音楽鑑定団のページ

ジャズやフュージョンを聞きたいけれど、何から聞いたらいいのかわからない。
こんな方にぴったり。私が絶対の自信を持ってお薦めするアルバムの数々!

世に名盤と呼ばれるものは星の数ほどありますが、本来歴史的価値とか
貴重な録音とかいう要素は演奏の内容とは直接関係ありません。

ここにご紹介するのは実際に聞いて感動、聞いて楽しめるアルバムです。
中にはCD未発売や廃盤のものもありますが、とにかく何か買ってみて、
気にいればさらにそのプレイヤーの他のアルバムを聞いてみましょう。
一緒に演奏している他のプレイヤーやプロデューサーなどもチェックしながら
徐々に範囲を広げていきましょう。
シーンに合わせてお楽しみ下さい。


CDのことならMusicMartさんのページがお薦め!新作の情報、Discountもあるよ。

WAJA
和歌山県ジャズプレイヤーズ協会が発足しました。WAJAホームページはこちら。
  
プロもアマも一緒にジャズを盛り上げていこうってことになりました。
  お蔭様で、2001年5月13日発足以来、すでに会員は140名を超えました。
  演奏する人も、やってみたい人も是非一緒に活動しましょう。


静かなバラード系

趣味のいい4ビート

ボサノバ、ラテン

メロウなフュージョン

ファンキー

ビッグバンド

***************************************

monologue

このコーナーをほったらかしにしているとお叱りを受けました。すみません。
時の経つのは早いものです。(単なる言い訳です)
さて、前回もThe Crusadersのアルバムを紹介しましたが、
今回は彼らの名盤、ロスアンジェルスのクラブRoxyでのライブアルバム"SCRATCH"のジャケットの話。


SCRATCH / THE CRUSADERS (1974)

発見をしました!
今まで、何百回と聴いただろうこのアルバム。
なのに全然気が付かなかったんです。
何気なくジャケットの裏を眺めている内に、「あれ〜、マックスベネットって左利きだったか〜?」
気になって他の写真もじっくり見てみると、お〜、こりゃおかしいんじゃないのってことになりました。
あれも、これも、何枚も写真が裏返ってるんだ。
CDはどうなってたんだろと探すものの、こんな時はなかなか出てこない。
あっちをこっちを探してみても一向に見つからないまま1ヶ月。
ふと見ると、何度も見た場所にちゃんとあるじゃないですか。
いったい君は今までどこにいたんですか?どう考えてもおかしいな。
まあいいか、とにかくLPとCDを並べて自称Crusadersおたくの私が検証してみました。
さて、LPには14枚のカラー写真、CDには3枚のモノクローム写真が載っています。
これを解説してみましょう。

まずはLPから


(上左)ウェルトンフェルダーの吹くテナー、サイドキーは本来左手側にある筈なのにここでは右に。(裏返し)
(上右)ラリーカールトンも左利きかよ!(裏返し)



(上左)マックスベネットが左手でベースを弾いてし、ステイックスフーパーの叩くハイハットがなぜか右足に。(裏返し)
(上右)ジョ−サンプルがエレピを弾くがこれだけでは何とも?(不明)


(上左)ウェルトンフェルダーの右手が上に来てるよ。(裏返し)
(上右)キーボードだけじゃ分かりにくいけど、向こうにドラムのセットが見えるから並びは正常。(正常)


(上左)分かりにくいが頭の禿具合からすると手前がウェルトンでむこうがウェイン。(正常)
(上右)ハイハットは本来あるべき左足側に、良かった。(正常)


(上左)ウェインヘンダーソンは右手でスライドを持ってるからこれは大丈夫。(正常)
(上右)タムタムの並びが逆。(裏返し)



(上左)皆本来の姿ですね。(正常)
(上右)スライドは左手じゃないって言うのに。(裏返し)


(上左)エレピは分かりにくいけど、ラリーカールトンのギターは逆。(裏返し)
(上右)またもや反対の並び。(裏返し)

ここからCD

(上左)LPと同じ写真(裏返し)
(上右)LPと同じ写真(裏返し)


LPと同じ写真(不明)

というわけで、LPに載ってる14枚も写真の内、8枚は裏返し、5枚が正常、1枚が不明となりました。
アルバムデザインなのか、単に「やっちゃった」のかは分かりませんが、
アルバムデザインを受け持ったTom Wilkes Production, Incに聞いてみたい気もします。
こんなことやってる私は暇人なのでしょうか、そっちの方がちょっと心配になします。

monologue

ホームページに戻る

お問い合わせはこちらjazz@mta.biglobe.ne.jp