最終更新 2024/3/28 Scotland 海外旅行 写真
エディンバラ城 1984年 2月 NikonF
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スコットランド工場へは1983~1985年に4回、アンカレッジ経由、
ロンドン乗り継ぎで約160日出張した際に撮影した。
休日の昼間はホテルを追い出されることから、ホテルに一番近い町、
Bathgateを中心に日帰りの範囲で、城めぐり、博物館、美術館、
エディンバラ城などの城廻、St andrewsへゴルフグッズの買出し
などの写真が多い。
我が家のやきもののうち“ボーンチャイナ”は、Glasgowの
チャイナバザールで購入し、ハンドキャリーたもの。
雑貨では高価なカシミヤセーターから、野鳥のコースター、ミニカー、など物色する。
野鳥のコースターは図鑑になるほど、詳しい。正規品とSecond品
行きの飛行機で、JALかBAに布バックを破られ、しょうがなく買った鞄だが
ノートパソコン、A4ファイルが5冊収納でき、国内出張向きで
取っ手の皮が切れるまで、使い勝手がよく25年以上使った。
バーバリーショップのクリスマスセールで 30%OFF £50 だった。
英国のTVコマーシャルで トライスターの荷台にすっぽり収まる設計と
放送されていたが、トライスターはスキャンダルで就航は短かった。
ロールスロイスは見当たらず、ジャガーと旧式2階建てバス
右は西ドイツの チョロQ ダイキャスト製 前に押しても後ろに引いても、前に走る。
鉄道模型なども珍しく,
お酒以外にもお土産品は豊富だった。
1983年はシングルモルト(右写真)が流行中でGLENMORANGIE3本と
安価1本を持ち帰るのが常であった。
税関で安い1本に課税してもらうとスムースに通過できると言われていた。
最後の出張では、シングルモルトの流行も下火で、はやりは
生まれ年のスコッチで、当時、1949年物は種類も多く、
安く£40くらいだった。60年ものにして飲んだ。
洋酒の履歴
サントリーバー トリス・ハイボール 80円くらいから外飲み。
父親は 船乗り・土産のジョニ赤を生野の炭酸でハイボールに。
お相伴する頃は 角 就職前は リザーブ になっていた。
土地柄、小樽ではなく、山崎でしょう。今でも 角 のハイボールが一番好き
炭酸は生野銀山副産物と瓶に書いてあったと記憶していたが、
時代的には、ウイルキンソン炭酸で、炭酸煎餅の有馬だったかもしれない。
有馬温泉には炭酸水の井戸があり、1960年頃に見たことがある。
1983年 スコットランド工場の支援に出張、ウイスキーの歴史を学ぶ。
Old Parr、JOHNNIE WALKER、CHIVAS REGAL、Glenfiddich
歴代のベストセラーだそう。1983年はGLENMORANGIEだった。
Glenfiddichは初のSINGLEMALT
スコットランドはヨーロッパでは珍しく、水質がよく、水が飲める。
グレン(谷)毎に160とか蒸留所がある。熊本は村ごとに250の焼酎がある。
外はマイナス20度の世界、ホテルのバーで グレンxxxを端から飲んでゆく。
バーのおばちゃんは氷を入れるのをとても嫌う。オンザロック厳禁。
冷たいと、良さが判らないという。水割りの方が良いと言われた。
よくわからないけど、瓶ごとに説明してくれる。
こちらも、チーたらやかっぱえびせんと表持参で、味、香りなど点数付けをして暇つぶし。
ホテルのバーで Bell30p~GLENMORANGIE70p一番高い
だけど、嫌味がなく、独特の香りと味、どこか違って、一番美味しい。
酒屋でGLENMORANGIE 10・OLD One Quarter(約1013ml) £12くらい
1983年暮れ、日本橋 高島屋 10年物700ml ¥13500 凄い差
銀座のバーで スコットランド工場行くなら、運び屋しないかだって。
円最強の頃、GLENMORANGIE 海外の免税店より、東京八重洲が最安値。
オリーブオイルもそうだがブレンドは良いとこどり、Bellだって、相当美味しい。
ハワイのお土産で貰ったが入れ物がかっこいい。
スコットランド工場の総務部長が日本にきて、
山崎より小樽がスコッチウイスキーに近いと言った。
(山崎は日本独特のウイスキーと思えは楽しい)
スコッチの後は Hennssy、Camus、Remy Martin XOで飲み比べ。
技術者は比較検討が大好き。ところがアルマニャックの方が良いと
おっしゃる方がいてChabotまで手を出す。中身より入れ物が高価。
1980年代は日本の技術が世界最先端を走っていたが、
高級品を買い漁る、卑しい日本人に映っていたと思う。
ただ、コニャックは妙に甘く、普段飲まないので、最近まで、残っていた。
使いみち、紅茶に角砂糖、火を付ける。
