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(タワービウ)文法4-25
【テキスト】 (前半)

【説明/日本語訳】

私は賢明な男に立ち寄った / 私は賢明な男を見た / 賢明な男が来た (例文1)
私は賢明な女に立ち寄った / 私は賢明な女を見た / 賢明な女が来た (例文2)
私は賢明な二人の男と、賢明な二人の女を見た (例文3)
私は賢明な男たちと、賢明な女たちに親切にした (例文4)
本を運んでいる男が来た (例文5)
私はモラルの良い男を尊敬した (例文6)
これは枝の上にいる小鳥です (例文7)
私はラクダに乗っている男に注目した (例文8)

【文法4-25】 (前半)

 (1) (タワービウ) は、継承という意味で、4つのケースがある

種類タワービウ(継承)参考
(形容詞) 【文法4-25】
(強調) 【文法4-26】
(言い換え) 【文法4-27】
(接続詞構文) 【文法4-28】

 (2) (ナート/形容詞)は、その直前にある名詞(マヌウート)から、
   格 (主格/対格/属格)、数 (単数/双数/複数)、(男性/女性)、(限定/非限定)を引き継ぐ
例えば
 格 (主格/対格/属格)の継承 →(例文1)、(例文2)
 数 (双数/複数)の継承 →(例文3)、(例文4)
 (3) (ナート/形容詞)は、文章あるいは擬似文章としても使える
動詞文( ) →(例文5)
名詞文( ) →(例文6)
ジャル・マジュルール/擬似文章() →(例文7)
ズルフ/擬似文章() →(例文8)

ただし、条件として(マヌウート)は非限定に限られる。
限定の場合は、文章/擬似文章は(ハール)の扱いになることに注意!
→【文法4-19】参照


【文法4-25】 後半
【テキスト】 (後半)

【説明/日本語訳】

勤勉なズヒールが来た (例文1)
(彼の)息子が勤勉なズヒールが来た (例文2)
(彼の)父が寛大な男が来た (例文3)
(彼らの)父が寛大な男たちが来た / (彼らの)父が寛大な二人の男が来た (例文4)
(彼女の)母が寛大な女を見た / (彼女の)父が寛大な女を見た (例文5)
(彼女たちの)母が寛大な女たちを見た / (彼の)母が寛大な男を見た (例文6)
(彼女たちの)父が寛大な二人の女に親切にした / (彼女の)父が寛大な女に親切にした (例文7)
(彼らの)母が寛大な男たちに親切にした (例文8)

【文法4-25】 (後半)

 (1) (ナート)の種類

1) :本当のナート、形容詞を意味する →(例文1)
構文: ()+()
2) :理由を意味するナート
構文: ()+()+(/)
 (2) の継承ルール
属性の代名詞
格(主格/対格/属格)常に主格(を継承) A←A
(限定/非限定)(を継承) A←A
性(男性/女性)(を継承) A←B→B (を継承)A
数(単数/双数/複数)(を継承) A←B常に単数A

日本語の意味は、
「A の B が()な A」 例えば、「彼の息子が勤勉なズヒール... 」 →(例文2)

適用例
が主格の例 →(例文2)〜(例文4)
が対格の例 →(例文5)〜(例文6)
が属格の例 →(例文7)〜(例文8)


(タアキード(強調))文法4-26
【テキスト】

【説明/日本語訳】

新月、新月が現れた (例文1)
知らせが来た、来た (例文2)
いえ、いえ、私は秘密をもらしません (例文3)
新月が現れた、新月が現れた (例文4)
これはライオン、ライオンです (例文5)
私が、私が学習を書いた / あなたが、あなたが学習を書いた / 私が、私が努力します (例文6)
その男、一人が来た (例文7)
その二人の男、両者が来た (例文8)
その男たち全てが来た (例文9)
私はその民族全てを見た (例文10)
私はその生徒たち全てを見た / 私はその軍隊全てを見た (例文11)
二人の男どちらへも立ち寄った / 二人の女どちらも見た / 二人の男どちらもが行った (例文12)
二人のどちらの女へも立ち寄った / 二人のどちらの男も見た / 二人のどちらの女も来た (例文13)

【文法4-26】 (強調)

 (1) (タウキード) は、その直前の名詞を強調すもので、

その名詞(ムワッキド) の格 (主格/対格/属格) に従う。
タウキードの種類は2つある。
1)
2)
 (2) は、同じことばを繰り返して強調する。
1) 同一単語の名詞: → (例文1)
2) 同一単語の動詞: → (例文2)
3) 同一単語のハルフ: → (例文3)
4) 同一の文章: → (例文4)
5) 同意語()の名詞: → (例文5)
6) 代名詞: → (例文6)
 (3) は、次の単語を使って強調する。

上記単語の末尾には結合代名詞をつける。

適用例
が主格の例 →(例文7)〜(例文9)
が対格の例 →(例文10)〜(例文11)
(例文12)では、属格/対格/主格の適用例

強調するために、継承() を使わない方法として、
ムダーファ()を使って表現する場合がある →(例文13)


(バダル(言い換え))文法4-27
【テキスト】

【説明/日本語訳】

イスラムの最初のカリフは、アブー・バカル、すなわちサディークです (例文1)
真っすぐな道、すなわち彼らに恩恵を与える道に私たちを導いて下さい (例文2)
やあ、その人々よ (例文3)
この男に親切にしなさい / この男をもてなしなさい / この男が来た (例文4)
クラスの1/3が戻った (例文5)
招待者のうち2人がやって来た (例文6)
軍隊のうち大隊が旅立った (例文7)
家の屋根が壊された (例文8)
私は馬の首をつかんだ (例文9)
ペンの頭が折れた (例文10)
先生の知識が私の役に立った (例文11)
内閣の仕事が変化した (例文12)
ハーリドの功績に私は感謝した (例文13)
私は馬のたずなをつかんだ (例文14)

【文法4-27】

 (1) (バダル) は、その直前の名詞を言い換えるもので、

その名詞(ムブダル・ミンフ) の格 (主格/対格/属格) に従う。
バダルの種類は3つある。
1)
2)
3)
 (2) (別名) は、単純な置き換え
単語での置き換え: → (例文1)
句あるいは文章での置き換え: → (例文2)
呼びかけで、 の場合: → (例文3)
指示代名詞の場合: → (例文4)
 (3) は、部分の置き換え: → (例文5)〜(例文10)

 (4) は、間接的にそれに属する何かを置き換え: → (例文11)〜(例文14)

(アトファ(接続詞構文))文法4-28
【テキスト】

【説明/日本語訳】

父と母は全ての中であなたに善である、それで父と母を尊敬し、父と母に親切にせよ (例文1)
先生が入った、そして次に生徒たちが入った (例文2)
父が来た、それから子供たちが来た (例文3)
私は馬あるいは自動車に乗ります (例文4)
ズヒールが来ましたか、それともウサーマが来ましたか? (例文5)
私がつかんだのは、紙ではなくペンです (例文6)
夜ではなく昼に旅しなさい (例文7)

【文法4-28】(接続詞構文)は次の構文を作る
構文: () + () + (

 (1) (マアトゥフ)は、(マアトゥフ・アレイヒ)の格に従う
 (2) (接続詞) の種類には次のものがある


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