旅を楽しくするもの
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日本一周は長い行程です。長い旅をより楽しくするものは沢山あります。あなたの旅のテーマやスタイル、荷物の具合などにもよりますがたくさんの遊び心を持たせて、ゆったりと旅をして下さい。
- 星の知識
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- 天気の知識
- 旅は天候に大きく左右される。雨が降れば停滞を余儀なくされるだろうし、風向きのよって、その日の疲労の度合いが違ってくる。ラジオなどの天気予報だけども何とかなるが、ここは一つ天気に関する知識をある程度持っておくと、予定を立てるときなどに何かと都合がよい。
私の場合。
毎晩10:00からのNHK第2放送で流れる気象通報を聞き、天気図を作成して翌日からの予定を立てていた。
自転車旅行に関わる天気としては、雨がいつ降るか、風向きはどうか、翌朝の気温、台風の進路といったものだろう。
それらの目安となるものを簡単に紹介しておく。くわしくは沢山出ている天気に関する本を一冊読んでみるとよくわかるはずだ。ぜひ、目を通しておこう。いざというときに役に立つはずだ。
- ラジオを楽しむ
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- 日本の神話・伝説
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- 楽器を演奏する
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- 写真を撮る
- 旅の記録として写真はとっても有効な手段。
自転車で旅をしていると、普段はお目にかかれないようなシャッターチャンスが沢山ある。そういったものを逃さず、綺麗に治めるためにカメラにちょっとこだわりたい。
私は、多少重くはなるがオートフォーカスの一眼レフカメラを持っていった。これなら焦点のあった綺麗な写真が残せるし、セルフタイマーを使って自分自身の様子も治めることができる。
カメラにこだわったなら、やっぱりフィルムも少しこだわりたい。というわけで、私は一般のプリント用のネガフィルムではなく、スライド用のリバーサルフィルムを利用した。コレだと色が実に綺麗に出る。また、引き延ばしたときの鮮明さも捨てがたい。ただ、やや割高になるのがちと痛いが。
旅行中の場合、暗いところから明るいところまでかなりの範囲を一本のフィルムで対応しないといけないので、若干画質は落ちるが、ISO200〜400の比較的感度の高いものを使用すると良いだろう。フィルムに水は厳禁なので、食品用のフリーザーバックなどに入れしっかりと入り口を閉じておこう。また、使用済みのものには、マジックで印をしておくとよい。
一眼レフカメラ、リバーサルフィルムと来れば三脚もぜひ持参したい。コンパクトカメラでも、もちろん三脚があれば集合写真を撮るときなどに威力を発揮するに違いない。
私の場合、ある程度しっかりといていてしかも軽い三脚をあれこれと探し回り、ベストなものを購入した。
アウトドアショップなどには、コンパクトなミニ三脚も売っている。一眼レフのような思いカメラだと不安だが、コンパクトカメラならこの程度でも十分威力を発揮するはずだし、場所もとらない。ぜひ、カメラと一緒に携帯しよう。
旅行中の限られた機材で、綺麗な写真を残すポイントを簡単に紹介しておく。
必要最小限の要素だけに絞り込む。
全景や背景をぼかして整理する。
黄金分割を知る。
縦長の画面を巧く利用し、広角感を出す。
色彩の対比を利用して際だたせる。
明暗を対比させることによって明るい部分の印象を強める。
- 小説を読む
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- 釣りを楽しむ
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- 山登りをする
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- 山菜取りに興じる
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- バードウォッチング
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- 社会科の教科書を確認する
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- サイクリングロード
- 全国にはたくさんのサイクリングロードがある。近年の自然環境意識の高まりと、アウトドアブームに伴い増加傾向にあるように思う。
主なサイクリングロードは、主要都市と主要観光地とをうまくつないでくれているものや、車の少ない堤防沿いの道、廃線後などを利用して作られている。車の進入はないから安全だし、休憩所が定期的に設けられていたり、近くの観光地の標識などが細かくしるされていたりするので積極的に利用しよう。
中には、サイクリングロードなのに自転車が通れない道などもあるので、あまり信用しすぎない方がよい。私もだいぶ裏切られた。バイクなどの進入を防ぐために設けられた柵のおかげでスムーズに走れないところ(長良川サイクリングロード)や、砂浜から飛んできた砂が堆積していて足をとられてしまうところ(羽咋サイクリングロード)など。
こういった情報もぜひ寄せていただきたい。
主な大規模サイクリングロードと私が旅の途中に見つけた小規模なサイクリングロードを簡単に紹介する。
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