代名詞(): →(例文8)
関係代名詞(): →(例文9)
慰問詞(): →(例文10)

【文法4-23】 後半
【テキスト】 (後半)

【説明/日本語訳】

私はペンで書いた (例文1)
私は学校に行く (例文2)
(あなたは何で母国を発展させるのか?) 知識と仕事と献身とで (例文3)
(私は神にかけて誓う) 私は神にかけて (例文4)
(助かることは真実の中にある) 助かることは真実の中に (例文5)
(私はライオンのように生きている男を見た) 私はライオンのような男を見た (例文6)
一人として私たちの方に来なかった / 「一人として」私たちの方に来なかった (例文7)
私は一人も見なかった / 私は「一人も」見なかった (例文8)
あなたの価値は神である / 「あなたの価値」は神である (例文9)
勤勉は貧困ではない / 勤勉は「貧困」ではない (例文10)

【文法4-23】 (後半)

 (1) 動詞に関連したハルフ・ジャル

1) 動詞によって使うハルフ・ジャルが決まっている場合がある → (例文1)〜(例文6)
2) 動詞に類似したものでも同様、例えば能動分詞 → (例文2)
3) 質問文の回答では、動詞が省略されることがある → (例文3)
4) 意味が明解の場合は、動詞が省略されることがある → (例文4)〜(例文6)
 (2) 動詞に関連しないで単独に使えるハルフ・ジャルがある、例えば
 (3)
名詞を強調する目的で、ハルフ・ジャルを使い属格()で表現
1) 主語()を強調 → (例文7)
2) 目的語()を強調 → (例文8)
3) ムブタダ()を強調 → (例文9)
4) ハバル() / イスム()を強調 → (例文10)

(イダーファ)文法4-24
【テキスト】

【説明/日本語訳】

これはその生徒の本です (例文1)
私は銀の指輪を着けた (例文2)
私は夜の礼拝が好きです (例文3)
ハーリドの二人の客が旅行した (例文4)
私たちは正統なる学生たちです (例文5)
あなたの本を読みなさい (例文6)
この盲目の手をつかみなさい (例文7)
頑張る人の価値は高められる (例文8)
あなたは誰の本を読みましたか? (例文9)

【文法4-24】

 (1) イダーファ()の構文: (ムダーファ・イレイヒ)+(ムダーフ)

もともとは、((属格の名詞)+(ハルフ・ジャル))+(名詞) の形から、
ハルフ・ジャル()を省略したもの → (例文1)〜(例文3)
 (2) ムダーフ()の特徴
1) 非限定であっても、タヌイーンが付かない → (例文1)、 (例文2)
2) 限定であっても、定冠詞のアルが付かない → (例文3)
3) 双数形の文字ヌンが落ちる → (例文4)
4) 男性複数規則形の文字ヌンが落ちる → (例文5)
 (3) ムダーファ・イレイヒ()の特徴
1) 常に属格
2) 非限定なら、タヌイーンが付く → (例文2)など
3) 限定なら、定冠詞のアルが付く → (例文1)など
 (4) ムダーファ・イレイヒ()の分類
名詞(): → (例文1)〜(例文5)
代名詞(): →(例文6)
指示代名詞(): →(例文7)
関係代名詞(): →(例文8)
慰問詞(): →(例文9)


Copyright(c) 2007 BokerTov all rights reserved