装置を点検に来るドイツ人がお茶ばっかり飲んでいるから国が傾くと言っていたが、
紅茶についても、すこし、勉強した。ホテルには電気ポットとひもなし紅茶パックが沢山あった。
砂糖もミルクも、もちろんレモンも入れず、烏龍茶や日本茶のように飲んでいた。
Scotland工場の現地技術部長は FORTNUM&MASONがお薦めと言う。
(小田急デパ地下で売っていたが舶来品はメチャ高い)
メーカー差もよくわからないし、味の種類が色々あっても、これらを分類することもなかった。
ただ、最も不味いとおもったのがEarl Greyで、なんと薬くさいと思った。
嗜好的に、味付け紅茶、お高いアップルティーも好まなかった。
整髪料は今も 柑橘系エロイカを使っているが、お紅茶の柑橘系はどうも。
オレンジペコ(Orange Pekoe)は柑橘オレンジとは関係なく、先から2番目の葉っぱ。
5年ほど前に、元外交官夫人の方からインド土産で貰ったDarjeelingはかなりの上物だった。
コロナ禍の前、都内いたるところに、行列ができた台湾茶(アイスティー)、ベースの人気はEarl Grey。
最初は中国人の女性旅行者、次に女子高生、最後が日本のおばちゃんで50mの行列。
当時、スーパーの紅茶売り場からDarjeelingがなくなりあの薬臭いEarl Greyが占領していた。
その時期に色々探して見つけたのが下の写真で、数年、まとめ買いしている。
KALDIで比較的安い TWINING Darjeeling。
砂糖、ミルクを入れない場合、すこし甘みのある ダージリン が ケーキにあう。
フローレンスターコイスcup&saucer 1客しかないチャイバザール展示品。ケーキ皿 在庫6枚あった。
205mmの皿、違いが判る人はボーンチャイナに詳しい。 (見込違い)
コーヒーカップは意外にシンプルな形状。
ガラス・セラミックスの技術担当をしていた時、窯業協会誌に、ボーンチャイナの組成が書いてあった。
ヨーロッパの陶磁器はお手本が伊万里や柿右衛門と言われているが
洋食器はドイツ、フランス、英国の影響が大きい。特に紅茶の国のボーンチャイナは影響大。
協力会社の営業が結婚の時、ボーンチャイナのカタログを持ってきて、
社員価格で売ってやると言われてセットを買った。
業務用のカタログらしく、和食器まである。
目ぼしいのは、下記二つ
ミラノは沈金があるので、電子レンジで使えない、パスタ皿とスープ皿を購入している。
フラワーディープは、白に温かみがあり、気に入って使っているがティポットはほとんど出番なし。
耐熱ガラスのホットは茶葉の沈降が見えるので、飲み頃が目視で判断できる。
グラスゴーのチャイナバザールは数年間、日本までカタログを注文票と共に送ってくれていた。
カタログだけでも十分楽しめる。各社同じ寸法で、形式が同じカタログ。
AYNSLEY ハンドキャリーしたplate390mmとcup&saucer ちょっと華やか。
出張中の出張は London→Evesham、Dublin、Stuttgrat→Geislingen。
宿泊したイブシャムホテルはアメリカ式でなく、古典的なバスタブ、アンティークの様な木製ベッドと
落ち着いた家具があり、何もない広い庭があった。この写真がたぶんホテルだったと思う。
Stuttgrat→Geislingen
ホテルに迎えに来てくれた車は もちろん ベンツ アウトバーンを時速200kmで助手席にて実感。
帰りは列車で 屋根にメルセデスのマークが輝く シュツットガルト駅に到着。
ドイツは朝が早い、早朝出発、夜駅着、早朝空港へ、シュツットガルトの写真は全くない。
1984年、スコットランド工場の装置と薬品を調達するための出張で、SPA(温泉)もある町だった。
昼食は 鹿料理 ラズベリージャムで煮たような鹿肉料理と ワンタンのような具の薄味スープ。
この地方、ビールはジョッキーでなく、200mlの小ワイングラスだった。
食堂はビール別払い制、シンガポールも同じだったが、がま口バッグのお姉さんに注文する。
出張中は日本人スタッフが夕食によく呼んでくれる。
アボカドの刺身・わさび醬油、ブルーナンの燗酒
UKは 持ち込み酒類1本で、日本の上司からは、
成田で酒パック1本を買っていくようにと指示されてはいたが
日本酒党は苦労されていた。
シュヴァーベン・アルブSchwäbische Alb
NikonFをぶら下げていた関係で
お土産に2Kgもあるアルバムをくれた。中身は 森 畑 教会 230ページ 人はいない。
A4より大きい 4つ切りサイズ 制作1982らしい カメラデータは記載なし 裏面社名入り。
絵はがきの様な風景写真で、なかなか美しい写真集だが重かった。
シュヴァーベン・アルブは ウキペディアがあり、相当詳しい記述と現在の写真が多くある。
重い物と言えば もう一つ 父親のリクエスト品
2冊セットで 3.5Kg