道路や用水路など様々な施設をつくるにあたっては,まず施工地区の測量が必要である.また,様々な環境調査にも地域の位置関係を把握する測量の知識が欠かせな
い.そこで実際に地図や図面の作成で用いられる理論や手法についての知識を得ることを目的とする.
測量全般にわたる知識・技術を習得させるが,とくに
①測量機器・器具の構造,調整法及び使用法の理解,
②各種測量技術の最も基礎的な知識と技術の修得を目標とする.
基本的には講義形式で実施する.同時期に開講される測量学実習Ⅰにおける実習内容との連携を図りながら行う.また測量学の知識を応用できる様々な場面について
も紹介し,興味を持たせるよう勤める.必要に応じて計算演習を課し理解を促す.計算はすべて関数機能付きの電卓による方法とする.
2020-01-11