冒険野郎第五弾

耐寒キャンプin今津浜

1997/2/22〜2/24

第四話「大垣ICまでの道程、そして・・・」

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チェーンを購入してその後の安全を確保した料理長はとりあえず大垣ICをめざし、

R21に入った。近くのコンビニで関西組に連絡を入れる。とりあえず、こちらが

遅れるのは確実な状況なのでその件を伝えようと思ったのだ。

「すまん〜。名神が事故でちょっと間に合いそうにないわ。今そっちはどこにいる?」


しかし返ってきた返事は料理長の想像を超えるものだった。

「今、栗東。全然すすまへんわ〜・・・。スキー客でごったがえしとる。」


そうなのだ。まさかキャンプにいく奴はいないだろうと思っていたのだが、スキー

にいく奴はいくらでもいるのである。しかもこの天候。雪はいくらでも降っている。

「料理長も事故のないように来てやぁ〜。」

とりあえず、まずは神田PAにたどり着くことが先決である。R21からR258に

うつり、そのまま大垣ICを目指す。


時々雪が降る。道路の端は雪が凍結してうっすらと白くなっている。車はみな時速

40km未満で徐行運転。30分くらい走っただろうか。名神の標識が見えてきた。

「岐阜・羽島IC約2km」


・・・・!!。なんと!!大垣ICに向かっていたはずがいつのまにか一つ手前のICに向かっていたのだ!!どこかで道を間違えたらしい・・・。こ、この時間の惜しいときになんということだ!!

そのまま進んでみたが次の標識で「岐阜羽島〜大垣工事渋滞約5km」という表示を見てそのままUターン。今度こそ大垣ICをめざし車を走らせた。


大垣IC。やっとのことで到着したのだが、料金所に入ると何やらトラックの列が

料金所の外まで続いている。嫌な予感が走る。そして、料金所の電光掲示板には「大垣〜八日市 ユキ 除雪中」の文字が・・・。

15分ほど待ってみるがピクリとも動かない。

再び、隊長(関西組)に連絡をいれ、高速は断念。一般国道で関ヶ原を超える旨伝え、料金所を後にした。その頃から、雪がシンシンと降ってきたのだった・・・。

つづく


#冒険野郎顛末記。当初は3回で終わるつもりがまだプロローグをつづけているぞ!!

#結局高速道路を断念することになった料理長。一般国道による関ヶ原越えだ!!

#しかし、料理長にはチェーンがある!!これさえ装着すればなんとかなるはずだ!!

#でも料理長はこれまでチェーンなんぞ装着したことがないぞ!!できるのか!!

#この時点で時刻は2/22午前3時。順調に行ってればもうとっくに着いているはずなのにぃ〜!!!

#次回、「関ヶ原越え、そしてメンバーとの再会」ようやくプロローグが終わるぞ〜!


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