店長慢(?)のコレクション  其の弐

正解はウエスタンアームズ製 ワルサーPPK/Sでした。
という訳で第2回目はウエスタンアームズ製 ワルサーPPK/Sです。

  
DATA
 口径  380 
 全長  154.8mm 
 銃身長  81mm 
 装弾数  7発 +1 

 ルサーと聞けば誰もが思い浮かべるのがワルサーP38。そうTVアニメ「ルパン三世」のエンディングにも歌われたあまりにも有名な銃である。しかしながら忘れるなかれ、ルパン三世がこの世に登場する前には一部の映画ファンの間ではワルサーといえば「PPK」であった。それは何故か。そう、007(ダブルオーセブン)の影響である。

 校生時代、まだレンタルビデオや家庭用VTRが普及していない当時、TVの映画やリバイバルなどでよく007の映画を見に行った。その時友人と、「何故ジェームスボンドはPPKなのか。」とよく議論したものだ。友人が言うには、イアン=フレミングの原作本の中でボンドはPPKの以前、実はベレッタM1934を使用していたのだが、敵に襲われた時とっさにベレッタをホルスターから抜けずに瀕死の重傷を負った。ベレッタを抜けなかった理由は、マガジンがホルスターに引っかかって抜けなかったという事である。それを聞いた上司のQに「それならワルサーPPKに代えろ」と言われ、それ以来PPKを使用している、という事らしい。まあ1934年、アドルフ・ヒトラーがドイツの首相に就任した時、突撃隊と親衛隊にこの銃を支給した事を考えれば、このPPK、与えられた使命に対していかに高い完成度を有していたかが伺えるものだ。

 あ何よりもこのWA社のPPK/Sは1981年に誕生したワケなのだが、金属製全盛時にはたくさんのメーカーがモデルアップしていたのに、規制がかかり金属製のPPKが生産できなくなって、モデルガンユーザーには「どこがPPKをプラスチックでモデルアップするだろう。」と長い間期待していた。そして登場となったわけだが、当時のGun誌もこのPPK/Sの快調なブローバックは絶賛していた。同時期に登場したマルシン製PPK/S(現在も発売中)が霞んでしまう程だったくらい熱狂していた。今現在でもその姿勢は変わらないが、それぐらい当時のWA社のPPK/Sは完璧であった。

 ローバック方式はベレッタM−1934と同じく自社開発のデトネーター方式であった。もう高校3年生で受験を間近に控えていた私であったが、この快調なブローバックを楽しむ為、1日中撃っていた記憶がよみがえる。
 発してはクリーニング、火薬の装填、その繰り返し、よく飽きずやっていたものだと思う。今ではモノグサになってしまったので、その当時のように細めには出来ないだろう。私個人の意見だが、やはりブローバックは「火薬」でなければと思う。あの引き金を引いた後の火薬の香り.......いいものですよ。


 て、次回登場はコレ。ちょっと難しいかな。  -->  其の三へ

 

 


店長自慢(?)のコレクション  其の壱

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